[MFC] 10.15 ニュージャージー:小谷、計量後に消えた!?
ユーフォリアMFC "The ROAD to the TITLES 1" 10月15日(金・現地時間) ニュージャージー
▼ (10/15 up) コタニはどこだ? ユーフォリアMFCの前日計量を69.09kg(154パウンド)で一発クリアした小谷直之が、いつのまにかどこかへ消えてしまった。 計量の後に予定されていた会見の準備が整い、トーナメントに参加する全16選手が一同に会したと思いきや、よく見るとまだ最前列の右端の小谷の席1つだけが空いている。会見を始めることができず、関係者が慌て始めたその時だった。食べ物で山盛りになった皿を片手に、プラスチックのフォークで刺した肉を頬張りながら、何ごともなかったように小谷が会場に戻って来た。 火曜の夜中にアトランティックシティに着いたということは、現地入りしてまだ正味1日。だが小谷は緊張も疲れも全く感じさせず、さっそく選手や関係者やアメリカのマスコミの前で、日本にいるときと変わらない「自然児」ぶりを発揮する。ゴーイング・マイ・ウェイ。自分のペースを崩さない、そんな小谷の戦いは、もう始まっているのかもしれない。 「トップクラスの選手ばかりなんで、自分の力を試したいと思っています」「(一回戦の相手の)エドワーズはそう簡単に寝技につきあってこないんで、ある程度はスタンドで勝負して、あとはグラウンドをできるだけ狙っていきたいです」 翌日の試合についても淡々と語り、世界のトッププロ達と同じ舞台に立っていることへの興奮、慣れない土地での動揺など、みじんも感じさせない小谷。皿の上の山盛りの食べ物と同じように、強豪たちもあっさりと平らげてしまうのだろうか?(シュウ・ヒラタ/BoutReview USA)
クレーン欠場でマタモロスが出場
▼ (10/7 up) ライト級トーナメントにエントリーしていたアルバート・クレーンが、鼓膜が破れたため欠場する。代わってヘンリー・マタモロスがリッチ・クレメンティと一回戦で対戦することとなった。なお、ジェイ・アイルランド vs. カート・ペリグリーノのオルタネートバウトも両者の負傷により中止となっている。(情報源:ADCC NEWS)
小谷参戦の大会をヒョードルが観戦
▼ (10/2 up) 10月2日のADCC NEWSによると、エメリヤーエンコ・ヒョードルがユーフォリアMFCの観戦に訪れるという。ヒョードルの所属するレッドデビルから、ヘビー級トーナメントにはローマン・ゼンツォフ、ライト級トーナメントにはセルゲイ・ゴリアエフが参戦するため、彼らのセコンドに付く可能性が高い。
パンクラス参戦のペリグリーノも登場
▼ (10/2 up) 全カードと試合順が決まった。詳細は下記一覧参照。ライト級トーナメントのメンバーは同じだが、ヘビー級トーナメントの出場選手が3人変更となっており、オルタネートバウト(いわゆるリザーブファイトか?)には7月のパンクラスで北岡悟に敗れたカート・ペリグリーノも登場する。 開催日は10/16(土)から10/15(金)に変更となっており(いずれも現地時間)、会場もトランプ・タージマハールからトロピカーナカジノに変わっている。(情報源:ZSTオフィシャルサイト、ADCC NEWS)
小谷直之、強豪エドワーズと対戦
▼ (6/28 up) ADCC NEWSの28日の記事によると、10月16日から米国ニュージャージー州で開幕する「ユーフォリアMFC」大会のライト級(-70kg)8人トーナメントに、“ZSTのエース”小谷直之が参戦し、一回戦でイーブス・エドワーズと対戦するという。エドワーズは過去に佐藤ルミナ、宇野薫、川尻達也に敗れているが、UFCでは5連勝中の強豪。準決勝は12月11日、決勝は来年2月26日に同じ会場で行われる。 小谷が主戦場とするZSTではグラウンド顔面打撃無しだが、当然エドワーズ戦では有りとなる。7月4日のZSTでは有りのルールでリトアニアのレミギウス・モリカビュチスと対戦する。小谷のエドワーズ戦に向けての数試合は、有りのルールにいかに適応していくかがポイントとなるだろう。 他にもこのトーナメントには元修斗世界ウェルター級王者のヨアキム・ハンセン、宇野をKOしたことのあるエルメス・フランカ、ZST GPで小谷を下したリッチ・クレメンティも参戦。この階級のトップクラスが勢揃いする。なお、ヘビー級(+93-120kg)トーナメントも同時開催され、ライトヘビー級(-93kg)トーナメントは12月大会から開幕する。ユーフォリアMFCは、フロリダで開催されているAFCと提携関係にある大会で、3月にはアメリカ人とレッドデビルチームの9対9対抗戦を実施している。(井原芳徳)
ユーフォリアMFC(Euphoria Mixed Fighting Championship)"The ROAD to the TITLES 1" 2004年10月15日(金) 米国ニュージャージー州アトランティックシティ:トロピカーナカジノ
第10試合 ヘビー級トーナメント一回戦 ローマン・ゼンツォフ(ロシア/レッドデビル) アントニー・ジャウジ[Joaude](ブラジル/ファス・バーリトゥード)
第9試合 ヘビー級トーナメント一回戦 ジェフ・モンソン(アメリカ/アメリカン・トップチーム) パット・スターノ(アメリカ/コア・マーシャルアーツ)※ブライアン・ストームバーグから変更
第8試合 ライト級トーナメント一回戦 小谷直之(日本/ロデオスタイル) イーブス・エドワーズ(アメリカ/サード・コラム)
第7試合 ライト級トーナメント一回戦 セルゲイ・ゴリアエフ[Golyaev](ロシア/レッドデビル) ヨアキム・ハンセン(ノルウェー/チーム・スカンジナビア)
第6試合 ヘビー級トーナメント一回戦 ユリスセス・カストロ(カナダ/エピックファイトチーム) ケリー・ショール(アメリカ/チーム・エクストリーム) ※ポール・ブエンテロから変更
第5試合 ヘビー級トーナメント一回戦 トラビス・ウィウフ(アメリカ/チーム・エクストリーム) イブラギム・マゴメドフ(ロシア/レッドデビル)※セルゲイ・カズノフスキーから変更
第4試合 ライト級トーナメント一回戦 エルミス・フランカ(アメリカ/ブラジリアン・トップチーム) フィル・ジョンズ(アメリカ/シルバーバックス)
第3試合 ライト級トーナメント一回戦 ヘンリー・マタモロス(アメリカ/ペドロ・ソーヤー・チーム) リッチ・クレメンティ(アメリカ/チーム・エクストリーム)
第2試合 ヘビー級 ジョナサン・ウィゾレック(アメリカ/バルドスタ・マーシャルアーツ・アカデミー) ベン・ロズウェル(アメリカ/ミレティッチ・ファイティングシステム)
第1試合 ライト級 ライアン・シュルツ(アメリカ/チーム・クエスト) デビッド・ガオナ(スペイン/SHOOTスペイン)
Last Update : 10/16
|