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[修斗] マモル×ホビーニョのタイトル戦をドローに裁定変更

(1/14 up) インターナショナル修斗コミッション(ISC)は2004年9月26日・後楽園大会で行われた世界バンタム級チャンピオンシップ・マモル×ホビソン・モウラの裁定を、マモルの判定勝ちから「テクニカル・ドロー」に変更した。マモルの王座防衛自体に変わりはない。ISCの見解は下記のとおり。
(情報源:X-SHOOTOホームページ(該当ページ)

 去る2004年9月26日に東京・後楽園ホールで行われた世界バンタム級チャンピオンシップの判定結果に対し、挑戦者ホビソン・モウラ側より判定結果を不服とする提訴がありました。
 ISCでは提訴状の内容をもとに試合映像を検証したところ、第1ラウンドを10対10のイーブンとした浦 僚克審判員の採点は明白な誤りであり、その採点理由も、モウラの攻勢の評価が不当に低く、ISCルールが定める採点基準との整合性が認められませんでした。ISCでは第1ラウンドは10対9でモウラのラウンドとするのが最も適当な採点であり、判定の結果は29対29であるべきとの結論に至り、この結果、マモル選手の勝利となった公式試合記録を2004年12月10日付けで「テクニカル・ドロー」へと変更することを決定しました。
 また、問題となった当該ジャッジの浦審判員の審判部長という責任ある立場と、世界チャンピオンシップの試合結果が変更されるという事態の大きさを考慮し、2004年12月10日付けをもって審判部長の役職を罷免し、無期限の審判行為停止処分とすることを決定しました。この決定を受け、すでに12月14日の代々木大会より浦審判員はジャッジ席から外れております。
 なお、この度の件に関しては、チャンピオン側はもとより、挑戦者側にも何ら落ち度がないことは明白で、全てはISC審判部にその責があり、非常に遺憾に感じております。ISC審判部一同はこのことを反省し、今後この様なことが二度とないよう努めていく所存であります。関係各位にはどうぞご理解の程よろしくお願い申し上げます。

2005年1月10日 ISC事務局 鈴木利治

Last Update : 01/14 21:58

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