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[PRIDE GP決勝戦] ノゲイラがコメントを発表

(8/17 up) 15日のPRIDE GP決勝後、ノーコメントだったアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラが17日、PRIDE主催のDSEを通じてコメントを発表した。

<ノゲイラのコメント>
 今回のグランプリ決勝戦が、あのような形で終ってしまい、非常に残念に思っている。このPRIDEヘビー級トーナメントの制覇に向けて死にものぐるいでトレーニングを重ねてきた。もし、あの闘いで命を落とすことになっても構わないという気持ちで試合に臨み、ようやく決勝戦に辿り着いた。しかも相手は、借りのあるヒョードル。
 PRIDE.25でヒョードルに敗れてベルトを失ってから、もう一度自分自身を見つめ直し、彼に勝つことだけを目標に練習を積んできた。最高、最大の舞台で対戦が実現したにも関わらず、自分の全てを出し切る前に試合を止められ、未だに気持ちの整理がついていない。
 ノーコンテストという裁定に関しては主催のDSEの立場に立てば理解はできるが、気持ちの部分では納得できない。私こそ、あの試合の勝者だと思っている。何故ならば私はまだ充分に闘うことができたし、どんな形であれ、あの時点で闘うことのできなくなったヒョードルは敗者だと思っている。
 しかし、ファンの皆さんが完全決着を望むなら、明確な時期を特定することはできないが、ファンのため、自分のためにリマッチをし、このわだかまった気持ちをすっきりさせたいと思っている。そして、PRIDEグランプリのベルトをいただき、さらに彼に預けているPRIDEヘビー級ベルトも返してもらいたいと思っている。
 繰り返しになるが、これだけは伝えたい。わたしは、PRIDEの頂点に立つことだけを目標に命を削って練習をしてきた。私がただ自分自身が誰よりも強いことを証明したいだけだ。
 自分自身、そして支えてくれるトップチームの仲間、そして何より私を応援してくれるファンの為に、必ず頂点に立つことを約束する。

Last Update : 08/17

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