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[パンクラス] 11.7 NK:近藤、前日計量でサイボーグにニラまれる

パンクラス "2004 BRAVE TOUR" 11月7日(日) 東京ベイNKホール 【→カード&チケット情報】 [→掲示板スレッド]

(11/6 up) 計量とルールミーティングが6日行われ、全選手が一発でパスした。体重差の気になるスーパーヘビー級タイトルマッチの両者は、ロン・ウォーターマンが122.6kg、高阪剛が107.2kgと15.4kg差だった。
 終了後にはメインで激突する両者が記念撮影。何度もニラみつけるエバンゲリスタ・サイボーグに、近藤は「ちょっと恐かった」と苦笑い。だがマスコミが「サイボーグはハングリーそうな選手ですね」と尋ねると、近藤は「自分も勝敗においてはハングリーですから。勝ちは譲りません」と答え、不動心の奥の強気をちらつかせた。
 対戦相手のアイスマンを初めて見た菊田早苗は「ちっちゃいですねぇ」と第一声。ライトヘビー級は82kg〜90kg未満だが、菊田が89.8kgだったのに対し、アイスマンは82.3kgと、危うく既定を下回りそうなほどの小ささだった。菊田は「でも相手は関係ないですね。ビデオも一回も見ていないんですよ。気が抜けないギリギリさはいつもの試合と一緒なんで。色々練習も変えたんで、その成果を出したいですねぇ。自分も含めて『これぞプロ』という寝技を見せられる選手は少ないと思うんですけど、スイープとかパスとか一個一個でも、面白いと思える寝技を出したいですね」と発言。寝技狂ぶりに磨きをかけた菊田に注目だ。(井原芳徳)

高阪「血のにじむような練習をしてきた」

(11/6 up) スーパーヘビー級&ミドル級の王座決定戦の調印式と、外国人選手の公開練習が5日、P's LAB東京で行われた。主なコメントは以下のとおり。

◆高阪剛「藤田(和之)選手、高橋(義生)選手、そして(吉田)秀彦といった、日本の第一線のヘビー級の選手達に協力してもらって、それこそ血のにじむようなトレーニングをしてきました。彼らは手加減してくれないので、倒すか倒されるか、ギリギリのところでやってきました。ウォーターマン選手には小細工無しに真正面からぶつかっていきたいです」

◆ロン・ウォーターマン「総合格闘技を初めて6年、こんなに気合が入り、練習に身が入ったことはない」

◆三崎和雄「ベルト以上にマーコート選手に勝利することが大きな課題です。強い外人選手と戦ってきたことで、まだまだ自分は上に行けると確信しました。過去にない最高のコンディションですので、試合当日に爆発させたいです」

◆ネイサン・マーコート「準備は万端です。三崎と僕の魂のぶつかり合いを見てください。8月末に結婚したことで、練習にもこれまで以上に気合が入りました。妻に勝利を捧げたいです。」

◆エバンゲリスタ・サイボーグ「6ヶ月程前にシュートボクセアカデミーに入り、近藤と戦ったヴァンダレイ・シウバとも練習してきた。シュートボクセの練習で一番鍛えられたのはハートだ。ヴァンダレイから特にアドバイスは受けなかったが、やるべきことをやれば絶対に勝てる自信がある。近藤のガードが下がった瞬間を狙って、マットに沈めてやる」(※シュートボクセ流の強烈なサッカーボールキックも披露したサイボーグ。腕にはCYBORGと刻まれ、タトゥが以前よりも増えていた)

◆アイスマン「プロレスラーとしての強さを見せつけたい。菊田はナメていると痛い目に遭うぞ」(※プロフィールに書かれていた身長は173cmだが、それより5cmぐらい低い印象のアイスマン。公開練習では中国拳法風の高く伸びるハイキックを放ち、意外なテクニシャンぶりを発揮していた)

ペイパービュー生中継情報

(11/6 up) 今回のNK大会の模様がスカイパーフェクTV!のペイパービューチャンネル「パーフェクトチョイス」Ch.177で生中継される。視聴料金は2,100円/番組(税込)。視聴に関するお問い合わせはカスタマーセンターまで(Tel. 0570-039-888 または 045-339-0202:年中無休10:00〜20:00)[→詳細]

