[K-1 WORLD GP] ホースト、トーナメント引退宣言。大阪大会に来場
▼ (9/24 up) 左足膝の故障と持病のアトピーの悪化で、今年のK-1ワールドGP開幕戦を直前にキャンセルする事になったアーネスト・ホーストだが、この事件が「帝王」の心に落とした影は、思いのほか深かったようだ。23日の大会当日、開幕式前に大阪ドームのリングに上がったホーストは、自らトーナメント戦からの引退を表明したのである。
「Mr.パーフェクト」の異名を取るほどの完璧主義者であるホーストの事、自らの体調管理がままならない現在の状況に、プロとしての矜持が大きく傷ついたようだ。K-1 GP四回制覇('97,'99,'00,'02)という前人未到の記録を最大の誇りとし、近年は「I'm a four times champion」と四本の指を突き立てるパフォーマンスでも親しまれたホーストだが、遂にそれを五本指に増やす夢は断念せざるをえなくなったようだ。
【ホーストのコメント】 「ミナサン、コンニチワ(ここまで日本語で)今日は本当に闘いたかったのですが、私には長年の古傷である左足の故障があり、それを十分に治す事ができず、闘う事ができません。私も40歳です。もうトーナメントの闘いに終止符を打つべきだと感じました。まだ、闘いたい気持ちはあります。スーパーマッチではそれも可能かもしれません。しかし、トーナメントはもう無理だと思います。私がトーナメントで闘う事を期待してくれた友人達には、本当にお詫びしたい。多分そんなことはもう無いと思いますが、もしかしたらもう一度トーナメントで闘いたくなるかもしれません。ただ、今は「ノー」と言うしかないと思います。これまでずっと私を支えていただいた事に感謝します。押忍」
Last Update : 09/24 13:30
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