[パンクラス] GRABAKAが独立。今後もパンクラスと交流

▼ (5/2 up) パンクラスGRABAKAが2日付けでパンクラスから独立した。GRABAKAのメンバーとパンクラスの尾崎允実社長は2日、パンクラスの本社のあるP's LAB東京で記者会見。GRABAKAはマネージメント等でパンクラスから独立し、今後は独自に各団体・プロモーションと出場交渉を行う。だが尾崎社長が「ケンカ別れではない」と説明するように、今後も両組織は交流を続け、これまでどおりGRABAKA勢はパンクラスマットに参戦する方向だ。各メンバーの具体的な試合の予定はまだ決まっていない。
　会見には“ボス”菊田早苗を筆頭に、郷野聡寛、佐々木有生、石川英司、佐藤光芳、三崎和雄、山宮恵一郎、修斗を主戦場とする山崎剛が出席した。GRABAKAは元々、新宿のスポーツセンターのフリー選手の集まりが発展してできた軍団のため、メンバーの独立心は強い。尾崎社長と菊田の間では３年前のGRABAKA創設直後から、この問題について話し合いを続けてきたという。他の選手も共通の意識を持っており、「そこの部分は気持ちが一つだった」と菊田は明かす。菊田は交渉ごと等「すごく面倒臭いことに今後絡んでいかなくちゃいけない」と心配を抱えつつも、「今はどっかにお世話になりっぱなしという時代じゃない」と現状を判断。「自分達もこれから勝ち残っていかなきゃいけない。良くなるも悪くなるも自分達の力でやって、失敗しても後悔無しで頑張っていく」と不退転の決意を示した。（井原芳徳）（写真提供：Juko Ito）

Last Update : 05/03 23:29