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(直前情報) [UFO] 8.8 東京ドーム:タイソンは来日せず

UFO "世界最強伝説 UFO LEGEND" 8月8日(木)東京ドーム  [→掲示板・UFOスレッド開設]

▼ (8/8 up) アントニオ猪木・UFO会長が6日の記者会見で、プロボクシング元統一世界ヘビー級王者のマイク・タイソンがLEGENDの観戦に来日するとを発表した件について、猪木事務所は7日、同日日本到着の飛行機にタイソンが乗れなかったというタイソンサイドからの連絡を発表した。理由は犯罪歴のあるタイソンの出国手続きに問題が生じたためとしているが、大会間際のため、元々来日を疑う声が強かった。8日がLEGENDの開催日のため、タイソンの来日は事実上中止と見られる。なお、ヒクソン・グレイシーは7日無事に来日した。

ブルドーザー、横井を挑発

▼ (8/6 up) 大会を二日後に控え、都内のホテルで大半の選手が集合しての記者会見が行われた。残念ながら小川、藤田、安田、村上といった主役どころが欠席。これには小川・村上と戦うガファリ、イズマイウが怒りを示し、ガファリは「早くから日本に来ている私への敬意が足りない。腹立たしい。オガワはお母さんの家にでもいるのか?」とこき下ろした。
 存在自体が謎に包まれていたブルドーザー(写真左端)も姿を現し、対戦相手の横井に歩み寄り「今ここでやってやる」と挑発。しかし横井は冷静に「どっちが強いか当日リングでわかること」と無視した。ブルドーザーは当初発表のジークンドー以外にもレスリングの経験もあるという29歳。ボディビルダーのようながっしりした体型の持ち主だった。カナディアン・トップチームと書かれたタンクトップを着ていたが、元祖のブラジリアン・トップチームとは無関係だという。
 またアントニオ猪木・UFO会長は、プロボクシング元統一世界ヘビー級王者のマイク・タイソンが大会の観戦に訪れることを発表した。「5分前にFAXが届いて了解を得た。タイソンが飛行機に乗るまではわからないけど・・・」と猪木会長は少し心配そうな様子だったが、仮に来日した場合、小川やノゲイラの試合を見て、タイソンがどう反応するかが楽しみだ。他にも会見には元女子プロレスラーのチャイナことジョアニー・ローラーも出席し、当日はエキシビジョンを行う予定であることが明らかになった。

4点ポジションでの頭部への蹴りは可能に

▼ (8/6 up) 6日の会見には塩崎啓二ルールディレクターも姿を見せ、ルールの概要を聞くことができた。試合時間は5分3R。いわゆる4点ポジションでの頭部へのキックは可能で、膠着状態にはブレイクがかかる。ただしKOKルールのように短い時間でブレイクがかかることはないという。ゴールデンタイムに放映されることに配慮し、後頭部への打撃は禁止される。時間切れの場合は判定決着となる。レフェリーは塩崎氏のほかに廣戸聡一、岡林章、ジャッジは太田章、平直行、朝日昇の各氏が務め、すべて塩崎氏の人選だという。ルールミーティングは7日行われる。(井原芳徳)

▼ (8/2 up) アントニオ猪木・UFO会長の独断で、藤田和之 vs. 安田忠夫の同門対決が行なわれることとなった。2日、東京の日本テレビ内で行なわれた記者会見には藤田と川村龍夫・UFO社長が出席。前日に米国滞在中の猪木会長からこのカードを聞いた川村社長は、会見直前に藤田に伝えた。「I'm BACK!(俺は戻って来たぜ!)」と書かれたTシャツを着込み、待望の復帰戦の会見に挑んだにも関わらず、藤田の口から出てくるのは怒りの言葉ばかりだ。

「正直言ってやりたくないカードです。やりたくないカードで試合をするということは、これは試合にならないってことだから。これね、試合が始まって、たぶん試合じゃなくて、これはホントに“殺し合い”になるかもしれない。でもそれでね、誰が止めるんだということでね、川村さんが止めれるわけないだろうし、俺と安田さんの試合を止められるのは、それこそ猪木さんしかいないわけだから。そういうつもりでね、ちゃんと準備してほしいと思います」

 川村社長はその場で猪木会長の立ち会いを了承。しかし藤田の不満は収まらず、背後のポスターに描かれた小川直也にまで怒りが波及する。

「土壇場になって、いつまでも決まらないで組まれた、ホントに“苦肉の策”みたいなカードだけど。正直言って、俺にとっちゃ不満だし。もちろんやるからには、これはもう例え仲間でもね、やるからには、生き残るためには共喰いだってしますよ。だけど、小川のメインの(大会の)ために俺がやるっていうのは、凄く気に入らない。それがやっぱり一番気に入らない。小川一人で、メインで、客が呼べんだったらやりゃいいじゃねえか! 俺はそう思って、腹立ってしょうがない」

 藤田は最後「あとは何も無い。今はそれだけ!」と言い残し、足早に退場。一人残された川村社長は「この試合の勝者が次の小川戦につながるんじゃないか」と語り、次回以降のLEGENDで実現させる考えを示した。この時点ではまだ安田にも藤田戦を伝えていなかったが、「会長命令だったらどんな選手とでも戦う」という安田の了承は得ているという。