近藤、シュートボクセとの対抗戦を要求

(11/3 up) メインを務める近藤有己が2日、練習先のP's LAB東京で試合に向けての意気込みを語った。8月のPRIDEでのヴァンダレイ・シウバ戦で敗れた悔しさから「勝つことにハングリーになった。練習へのノリが変わって、集中度が上がった」といい、コンディションはヴァンダレイ戦以上に良いという。今回の相手・エバンゲリスタ・サイボーグは、今年初めにシュートボクセに移籍。「前より雑さが薄くなったはず」と警戒する。
 その先には大みそかのPRIDE男祭り出場と、シュートボクセ勢との対抗戦を見据えている。シュートボクセとパンクラス勢の対戦成績は、パンクラス側の3勝4敗。今回近藤が勝利して五分に戻し、来年の対抗戦実現に持ち込みたい考えだ。近藤は当日綱引きで相手を決める形式を希望。もちろんヴァンダレイを引き当てたいが、PRIDEで小路・郷野・滑川をKOしている“新・日本人キラー”マウリシオ・ショーグンとの対戦にも意欲的だ。
 ちなみに近藤の故郷・新潟県長岡市付近で大地震が発生したが、近藤の実家に被害は無く、試合に向けて影響は無かったとのことだ。(井原芳徳)

郷野の相手決定

(10/25 up) 郷野聡寛の対戦相手が、シーザー・グレイシー柔術の新鋭・ティム・マッケンジー(Tim McKenzie)に決まった。郷野は当初デビッド・テレルと対戦予定だったが、テレルが負傷により欠場。テレルと同門のマッケンジーが送り込まれたことで、郷野はテレル戦に向けて立てた対策をそのままこの試合にも流用できそうだ。
 マッケンジーは総合戦績10戦9勝1敗の22歳。IFCを主戦場とし、今年1月にはIFCライトヘビー級王者となる。今年5月のWECでアレックス・スティーブリング戦で初黒星を喫するまで、デビュー以来9連勝。知名度ではテレルに劣るが、油断ならない選手といえよう。(井原芳徳)

柳澤、里帰り会見で乱闘

(10/25 up) NK大会で対戦する野地竜太と柳澤龍志の記者会見が25日、P's LAB東京で行われ、パンクラスの会見としては異例の乱闘騒ぎがぼっ発した。
 柳澤が「MEGATONはしょっぱいデブしかいない。イージーな相手。その中で一番強い奴が出てきたけれど、俺もK-1で打撃をやって自信があるし、1R以内に倒します」と言えば、柳澤の“指揮官”にあたる星野勘太郎氏も「七人の侍(村上和成、長井満也らを含めた星野氏の軍団)を全員連れ来んで乗り込んで、そこで潰し合いをやる。鈴木みのるも連れて来いよ」と挑発した。すると野地に隣席していたMEGATONのIRO関が立ち上がって「イージーな相手って何だよ?俺ら重量級で頑張ってんだよ」と言い返し、両陣営が詰め寄ってのにらみ合いに。野地が「俺がリングでやりますよ」と言い、パンクラスの尾崎允実社長らが割って入り沈静化したが、星野氏は「パンクラスよ、ビッシビシ行くからな!」とお得意のフレーズを決め、柳澤と共に途中退席した。
 尾崎社長は「ルールでセコンドの人数は制限されていますから、乱入されても規制します」と話したが、潰し合い要求に対しては「望むところです」と語り、新日本マットも巻き込んでの対抗戦に前向きな姿勢を示した。

 パンクラスではタイトルマッチの調印式を除き、既に発表されたカードの出場選手両名が同席し会見を行うことは珍しい。02年11月に新日本プロレスの獣神サンダー・ライガーが参戦した時、鈴木みのるとともに会見したことがあるが、この時は両者とも舌戦を繰り広げただけで、乱闘に発展することは無かった。DEEPの会見ではよく乱闘や途中退席があるが、パンクラスの会見でこういう光景が繰り広げられたことは恐らく初めてと思われる。
 旗揚げの地・NKホールでの最後の大会を前に、奇しくも先週、パンクラスの創始者・船木誠勝氏が顧問を退任したばかり。そして旗揚げメンバー・柳澤の里帰りをきっかけに、パンクラスマットはこれまでにないハイブリッドを始めたようだ。(井原芳徳)

