[パンクラス] 5.28 後楽園:ウォーターマン、鉄のフライパンを丸めた!
パンクラス "2004 BRAVE TOUR" 5月28日(金) 後楽園ホール 【→カード&チケット情報】 [→掲示板スレッド]
▼ (5/26 up) メインで高森啓吾と対戦するロン・ウォーターマンが26日、ピーズラボ東京で怪力パフォーマンスを披露した。 組技のスパーリングでは、チーム・インパクトの同僚で、ボディビル元世界王者だというランデール・ハリス氏を豪快なスープレックスで何度も投げ飛ばした。ボブ・サップを思わせる風貌のハリス氏は体重144kg。次第に疲れを見せるが、ウォーターマンは「ワンモアタイム!」と言って休むことを許さない。寝技になれば半ば力任せのアームロックやヘッドロックでさらにハリス氏を痛めつける。 だがウォーターマンの場合、公開練習が終ってからが“本番”だ。チーム・インパクトとはキリスト教の布教活動と青少年の健全育成を目的に世界各地を巡業し、電撃ネットワークを思わせる怪力パフォーマンスも披露するボディービルダー集団。昨年10月の石井淳戦の前には電話帳破りや木製バット折りを見せたが、今回は写真のように鉄のフライパンを丸め、他にも金属バット折りやダイエットコークの缶を片手で潰すパフォーマンスを繰り広げた。バットを折る前には記者団に煽りの拍手を要請したり、コーラの缶を振りながら近付いてきてビックリさせたりと、“芸”として完成されている。試合が無い時にでもリング上で披露すれば、きっと大ウケすることだろう。
4月のPRIDE GPはリザーバー扱いで、試合が無いことが確定したのは2日前のことだったという。その時は残念だったというウォーターマン。もちろん「自分にGP出場の権利が回ってくれば試合をしたい」と語っていたが、「私は常にトレーニングしていて、いつでも試合できる状態だから、これはこれと割り切ってる。ウップンを晴らすという気持ちはないよ」といい、気持ちの切り替えはできているようだ。高森について聞かれると「打撃がうまいが、どのように来ようが応戦できるから心配ない。1Rで関節を極めるかマウントで叩き潰すかどっちかだ。試合が終れば彼はあのコーラ缶のように粉々になってるだろうよ」と不敵に笑った。(井原芳徳)
秒殺KO男・高森、今度こそ寝技解禁か?
▼ (5/26 up) メインイベントでロン・ウォーターマンと対戦するパンクラスMEGATONの高森啓吾が25日、ピーズラボ東京で練習を公開した。 高森はMMAでは小川直也、吉田秀彦に次ぐ柔道全日本選手権出場者でありながら、なぜか剛腕パンチを最大の武器とし、過去のMMA4戦全てスタンドでのパンチ決着。しかも4試合合計してのタイムがわずか2分40秒で、過去一度も寝技を見せた事がない。「カズ(中村和裕)と違って僕は寝技が下手ですよ」と謙遜する高森だが、柔道の実績を考えれば、その寝技に幻想を持ちたくなる。 公開練習では同門のIRO関を豪快に投げ飛ばすものの、すぐに立たせて、その先の寝技の攻めを一切見せない。ウォーターマンについて聞かれても「力で寝技に持ち込むだろうけど、僕も力負けしないと思う」と語り、今回もスタンド勝負狙いかに思われた。だが高森は「いや、倒した後の流れによって関節にいったり、そのままパウンドに行くかもしれませんよ。今までも打撃にこだわってたわけじゃなくて、たまたま打撃で決着が付いただけで」と語り、寝技解禁を示唆。「でも今回もたまたま打撃で決着が付けば、一番楽なんですけどもね」とオチを付けていたが、PRIDE-GPリザーバーのウォーターマン相手に、楽な試合になるとは思えない。勝敗はもちろんだが、高森が寝技を出すか出さないかも、この試合の焦点となる。(井原芳徳)
待機要員ウォーターマン、高森戦で憂さ晴らし!?
