BoutReview
記事検索 by Google

[D.O.G] 3.12 有明:志田負傷欠場。同門の築城が大沢ケンジと対戦

GCMコミュニケーション "D.O.G" 3月12日(土) ディファ有明  【→カード&チケット情報】 [→掲示板スレッド]

(3/9 up) 志田幹(パンクラスP'sLAB東京)が眼窩骨折のため欠場する。代わって志田と同門の築城実(ついき・みのる)が慧舟會の大沢ケンジと対戦する。

全カード決定。東京MXTVでOA。大江戸温泉割引も

(3/2 up) 修斗世界ウェルター級4位・石田光洋の相手が、パンクラスP'sLAB東京の佐東伸哉に決まり、全カードが決定した。強烈なタックルで“剛”のイメージの強い石田に対し、佐東は“ハイブリッドこんにゃくレスラー”の異名も取る典型的な“柔”の選手。両極端な二人がオクタゴンの中でぶつかるとどうなるかが楽しみだ。なお、当初出場予定だった光岡映二は腰の負傷のため欠場する
 大会の模様はUHF局の東京MXテレビで3/17(木)19:00にオンエアされる。

チケット持参で「大江戸温泉物語」特別割引

 D.O.G.スポンサーであるお台場の大江戸温泉物語(ゆりかもめテレコムセンター下車1分)の好意により、大会当日に同温泉受付カウンターでD.O.G.のチケットを提示すれば、ナイター入館料1900円が1500円に特別割引される(一人1回1名。タトゥの入っている方の入場はお断り)。
 温泉は朝8時まで、居酒屋も朝4時まで営業しているので、観戦後の遅い時間でもたっぷり楽しめるのが特徴。リクライニングシート、大広間の休憩施設で朝9時の閉館まで仮眠を取ることも可なので、観戦後の“飲み会難民”になる心配もナシだ(但し深夜2時を過ぎると深夜超過料金1500円がかかるため、1泊3000円の計算になる)。
 大会当日は無料送迎バスがディファ有明前で待機。オクタゴンの後は温泉へ。これを機会に是非立ち寄ってはいかが?

大沢ケンジインタビュー

(2/24 up) 日本発&初の本格派オクタゴン型MMA大会「D.O.G.」でパンクラス・フェザー級No.2ストライカー・志田幹選手と対戦する慧舟會の要注目株シューター・大沢ケンジ選手(写真)へのインタビューを「Flash Interview」のコーナーにアップしました。新大会D.O.G.の魅力、自分の理想のファイトスタイル、シューターとして見たパンクラシスト達へのライバル心について語ってくれています。

チケプレ付きアンケート実施 ※既に締め切り

 D.O.G.旗揚げを記念して、本誌では特別アンケートを実施します。ご応募いただいた方から抽選で2組の方に、3月12日(土) ディファ有明の旗揚げ大会のペアチケットをプレゼント! 応募はEメールで標題に「D.O.G.旗揚げ記念アンケート」と明記の上、本文に「(1) 氏名 (2) 住所 (3) 年齢 (4) 電話番号 (5) 好きな団体・選手 (6) D.O.G.で見たいカード (7) D.O.G.への要望・期待」を記し、編集部(ed@boutreview.com)までお送りください。締め切りは3/1(火)到着分まで有効。当選者の方にのみ連絡メールを2(水)にお送りし、追ってチケットをお送りします。皆様のアンケートへのご協力を心よりお願い申し上げます。

※内容の濃いアンケートを多数の方からいただきました。ご協力をいただいた皆様、誠にありがとうございました。

岡見・門馬・漆谷、金網の本場アメリカ勢と激突

(2/16 up) 岡見勇信、門馬秀貴(写真)、漆谷康宏の3選手が、アメリカ人の精鋭を迎え撃つことが決まった。岡見の相手・ブライアン・フォスターはチーム・クエスト所属で総合戦績16勝7敗。1月のシュートボクシング福岡大会に初来日し、総合ルールで松井大二郎をクリンチからのアッパーと膝蹴りで苦しめ、1Rで粉砕した。門馬の相手・チャット・ラベンダーはエクストリームチャレンジ、AFC等でマット・ヒューズ、クリス・ライトル等とも対戦経験がある選手で、総合戦績6勝3敗。漆谷はロレンソ・コカという選手と対戦する。
 フォスター以外は未知数の部分が大きいが、アメリカ人選手はD.O.Gでも使われる金網での戦いに慣れている可能性が高い。金網の試合経験が無いとしても、金網が常設されているジムが多く、金網を想定した練習は当たり前となっているはずだ。そのためアメリカ人の場合、金網ではリングの時より実力が2割ぐらい増すと想定するぐらいがちょうどいいのかもしれない。慧舟會勢は厳しい戦いを強いられそうだ。
 なお、石田光洋(TEAM TOPS/修斗世界ウェルター級4位)の参戦も発表された。(井原芳徳)