菊田、ホイス戦向け再始動。柳澤が里帰り

(10/18 up) パンクラスは18日の会見で、NK大会の全カードと試合順を発表した。●印は新たに追加された試合。郷野聡寛と対戦予定だったデビッド・テレルは、8月のUFCで痛めた拳を練習中に悪化させたため欠場する。代わりの相手は近日中に発表される。

  (8) 近藤有己 vs. エバンゲリスタ・サイボーグ
  (7) ロン・ウォーターマン vs.高阪 剛
  (6) ネイサン・マーコート vs.三崎和雄
 ●(5) 菊田早苗 vs. アイスマン
 ●(4) 野地竜太 vs. 柳澤龍志
  (3) 郷野聡寛 vs. 未定
 ●(2) 北岡 悟 vs. 井上克也
 ●(1) 三浦広光 vs. クァク・ユンソブ

 菊田の相手のアイスマンはチャック・リデルではなく、猪木道場USA所属の37歳のプロレスラー。5月のジャングルファイト2で新日本プロレスの柴田勝頼にチョークで秒殺された選手だ。菊田は「噛ませ犬相手という意識は無い。いつもギリギリで戦っているんで、今回は相手うんぬんというより、自分との戦いになる」と気を引き締めて語った。
 その先に見据えるのはホイス戦。「ホイスに一歩でも近付けるよう、大みそかはグレイシー系の選手と戦ってアピールして、来年あたりに実現させたい」と慎重だったが、パンクラスの尾崎允実社長は「DSEの榊原社長には『菊田がホイス選手と戦いたがっている』と話してある。(菊田が言うより)もっと早く実現する可能性もある」と、早期実現に自信をのぞかせた。また菊田は「まだ先なので考える余裕はないですけど」としながらも、来年のPRIDEミドル級GPへの参戦に意欲を示した。
 さらに菊田は「寝技では細かい部分まで練習を繰り返し、ボクシングでも色んな場面を想定して、これまでやらなかったようなアッパーも練習した。スタミナも付けて、以前より余裕を持って得意の寝技につなげる練習をしてきた」とコメント。「ニュー菊田」を見せつけ、大みそかに向け弾みをつけたいところだ。

 柳澤はパンクラス旗揚げメンバーで今大会唯一の参戦選手。00年6月にパンクラスを離脱したが、パンクラスと新日本プロレスの友好関係により、今回の参戦が実現した。柳澤は会見に出席しなかったが、コメントを発表。「懐かしい気持ちは全く無い。単に一つの格闘技団体に参戦するという印象しかない。相手の野地選手はK-1でも強い選手だったのを覚えている。自分はプロレスラー。一番インパクトのある試合をすることしか考えていない。今回はヒールなので、ブーイングをよろしく」と、新日本でのキャラクターそのままのアピールをしている。
 対する野地は「7月のデビュー戦は短い時間で終ってしまったが、学ぶ事が多かった。K-1の時も柳澤選手の試合を見ていた。僕もインパクトのある試合をしたいです」と意気込みを語った。

 第2試合はウェルター級6位の北岡と、8位の井上のランキング戦。選手層の厚くなったパンクラス・ウェルター級を、一般ファンにもアピールできるようなファイトを期待したい。
 第1試合に登場するクァク・ユンソブは韓国ネオファイトの選手で、昨年12月のネオファイトのトーナメント2回戦で渡辺大介に敗れている。三浦は総合デビュー2戦目でミドル級8位にランク入りした新鋭だ。(井原芳徳)