▼ (5/10 up) PRIDE GPリザーバーのロン・ウォーターマンがメインに登場し、MEGATONの高森啓吾と対戦することが決まった。MMA9連勝中の前田吉朗は初参戦の杉内勇と対戦する。これで全カードが揃った。 ウォーターマンはPRIDE GP出場選手にエントリーされていたが、結局リザーバーという扱いに。GPは2回戦まで1大会1試合で進められるため、簡単にリタイア選手が出るとは考えにくく、また、仮にリタイア選手が出たとしても途中敗退した他の人気選手に出番が回される可能性が高い。来日はしてみたものの、文字通り“待機”状態となってしまったウォーターマンは、PRIDE GP開幕戦の前々日、パンクラス後楽園大会を観戦。事実上自分の出番は無いと理解しているせいか、その巨体はどこか寂し気だった。 だがそんなウォーターマンの気持ちを察してか?パンクラスは高森戦を用意。しかも舞台は前月寂し気に試合を観戦していた後楽園のメインだ。ウォーターマンは待機状態の憂さを晴らし、存在感をアピールしておきたいところだろう。
前田と対戦する杉内はteam ROKENの新鋭。ROKENといえば3月のclub DEEP福岡大会のグラップリング・タッグマッチで前田から初のタップを奪った“足関十段”今成正和が所属するチームだ。杉内は日本拳法13年、柔術紫帯で、昨年11月のclub DEEP西調布大会のフューチャーキングトーナメント-69kg級を制覇。今年4月DEEP大阪大会で寺田功(ライルーツ・コナン)にKO勝ちしており、前田同様に今勢いに乗っている選手だ。(井原芳徳)
佐々木有生×内藤征弥ほか6試合決定
▼ (4/28 up) 佐々木有生 vs. 内藤征弥ほか6試合が決定した。残り2試合には高森啓吾と前田吉朗が登場し、全8試合を予定している。本誌の掲載は遅れたが、佐々木 vs. 内藤を除いた5試合は、既に10日前に発表されていた。今年に入ってからカード決定が非常に早くなっており、その効果もあって試合の質も全体的に向上している。 佐々木は昨年12月のディファ有明大会でデビッド・テレルにKO負けして以来6ヶ月ぶりの登場。じっくり休養を取っての再起戦となる。対する内藤は12月大会でハー・スンジン、3月大会で佐藤光芳に一本勝ちしており、ついに知名度のある佐々木との対戦のチャンスが巡ってきた。両者とも組技の強さには定評があり、見ごたえのある攻防が期待できる。二人の顔が似ているのも見所の一つか。 昨年12月にGRABAKAに移籍した山宮恵一郎も6ヶ月ぶりの登場。ファイトスタイルの変化に注目だ。今回は掣圏会館の瓜田幸造を迎え撃つ。 北岡悟は慧舟會の平山貴一と対戦。最近の北岡はスーパーヘビー級の保坂、ミドル級の石川と対戦してきたが、その影響が本来の階級のウェルター級でどのように出るかが見物だ。 残り3試合はミドル級・長谷川秀彦 vs. 中西裕一、ウェルター級・和田拓也 vs. 門馬秀貴、飯田崇人 vs. 野沢洋之で、いずれもパンクラス所属選手以外の組合せとなっている。(井原芳徳)
パンクラス "Sammy Presents PANCRASE 2004 BRAVE TOUR" 2004年5月28日(金) 東京・後楽園ホール 開場/17:30 本戦開始/18:30
メインイベント スーパーヘビー級 5分3R ロン・ウォーターマン(アメリカ/チーム・インパクト/2位) 高森啓吾(パンクラスMEGATON/3位)
セミファイナル ライトヘビー級 5分3R 佐々木有生(パンクラスGRABAKA/7位) 内藤征弥(A-3)
第6試合 ライトヘビー級 5分2R 山宮恵一郎(パンクラスGRABAKA/8位) 瓜田幸造(掣圏会館)
第5試合 フェザー級 5分2R 前田吉朗(パンクラス稲垣組) 杉内 勇(team ROKEN)
第4試合 ウェルター級 5分3R 和田拓也(SKアブソリュート/7位) 門馬秀貴(A-3)
第3試合 ミドル級 5分3R 長谷川秀彦(SKアブソリュート/7位) 中西裕一(フリー/10位)
第2試合 ウェルター級 5分2R 飯田崇人(A-3) 野沢洋之(STAND)
第1試合 ウェルター級 5分2R 北岡 悟(パンクラスism/4位) 平山貴一(和術慧舟會千葉支部)
パンクラスゲート ライト級 5分2R 小野寺正人(A-3) 小林元和(飛翔塾)
■ 入場料金: SS \12,000- A \9,000- B \6,500- C \5,000- D \4,000- 立見 \3,500- ※当日券は一律500円増しとなります。16:00より販売
■ チケット発売所: チケットぴあ 0570-02-9999 (Pコード594-040) ローソンチケット 0570-00-0403 (Lコード37942) CNプレイガイド 03-5802-9999 イープラス http://eee.eplus.co.jp/ (パソコンもケータイも同じアドレス) 後楽園ホール 03-5800-9999 書泉ブックマート 03-3294-0011 大山アメリカン 03-3962-6443 レッスル池袋 03-3989-0056 ビデオショップチャンピオン 03-3221-6237 水道橋・マニア館 03-5276-0304 アイドール新宿 03-3371-5211 ファイター 03-3354-1903 フィットネスショップ水道橋 03-3265-4646 チケット&トラベルT-1 03-5275-2778 格闘技・プロレス図書館 闘道館 03-3512-2080 イサミ尚武堂 03-5214-6487 ゴールドジム 03-3645-9434 パンクラス 03-5792-0815 ※ぴあ、ローソンチケット、CNプレイガイドは全国各地の窓口でお買い求め頂けます。 ■ お問い合せ:パンクラス 03-5792-0815
Last Update : 05/26
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