オクタゴン初披露。廣野×井口、因縁の再戦決定

(1/31 up) D.O.G.で使用されるオクタゴンが27日、東京・北沢タウンホールに設置され、関係者・マスコミに公開された。
 総重量約6トン・金網の高さ約2メートル。まだ装飾が無いことも相まって、動物園のライオンの檻のような重厚感が生々しく伝わってくる。筆者を含めたマスコミも実際オクタゴンの中に入って感触と風景を確かめることができたが、直径が「UFCよりは一回り小さい(宇野薫談)」ため、向き合った相手との距離が近く、閉じ込められているような感じが非常に強い。リングとの物理的な違いだけでなく、心理的な違いも試合の行方に影響を与えるもしれない。
 この日は出場選手たちも実際にオクタゴンの中で体を動かし、和術慧舟會の宇野と戸井田カツヤ、井上克也と大沢ケンジの組み合わせで公開スパーリングも行われた。まだ鉄柱がムキ出しのため激しい動きは無かったが、大沢はさっそく金網を蹴って体勢を変える動きを披露。戸井田は「リングだとロープを気にしてしまうけど、金網だと道場の壁と一緒でそのまま動けるので、やりやすかった」と語り、戸井田と対戦の決まっている山本篤(KILLER BEE)も「自分のスタイルに向いていると思います。いい感じでした。相手を押しつけて殴って勝ちたいです」と話していた。出場が決まっている門馬秀貴(慧舟會A-3)は「このオクタゴンを見れば、お客さんは自然とデンジャラスな戦いを求めると思うので、それを意識した戦いをしたい」と闘志を燃やしていた。
 「金網にぶつかっただけでも痛い」といった声も聞かれたが、金網に叩き付ける攻撃も有効。磯野元ルールディレクターによるとロシアのM-1で使われていた金網もこれぐらいの固さだったという。だが「安全面に配慮し、選手の意見も聞いて改善していく(磯野)」とのこと。完成形がどのようになるのか、3/12の試合当日が待ち遠しい。

廣野×井口、因縁の再戦は金網で!

 廣野剛康(和術慧舟會GODS)×井口摂(バトラーツB-CLUB)、飯田崇人(和術慧舟會A-3)×山崎剛(チームGRABAKA)の2試合が新たに発表された。
 廣野×井口はDEMOLITION最大の因縁カード。井口はDEMOLITION初参戦時から廣野戦を要求し続け、04年4月の初対決では井口が判定勝ちをおさめている。その後井口は廣野の同門で修斗トップランカーの漆谷も撃破。遺恨の火を着けてしまった廣野が、井口を阻止できるか注目のカードだ。
 廣野は会見に出席できなかったが、井口は「ルールも試合場も違うので、前回と同じ結果になるとは思わない。初対決のつもりで戦う」「押し倒されて負けてしまわないよう気をつけたい」と慎重なコメント。実際、腰の強さに定評がある廣野が、金網に押し付ける戦法を活用し、井口お得意の打撃を封じ込めれば、前回と違う結果となっても不思議ではない。井口は「越谷のバトラーツのジムの前の駐車場の金網に似ている。寒空の下で対策を立てたい」とコメント。この日も写真のようにスープレックスでスパーリングパートナーを金網に叩き付けようとしたりと、他の選手以上に積極的に金網の状態を確かめており、研究の成果を試合でどれだけ見せてくれるか楽しみだ。

 飯田はDEMOLITIONでは負け無しで、ホームでは強さを発揮するタイプ。会見では「できるだけ金網を活用して、リングではできないような戦い方をしたい」と話していた。対する山崎は修斗元世界ランカーの実力者。「オクタゴンはリングよりも戦いやすいと思う。怪我から復帰し、去年から色々と新しいことをやってきたので、試合ではいい形で出せればと思っている」と語った。
 既に対戦の決まっている選手達も会見で顔を会わせ舌戦を繰り広げた。大沢ケンジが「修斗のレベルの高さを見せる。危なげなく勝ちたい」と語れば、対戦する志田幹(パンクラスP's LAB東京)は「出るからにはKO決着を狙う。危なげなくじゃなく、危なく勝ちたい」と言い返した。