近藤、“仮想シウバ”と再起戦

(10/13 up) メインを務める近藤有己の相手が、シュートボクセのエバンゲリスタ・サイボーグに決まった。近藤は8月のPRIDEでヴァンダレイ・シウバに敗れ、“仮想シウバ”とも言える選手と再起戦を行うこととなる。近藤が6月に戦ったシャノン・リッチも“仮想シウバ”だったが、今度のサイボーグは“シウバ度”の格が違う。
 サイボーグは昨年5月、渋谷修身をKOしたハードパンチャー。ヴァンダレイ・シウバを思わせるスキンヘッド、タトゥ、逆三角のボディ、ファイトスタイルで一気に注目を浴び、渋谷戦直後には近藤も同年8月の両国大会での対戦を希望したほどだった。両国では佐々木有生戦が決まったが、直前にアカデミア・ブドーカンからヴァリッジ・イズマイウ率いる「ブラジル・ドージョー」に移籍。イズマイウとパンクラスの関係が悪化し、サイボーグの参戦は途絶えた。しかし大みそかのイノキボンバイエ出場の約束が果たされなかったこと等もあり、サイボーグはイズマイウの元を離れ、今年1月にシュートボクセに移籍。ヴァンダレイから直々に指導を受け、“シウバ度”に一層磨きをかけているようだ。
 近藤は12日の後楽園ホール大会の休憩明け、ファンに挨拶。「進化した姿、勝つ姿を見せたい。パンクラス旗揚げの地、NKホールでの最後の興行を、自分がきっちり締めたいと思います」と宣言した。大会前の記者会見では「仮想シウバという意識は無い。あくまでサイボーグはサイボーグ。だがシウバに負けて練習方法に疑問も出たので、これから少しずつ変えて行くと思う。今回勝って大みそかの大会にも出たい。来年のPRIDEミドル級GPにも是非出場したい」と意気込みを語った。(井原芳徳)

高阪剛、10年目に踏み出す新たな第一歩

(10/6 up) パンクラスに初参戦する高阪剛が5日、東京・広尾のP's LAB東京で記者会見を行った。高阪は怪力男・ロン・ウォーターマン戦を自ら志願したことを明かし、デビュー10年目の区切りとなるこの試合を「新しい挑戦の第一歩」と表現した。

 02年2月のリングス活動休止後、事実上フリーとなった高阪は、UFC 37のリコ・ロドリゲス戦、DEEP 6thのノゲイラ弟戦で連敗し、心技体の向上の必要性を痛感したという。03年5月のアルティメットクラッシュでのスミヤバザル戦は、相手の負傷によるTKO勝ちで不完全燃焼に終ったものの、同年10月に205cm・125kgの巨漢・ヒカルドン相手に文句なしの判定勝ちをおさめ、成長ぶりを見せつけた。
 それでも「もうちょっと何かが足りないと思った」高阪は、以降1年間練習に集中。Gスクエアでは吉田秀彦、高橋義生、横井宏考、シアトルでもジョシュ・バーネット、ボブ・サップら、ヘビー級の強豪と常日頃練習し、外国人とも互角に渡り合える肉体を築き上げた。3月には34歳となったが「20代の頃のように体は充実している」と豪語。ウォーターマン相手の戦略について聞かれると「細かいことをやってもしょうがない。真正面からぶつかるだけ」と語ったが、闇雲な玉砕覚悟の発言ではなく、地道な練習の成果への自信の裏付けがあることを感じさせた。

 古巣・リングスと因縁浅からぬパンクラスに参戦することへの感慨を尋ねると、高阪は今回の試合に賭ける熱い思いを一気に語った。
「自分はリングスで育った選手ですから、どんなに違う練習や技術を取り入れても、芯にはリングスがあるのは一目瞭然なんですよ。そう見られるのは当然だと思います。今回の試合では色んなものに挑戦しないといけないと思っています。もちろんウォーターマン選手に対する挑戦、タイトルへの挑戦、そしてパンクラスさんのファンへの挑戦もあり、自分自身への挑戦、リングスファンに対する挑戦もあるし、そういういろんなものに対し、全ての上で納得させなければいけないと思います。なぜならこの試合は自分が望んだ試合だから。ですからこの試合に向けて、今までにない緊張感と、気持ちの高ぶりがあります。大きな仕事を成し遂げなければという気持ちで一杯です」