 「選手が最も嫌がる相手との戦いこそ、ファンが最も見たい試合」という猪木会長の言葉を川村社長は引用し、このカードを発表した。しかし、プロレスを含めた両選手のこれまでの活動の流れからしても唐突な感は否めず、“苦肉の策”という藤田の言葉もうなずける。筋書きのない総合格闘技のリング上で、猪木会長の示す道は本当にファンに受け入れられるのか。そしてゴールデンタイムの生中継という絶好の機会において、総合格闘技という新しいスポーツを世間にアピールするのに相応しい試合となるのか。総合の普及のためにも、藤田の言う“殺し合い”とならないことを望む。(井原芳徳)

イズマイウ、狂犬なのに意外と用意周到

▼ (8/2 up) 藤田に続いてヴァリッジ・イズマイウ、ウラジミール・マティシエンコが会見。イズマイウは「(対戦相手の)村上がブラジルでの修行中に私の悪口を言っていたと聞き物凄く怒っている。ムラカミはどこにいるか知ってるか? まだ日本に帰ってないのなら、空港まで行って8月8日の前に叩きのめす」と激怒。だがマウスピースを取り出して「どこでも戦えるよう準備している」と、意外な用意周到ぶりも見せた。一方マティシエンコは「母国のベラルーシ代表として、RAWチームの代表として戦う。打撃戦を予想しているが、どんな戦い方になっても対応できる」と落ち着いた口調で抱負を語った。
 また、小川と戦うマット・ガファリも同日朝来日。アマレスの現役時代より30キロ以上重い150kgとなったガファリだが、UFCヘビー級王者・ランディ・クートゥアと練習を積んで来たという。体力では小川が勝りそうだが、技術では苦戦を強いられるかもしれない。当日はヒクソン・グレイシーもブラジルから観戦に訪れることが決まっている。

元リングス・横井が第1試合に登場

▼ (8/2 up) 第1試合に元リングスの横井宏考が出場することが決まった。相手選手の名は「ブルドーザー」で、「ジークンドー出身の格闘家」であること以外経歴は不明。また、猪木会長がもう1試合発表する可能性があるという。
 日本テレビでは8/4(日)15:00〜16:25「格闘技世界最強伝説UFO完全直前ガイド」が放映される。出演は坂口憲二ほか。

坂田亘はスペーヒーと対戦

▼ (7/29 up) 大会の記者会見が7月29日都内で行なわれ、3カードが発表された。ブラジリアン・トップチーム(BTT)の重鎮、マリオ・スペーヒーと対戦する坂田亘が会見に出席。「電波を使ってアピールするいいチャンス。スペーヒーは強い選手なので僕も楽しみ」「寝技ではかなわないと思うけど、身体能力の強さでは自信がある。若さで勝負する」「隙が見えれば反則ギリギリでも喰らい付いて、最後は僕がリングに立っていたい」と試合に向けての抱負を語った(写真左はUFOの川村龍夫社長)。
 発表された残り2試合はアントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ×ウラジミール・マティシエンコ、村上和成×ヴァリッジ・イズマイウ。マティシエンコのレスリング仕込みの押さえ込みに対し、ノゲイラ弟が下からどのように攻めるか、また、BTTで修行をできた村上が、イズマイウの柔術にどこまで対抗できるかが見どころだ。
 藤田和之と安田忠夫の対戦相手は、UFOのアントニオ猪木会長が8月5日に帰国し発表する予定。

【→これ以前の記者会見&カード紹介記事】

Universal Fighing-arts Organization "世界最強伝説 UFO LEGEND(レジェンド)"
2002年8月8日(木)東京・東京ドーム
開場:15:30 開始:17:00
主催:株式会社U.F.O 日本テレビ放送網株式会社
後援:東京スポーツ新聞社

メインイベント 5分3R
小川直也(日本/U.F.O.)
マット・ガファリ(米国/サンキスト・キッズ・レスリング・クラブ)

セミファイナル 5分3R
藤田和之(日本/猪木事務所)
安田忠夫(日本/猪木事務所)

第7試合 5分3R
菊田早苗(日本/パンクラスGRABAKA)
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)

第6試合 5分3R
村上和成(日本/U.F.O.)
ヴァリッジ・イズマイウ(ブラジル/カーウソン・グレイシー・チーム)

第5試合 5分3R
坂田 亘(日本/坂田道場EVOLUTION)
マリオ・スペーヒー(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)

第4試合 エキシビジョンマッチ
ジョアニー・ローラー(米国)
未定

第3試合 5分3R
アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)
ウラジミール・マティシエンコ(米国/rAwチーム)

第2試合 5分3R
村浜武洋(日本/大阪プロレス)
ジェンス・パルヴァー(米国/ミレティッチ・ファイティング・システム)

第1試合 5分3R
横井宏考(日本/チーム・アライアンス Gスクエア)
ブルドーザー・ジョージ(カナダ/カナディアン・トップチーム)


<券種> (全席指定・税込)
VIP席(スペシャルプレゼント付) \88,000
プレミアムシート \50,000
SRS席 \30,000
RS席 \20,000
S席 \10,000
A席  \8,000
B席  \5,000

<チケット販売所>
キョードー東京 03-3498-9999
チケットぴあ 03-5237-9999
ローソンチケット 03-3569-9900(Lコード36657)
CNプレイガイド 03-5802-9999
e+(イープラス)
大会公式ウェブサイト

<お問い合わせ>
キョードー東京 03-3498-9999

Last Update : 08/08

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