将来はタイトル制定も

 宇野薫は「オクタゴンの独特の雰囲気の中で、みんながどんな力を出せるかが楽しみです。慧舟會の選手はもちろん、他団体の選手もオクタゴンで戦って欲しいです」と呼びかけた。関係者によると将来的に選手層が充実すればランキング・タイトル制定も視野に入れているといい、オクタゴンが求心力となるか今後の展開が非常に楽しみだ。(井原芳徳)

本格派金網大会始動。トイカツ×山本篤他決定

(1/15 up) GCMコミュニケーションは14日、都内事務所で会見し、約2年続けたDEMOLITIONをスケールアップさせた新イベント「D.O.G(ディー・オー・ジー:Demolition of Octagon Gear)」の開催概要を発表した。
 試合場にはUFCのようなオクタゴン(八角形の金網で囲まれたリング)を採用。ルールはDEMOLITIONルールを元に一部改正。「メジャーへの登竜門」をコンセプトとしたDEMOLITIONよりも、さらに上のクラスの選手同士のマッチメイクを行う。
 第1回大会は3月12日(土) ディファ有明にて開催。戸井田カツヤ(写真中央)×山本篤、大沢ケンジ(左)×志田幹の「慧舟會シューター vs. パンクラス・フェザー級トップ陣」の2試合が決定している。さらに慧舟會からは金網経験者の岡見勇信(右)と光岡映二、DEMOLITIONおなじみの門馬秀貴、飯田崇人といった精鋭が送り込まれる。オクタゴン採用という話題性だけにとどまらない、第1試合からメインまで本物の総合格闘技が満喫できる大会となりそうだ。

 本格的なオクタゴンを採用した大会が日本で開催されるのは、近藤×ティトの行われた00年12月のUFC-J以来。しかし日本だけが特別で、世界的にはオクタゴンが採用されるのは一般的。GCMが海外に選手を派遣する時も、当たり前のようにリングが試合場だと思っていたら、オクタゴンだったこともあったという。
 オクタゴンの魅力は、普通のリングとは違う緊張感を選手や観客に奮い立たせられること、コーナーが広角のため試合展開が妨げられないことなどが挙げられる。会見に出席した選手たちもみなオクタゴンでの戦いに興味津々。岡見は「金網に相手を押し付けられるので、僕の得意なパウンドが活かせる」、トイカツは「ロープ際の膠着が無いので自分の寝技が見せられる」、大沢は「ロープの場所とか余計なことを考えるのが減るので思いっきり戦える」と語る。
 実際UFCでもオクタゴンならではの戦術が数多く見られ、リングよりもオクタゴンでの方が好成績を残せている選手も少なくない。日本側でオクタゴンを採用することになれば、これまで日本のリングでの試合を渋っていた外国人選手も来やすくなり、招聘の間口を広げる重要な要因にもなりうる。また、UFC等海外のオクタゴンの大会を目指す日本人選手にとっても、D.O.Gが格好の力試し&アピールの場となるだろう。
 さらにGCMは、オクタゴンの持つビジュアル的なイメージが若いファン層の感性にアピールできるとも期待。つまり、オクタゴンといういわば「世界標準」の採用は、選手・プロモーター・観客のニーズの相乗により、必然的に導かれた結論とも言えそうだ。
 GCMは格闘技用品でおなじみのイサミ社に発注し、直径7メートル・総重量6トンの本格的なオクタゴンを中国で製作中。近日公開し、オクタゴンのエキスパートである宇野薫がスパーリングを披露する予定だ。

 ルールはDEMOLITIONルールがベースだが、ダウン制は無く、道着の着用、頭部・急所・体幹部以外への肘打ちも可能。DEMOLITIONよりも高いレベルの選手が多く出場するため、5分3Rの試合も組まれる。金網をつかむのは反則だが、UFCでもよく使われるような、金網を蹴飛ばして体勢を入れ替える行為はOK。既に決まった2試合は契約体重制だが、階級制も採用され、ライト級(70kg未満)より上はUFC等で採用され世界標準の「ネバダルール」と同じ区分となっている。