 会見冒頭の挨拶でも「今回の試合は新しい挑戦の第一歩」と語っていた高阪。パンクラスの尾崎允実社長から「うちのリングをかき回して欲しい」と継続参戦を期待されるが、ベルトの先の目標について聞かれても、「目の前にある試合で勝つことしか考えていない」と冷静だ。最後の写真撮影でウォーターマンの写真パネルを渡され、パネルを殴るポーズを要求されても、「そういうのは嫌なんで」と拒否するのが、いかにも高阪らしい。
 1993年9月にリングスに入門し、94年8月20日の鶴巻伸洋戦でプロデビューしてから10年。前回NKホールに上がった99年11月14日のUFC-Jのペドロ・ヒーゾ戦からも、もう5年が経とうとしている。これまでもそうだったように、これからも高阪剛は一歩一歩自分の道を進んでいくだけだ。(井原芳徳)

ペイパービュー生中継が決定

(10/6 up) 今回のNK大会の模様がスカイパーフェクTV!のペイパービューチャンネル「パーフェクトチョイス」Ch.177で生中継されることが決まった。視聴料金は2,100円/番組(税込)。大会直前の11/4と11/6には、5月・6月にサムライTVで放送され好評を博した「パンクラス〜秒殺伝説〜」「格闘家列伝・近藤有己」も再放送される。視聴に関するお問い合わせはカスタマーセンターまで(Tel. 0570-039-888 または 045-339-0202:年中無休10:00〜20:00)

高阪初参戦! ウォーターマンとタイトル戦

(10/5 up) 高阪剛がNK大会でパンクラスに初参戦し、ロン・ウォーターマンと初代スーパーヘビー級王者決定戦を争うことが決まった。リングス・ジャパン出身で、パンクラスに参戦する選手は高阪が初めて。高阪が勝てば、もちろんリングス出身者で初のパンクラス王者となる。高阪はこれまでの実績が考慮され、スーパーヘビー級10位にランクインしている。これはジョシュ・バーネットが初参戦で即、無差別級王者決定戦に臨んだ昨年8月の措置と同じと考えられる。高阪は5日記者会見し、タイトル戦に向けての意気込みを語る予定だ。

郷野×テレル、事実上の近藤挑戦者決定戦

(9/25 up) GRABAKAの郷野聡寛が、シーザー・グレイシー柔術の強豪・デビッド・テレルと対戦することが決まった。郷野は2月のPRIDE武士道でマウリシオ・ショーグンにKO負けを喫するも、6月のパンクラス後楽園大会で栗原強を豪快にKOし、復活ののろしをあげた。対するテレルは昨年12月にパンクラス初参戦し佐々木有生をKOすると、今年3月には渋谷修身に一本勝ち。さらに8月にはUFCに初参戦し、レスリング五輪銀メダリストの強豪・マット・リンドランドを秒殺KOし、世界中の総合格闘技ファンにその名を知れ渡らせた。
 現在ライトヘビー級のランキングは、王者:近藤有己、1位:菊田早苗、2位:郷野、3位:ニルソン・デ・カストロ、4位:テレルとなっている。菊田は昨年11月に近藤にタイトルを奪われ、同じ大会で郷野はカストロを下したことから、今回の郷野 vs. テレルは、両者の実績も考慮に入れると、事実上の次期王座挑戦者決定戦となりそうだ。
 チケットは9月26日(日)より一般発売がスタートする。(井原芳徳)

マーコートと三崎、ミドル級王座賭け激突

(8/30 up) パンクラスは30日、ヒカルド・アルメイダのベルト返上により空位となっているミドル級王座を賭け、同級1位のネイサン・マーコートと3位の三崎和雄がNK大会で対戦する発表した。両者は02年3月に対戦。開始早々のマーコートのスープレックスで三崎が肘を脱臼し、マーコートがドクターストップによるTKO勝ちをおさめている。半ば偶発的な事故によるフィニッシュのため、再戦が待望されていた。マーコートは故郷のアメリカ・コロラド州で28日(現地時間)結婚式を挙げたばかり。メキシコに新婚旅行に行き戻った後、三崎戦に向け練習を開始する。
 尾崎允実パンクラス社長は、NK大会で全階級のタイトルマッチを行うことも視野に入れマッチメイクを進めている。無差別級王者ジョシュ・バーネットには、DSEも10月31日のPRIDE.28への出場オファーを出しており、両団体の争奪戦となりそう。PRIDEでシウバに敗れたライトヘビー級王者・近藤有己の再起戦はNK大会となりそうだ。(井原芳徳)

