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[パンクラス] 元大相撲関脇・若翔洋、MEGATON入団

(6/1 up) 元大相撲関脇の若翔洋(わかしょうよう)が1日、パンクラスMEGATON入団を発表した。若翔洋は1966年3月生まれの38歳。若貴フィーバーに沸いた90年代前半、黄金時代を築いた二子山部屋で活躍し、97年11月に引退した。現在は上目黒で無国籍料理店を経営している。プロレスと格闘技には幼い頃から興味があったといい、MEGATONの関係者がスカウトしてきた。既に半年前からMEGATONのメンバーと練習している。料理店経営も続けるといい、「楽しみが2つ出来た」と語っていた。パンクラスデビューの時期は未定で、今後の仕上がり次第となる。MEGATONは100kgを越えるスーパーヘビー級集団で、所属プロ選手は高森啓吾、IRO関、保坂忠広、野地竜太に続きこれで5人目。(井原芳徳)

<パンクラス発表の公式プロフィール>
若翔洋
■本名:馬場口 洋一
■生年月日:1966年3月8日
■身長/体重:180cm/140kg
■出身地:東京都中野区
■所属:パンクラスMEGATON
■格闘技歴:柔道、大相撲
■幕内戦歴:通算23場所 144勝185敗16休 敢闘賞2回
・1981年 5月 初土俵
・1991年 5月 新十枚目
・1991年 9月 新入幕
・1997年11月 最終土俵
・最高位:関脇
中学校時代に柔道を始めたが、体格に恵まれていたことから知人に相撲への入門を勧められ、また相撲好きの親にも強く説得されて、地元にある先代・若乃花の二子山部屋に入門。
1981年の初土俵からトントン拍子に昇進するも、十両を目前にして腰のケガで三段目まで降格。その後治療に専念し、3ヶ月間のリハビリでケガを克服。復帰後は勝ち越しを続け幕内へ昇格。最終的に関脇まで昇進し、大関への期待もかかるが、1997年の九州場所を最後に引退。その後2年半は相撲協会に残った。
巨躯を生かして寄る思い切りの良い取り口で、若貴フィーバーに沸いた90年代、黄金時代を築いた二子山部屋で活躍した力士である。現役時代には、現在『K-1』のリングで活躍中の元横綱・曙から金星を奪ったこともある。
幼い頃からプロレスや格闘技が好きで、引退した当初はスポーツ紙上で“プロレス転向"の見出しも踊った。あれから約7年の歳月を経て、諦めなかった格闘家への夢を遂に実現すべく、2004年6月1日、パンクラスMEGATONへ正式入団!
「ここ2〜3年が最後のチャンスだと思っている。パンクラスで良い成績を残して、いずれは『PRIDE』などにも出場したい」と語る若翔洋。丸い土俵から四角のリングへ、新たな戦場に挑み始めたパンクラス最重量ファイターの今後の生き様に是非注目してほしい。
※現在は上目黒にて無国籍料理店「トゥールド・パオン」を経営。

Last Update : 06/02

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