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[ROTR] 11.20 ハワイ:五輪元代表の宮田が会見。FEGが全面協力

K-1ファイティングネットワーク・ランブル・オン・ザ・ロック(ROTR) 11月20日(土) ハワイ [→掲示板スレッド]

(11/4 up) シドニー五輪レスリング日本代表の宮田和幸が4日都内で会見し、ROTRでの総合デビュー戦に向け意気込みを語った。
 この日の会見を仕切ったFEGはROTRに選手派遣・テレビ局の紹介等で協力している。宮田はフリー選手として試合をするが、広報はFEGが窓口となる。
 K-1と宮田と繋いだのは富山英明レスリング日本チーム監督。石井和義前K-1プロデューサーとはK-1がスタートした当時から知り合いで、土浦日大高校の先輩の富山氏が10月末にFEGに相談し、たまたまホイラーの相手が空いていたこともあり、急遽デビュー戦が決まった。
 「最初ホイラーと聞いたときは聞き間違いかと思いました」と語る宮田。ホイラー戦が決まってからは柔術の防御対策でパレストラ松戸での練習を始めたが、打撃は3ヶ月程前から浅草のシーザージムで練習しており、土浦日大高校の同級生・桜井“マッハ”速人の主催する茨城県竜ヶ崎市のマッハ道場でも月数回練習している。デビュー戦ではマッハもセコンドにつく予定だ。
 今後は基本的に総合格闘技に専念。「後輩だけど山本KID選手のように見ていて面白い試合をできるようになりたい」と目標を語った。
 会見の写真撮影では、スーツを脱いで鍛え上げられた上半身を披露。富山氏は「ナチュラルな筋肉を持っていて、体操選手なみの瞬発力がある。藤田(和之)君、山本(KID)君以上の潜在能力を持っている」とその素質を評価する。谷川貞治K-1イベントプロデューサーも「この筋肉は絶対ゼニになる」と絶賛。「K-1にも須藤選手、KID選手もいますし、-70kgの総合がさらに面白くなる」と語り、“総合版MAX”にも色気を見せた。

 なお、今回のROTRには「K-1ファイティングネットワーク」という冠が付いており、今後FEGは海外の大会に協力する際、この冠を付けていく。ROTRの全カードも発表され、谷川氏は「僕が格闘技ファンに戻ったなら面白いだろうなと思うようなカードが揃った」と語り、ネットワークとしての第一弾大会の成功に自信を示した。
 新たに発表されたのはUFCヘビー級の問題児・ウェス・シムズ(ハンマーハウス)とROMANEXで敗れたアントニー・ハードンク(ボスジム)の一戦。シムズの兄貴分・コールマンとランデルマンはPRIDEを主戦場としており、ハンマーハウス勢の今後の動向が気になる。ルシアーノ・ノゲイラの相手は地元ハワイの808ファイトファクトリーのハリス・サルミエントに変更。当初発表されていたBJペンMMAとシーザー・グレイシーの対抗戦2試合、カイナン・カクズ vs. ギルバート・メレンデス、ロス・エバネズ vs. ネイサン・ディアスはFEGの発表カードには無く、アンダーカードとなった可能性もある。なお、カート・キパパという選手は曙の旧友で、チーム・ヨコヅナの選手として出場することもわかった。
 大会には曙、ジェロム・レ・バンナらK-1の人気ファイターもセコンド等として来場予定。大会の模様は12月末にスカイパーフェクTV!でPPV中継される。(井原芳徳)


元五輪代表の宮田、ホイラー戦でデビューへ

(10/28 up) BJペンのオフィシャルサイトは26日(ハワイ時間)、ROTR 6の全カードを発表した。詳細は記されていないが、全て総合ルールの模様。ペンを筆頭に、K-1系のファイターが多いのが特徴だ。

 BJペン vs. ホドリゴ・グレイシー
 ホイラー・グレイシー vs. 宮田和幸
 キャベージ・コレイラ vs. 中尾芳広
 ショーン・オヘアー vs. 大山峻護
 カーター・ウィリアムス vs. トム・ハワード
 ファラニコ・ヴァイタレ vs. クリストフ・ミドゥ
 ルシアーノ・ノゲイラ vs. ダニー・スティール
 Kaynan Kaku vs. ギルバート・メレンデス
 Kirk Kipapa vs. Spencer Canup
 Ross Ebanez vs. Nathan Diaz

