(ニュース) [UFC] バーネットのヘビー級王座は幻に。クートゥア、リコと王者決定戦
▼米国ネバダ州アスレチックコミッションは7月26日、アナボリックステロイドの陽性反応を理由に“UFCヘビー級王者”ジョシュ・バーネットの同州での試合ライセンス停止を全会一致で可決した。この判決により、バーネットは来年1月26日までの6ヶ月間、ラスベガスのあるネバダ州で試合ができなくなる。 ステロイドの検査は3月22日のランディー・クートゥアとのタイトル戦の後に行われた。バーネットが所属するAMCパンクレイションは7月23日のプレスリリースで、バーネットのステロイドの使用を否定し、同コミッションのステロイドの検査の矛盾点を突くアピールを繰り広げたが、コミッションの裁定は覆らなかった。 UFCはこの裁定の3日後、3月22日のタイトルマッチを無効試合扱いとし、バーネットのヘビー級王者の認定を撤回した。ベルトは本来の王者のクートゥアにそのまま戻るわけではなく、9月27日のUFC39(コネチカット州アンカスビル:モヒガン・サン・アリーナ)で、リコ・ロドリゲスの間で王者決定戦が行なわれる。(井原芳徳)
Last Update : 07/31
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