来年閉鎖のNKで5年ぶり開催

(7/7 up) パンクラスは7日、東京ベイNKホール大会を11月7日(日)に開催することを発表した。NKホールはパンクラス旗揚げの地で、この会場での大会開催は99年9月大会以来約5年ぶりとなる。NKが来年6月末で閉鎖されることが決まり、パンクラスでは急遽今大会を追加決定。これが最後のパンクラスNK大会となる。

 

パンクラス "Sammy Presents PANCRASE 2004 BRAVE TOUR"
2004年11月7日(日) 千葉・東京ベイNKホール
開場・15:00 開始・16:00
(スカパー!でPPV完全独占生中継。視聴料2,100円/回 [→詳細]

第8試合 メインイベント ライトヘビー級 5分3R
近藤有己(パンクラスism/王者)
エバンゲリスタ・サイボーグ(ブラジル/シュートボクセ・アカデミー)

第試7合 初代スーパーヘビー級キング・オブ・パンクラス決定戦 5分3R
ロン・ウォーターマン(アメリカ/チーム・インパクト/2位)     
高阪 剛(チーム・アライアンス/10位)

第6試合 第5代ミドル級キング・オブ・パンクラス決定戦 5分3R
ネイサン・マーコート(アメリカ/ハイ・アルティチュード/1位)
三崎和雄(パンクラスGRABAKA/3位)

第5試合 ライトヘビー級 5分3R
菊田早苗(パンクラスGRABAKA/1位)
アイスマン(アメリカ/猪木道場USA)

第4試合 ヘビー級 5分3R
野地竜太(パンクラスMEGATON)
柳澤龍志(フリー)

第3試合 ライトヘビー級 5分3R
郷野聡寛(パンクラスGRABAKA/2位)
ティム・マッケンジー(アメリカ/シーザー・グレイシー・アカデミー)

第2試合 ウェルター級 5分3R
北岡 悟(パンクラスism/6位)
井上克也(和術慧舟會RJW/8位)

第1試合 ミドル級 5分2R
三浦広光(パンクラスMEGATON-TOKIN/8位)
クァク・ユンソブ(韓国/ネオファイト)


■ 入場料金:
 VIP \30,000- (最前列のみ、パンフレット付。パンクラス電話受付での販売のみ)
 SS \15,000- A \10,000- B \6,000- 2F-A \8,000- 2F-B \5,000-
 ※当日券は一律500円増しとなります。

■ 先行チケット発売日:9月24日(金)後楽園ホール大会
■ 一般チケット発売日:9月26日(日)

■ チケット発売所:
チケットぴあ 0570-02-9999 (Pコード594-040)
ローソンチケット 0570-00-0403 (Lコード37638)
CNプレイガイド 03-5802-9999
イープラス http://eee.eplus.co.jp/(パソコンもケータイも同じアドレス)
楽天チケット
後楽園ホール 03-5800-9999
書泉ブックマート 03-3294-0011
大山アメリカン 03-3962-6443
レッスル池袋 03-3989-0056
ビデオショップチャンピオン 03-3221-6237
水道橋・マニア館 03-5276-0304
アイドール新宿 03-3371-5211
ファイター 03-3354-1903
フィットネスショップ水道橋 03-3265-4646
チケット&トラベルT-1 03-5275-2778
格闘技・プロレス図書館 闘道館 03-3512-2080
イサミ尚武堂 03-5214-6487
ゴールドジム 03-3645-9434
パンクラス 03-5792-0815
※ぴあ、ローソンチケット、CNプレイガイドは全国各地の窓口でお買い求め頂けます。

■ お問い合せ:パンクラス 03-5792-0815

Last Update : 11/06

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