 宮田はフリースタイルレスリング63kg級で00年シドニー五輪日本代表の実績のある28歳。その後グレコに転向し、アテネ五輪を目指したが、3月の予選で敗退した。元々修斗が好きだったということもあり、4月に総合転向を表明。都内のキックボクシングジム等でトレーニングを積んでいた。なお、宮田が制した99年天皇杯の一階級下で2位だったのがあの山本“KID”徳郁。KID、須藤元気らの好敵手となりそうだ。

 キャベージはUFCで活躍するハワイアンで、イーゲン井上の弟子。アンコ型ながら素早い打撃が持ち味で、マーク・ハントを彷佛とさせる。総合3戦目の中尾にとって厳しい試合となりそうだ。
 オヘアーは元WWE所属の人気プロレスラーで、今回が総合デビュー戦。5月の新日本プロレス東京ドーム大会には、K-1からの刺客として参戦していた。
 K-1ファイターのウィリアムスはグラジエーターチャレンジ等で総合2勝1敗の戦績を残している。ハワードはZERO-ONEで活躍していたプロレスラーで、昨年12月のDynamite!!今年5月のROMANEXで総合2連敗している。
 ヴァイタレもイーゲンの弟子でUFCで活躍する選手。ミドゥはDynamite!!でハワードを破ったフランス人。
 ルシアーノは昨年8月に全日本キックにも参戦したことのある柔術茶帯のブラジル人。スティールは99年に村浜武洋とも好勝負を繰り広げた選手なのか、同名のアメリカ人プロレスラーなのか定かではない。
 メレンデスは去年10月のROTRで修斗世界ライト級2位のステファン・パーリングをTKOしたシーザー・グレイシーの注目株だ。(井原芳徳)

バレット×ホイラーは実現せず

(10/12 up) ランブル・オン・ザ・ロック(11月20日 ハワイ)で計画されていたバレット・ヨシダ vs. ホイラー・グレイシーが最終合意に至らず、実現しないことがわかった。バレットは来年のアブダビコンバットに専念したい考えで、ギャラの面でも折り合いが付かなかったようだ。(情報源:ADCC NEWS

BJペン×ホドリゴ実現

(10/8 up) BJペン vs. ホドリゴ・グレイシー、バレット・ヨシダ vs. ホイラー・グレイシーの2試合が、「ランブル・オン・ザ・ロック(ROTR)」の11月20日(現地時間)ハワイ大会で行われることが明らかになった。ホイラーとの共著もある柔術ライターのキッド・ペリグロ氏が10月8日のADCC NEWSで報じている。ROTRはハワイの実業家であるペン一家が主催する総合格闘技イベント。試合場はオクタゴンで、昨年10月大会ではBJが五味隆典に圧勝している。

 

プロディジー・プロダクションズ "K-1 Fighting Network RUMBLE ON THE ROCK (ROTR) World Championship 2004"
2004年11月20日(土) アメリカ・ハワイ州ホノルル・ブレイスデイルアリーナ

第9試合 5分3R(延長1R)
BJペン(アメリカ/BJペンMMAアカデミー)
ホドリゴ・グレイシー(ブラジル/チーム・グレイシー柔術)

第8試合 5分3R
カーター・ウィリアムス(アメリカ/チーム・ブードゥーUSA)
トム・ハワード(アメリカ/UPW・シャークタンクジム)

第7試合 5分3R
ホイラー・グレイシー(ブラジル/チーム・グレイシー柔術)
宮田和幸(日本/フリー)

第6試合 5分3R
キャベージ・コレイラ(アメリカ/BJペンMMAアカデミー)
中尾芳広(日本/フリー)

第5試合 5分3R
ショーン・オヘアー(アメリカ/UPW・シャークタンクジム)
大山峻護(日本/フリー)

第4試合 5分3R
カート・キパパ(アメリカ/チーム・ヨコヅナ)
アイトール・カナップ(アメリカ/チーム・グレイシー柔術)

第3試合 5分3R
ファラニコ・ヴァイタレ(アメリカ/808ファイトファクトリー)
クリストフ・ミドゥ(フランス/エクストリーム・チーム・レ・バンナ)

第2試合 5分3R
ウェス・シムズ(アメリカ/ハンマーハウス)
アントニー・ハードンク(オランダ/ボスジム)

第1試合 5分3R
ルシアーノ・ノゲイラ(ブラジル/猪木事務所)
ハリス・サルミエント(アメリカ/808ファイトファクトリー)

Last Update : 11/05

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