 記念すべきD.O.G第1回大会は3月12日(土) ディファ有明にて開催。7〜8試合を予定し、早くも戸井田カツヤ×山本篤、大沢ケンジ×志田幹の2試合が決まっている。
 トイカツは12月の修斗代々木大会で佐藤ルミナにKO負け。対する山本も12月のパンクラスで志田にKO負け。再起戦という共通点がある。試合はトイカツの寝技マジックと山本の粘っこいレスリングのぶつかり合いが見物。山本も躊躇なく得意のタックルで相手を押し込める点で、オクタゴン向きの選手かもしれない。トイカツは「山本選手に勝ったらその上の選手たちともやりたい」ともコメント。山本のセコンドに付くことが確実なKIDが、オクタゴンの戦いを見てどういう刺激を受けるかも注目点だ。なお、トイカツは「今年はシューターというより格闘家・トイカツとして再生したい」とも話したが、オファーがあれば修斗にも出たいという。
 大沢は志田とはアマチュアパンクラスとグラップリング修斗で対戦しているが2連敗。しかも志田は慧舟會の滝田出見世も一本で倒しており、“慧舟會キラー”になりつつある。大沢は「志田選手にリベンジして、前田吉朗選手も引きずり出して倒せば、パンクラスのトップを倒したことになる。それで修斗に戻って、チャンピオンの松根選手と戦いたい」と意気込みを語った。さらに「D.O.Gではミスターが付く感じでがんばります。ミスターD.O.Gで」とも照れくさそうにコメント。イケメン系の顔立ちとコメントのギャップが、新たなファンを呼び寄せるかもしれない。
 大会の模様はCS局、UHF局での放映を目指し交渉中。第2回大会は6/11(土)、第3回は9/10(土)にディファ有明で開催を予定している。(井原芳徳)

GCMのオフィシャルホームページがリニューアル

 GCMのオフィシャルホームページが、D.O.GやDEMOLITION等イベント情報中心の「GCM.NET」と、WK-NETWORKの各道場の情報・システム・グッズ販売・BBSの「WK-NET.CO.JP」に分かれた。デザインも大幅リニューアルし、見応えのあるページとなっている。

 

GCMコミュニケーション "D.O.G -DEMOLITION of Octagon Gear- 第1回大会"
2005年3月12日(土) 東京・ディファ有明
開場・16:00 開始・17:00


第8試合 -84kg契約 5分3R
岡見勇信(和術慧舟會東京本部/パンクラス・ミドル級3位)
ブライアン・フォスター(アメリカ/チーム・クエスト)

第7試合 -77kg契約 5分3R
門馬秀貴(和術慧舟會A-3/パンクラス・ウェルター級4位)
チャット・ラベンダー(アメリカ/イーグル・ボクシング)

第6試合 -58kg契約 5分3R
漆谷康宏(和術慧舟會RJW/修斗世界バンタム級2位)
ロレンソ・コカ(アメリカ/ジャクソンズ・ファイトチーム)

第5試合 -57kg契約 5分3R
廣野剛康(和術慧舟會GODS/修斗世界バンタム級8位)
井口 摂(バトラーツB-CLUB)

第4試合 -70kg契約 5分3R
石田光洋(TEAM TOPS/修斗世界ウェルター級4位)
佐東伸哉(パンクラスP'sLAB東京)

第3試合 -70kg契約 5分3R
飯田崇人(和術慧舟會A-3)
山崎 剛(チームGRABAKA)

第2試合 -64kg契約 5分3R
戸井田カツヤ(和術慧舟會トイカツ道場/修斗世界ライト級10位)
山本 篤(KILLER BEE)

第1試合 -63kg契約 5分3R
大沢ケンジ(和術慧舟會A-3)
築城 実(パンクラスP'sLAB東京)

※出場選手、対戦カードは選手の怪我などにより変更になる場合があります。


◆チケット情報
SRS ¥8,000 RS ¥6,000 A ¥4,000
※S ¥5,000は完売
※当日券は15:00より発売

◆チケット発売場所
チケットぴあ 0570-02-9999(3/9まで販売)
楽天チケット(販売終了)
フィットネスショップ水道橋 03-3265-4646
東京ISAMI 03-3352-4083
横浜ISAMI 045-324-3682
ISAMI尚武道 03-03-5214-6487
チケット&トラベルT-1 03-5275-2778
ファイティングショップサムライ
バウトレビュー(3/4(金)午後3時入金締切)

◆お問い合わせ GCMコミュニケーション TEL 03-3538-5801

Last Update : 03/09 14:27

[ Back (前の画面に戻る)]



TOPPAGE | REPORT | CALENDAR | REVIEW | XX | EXpress | BBS | POLL | TOP10 | SHOP | STAFF

Copyright(c) 1997-2005 MuscleBrain's. All right reserved
BoutReviewに掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。
著作権はマッスルブレインズに属します。