[UFC] 前ヘビー級王者シルビア、出場停止処分解除。PRIDE-GP参戦か?
▼ (4/9 up) 前ヘビー級王者・ティム・シルビアが3月30日に行った薬物検査の結果が実は陰性で、ネバダ州アスレチックコミッション(NSAC)の出場停止処分を解除されていたことが明らかになった。 MaxFightingの5日の記事によると、シルビアは3月30日に尿を検査会社に提出。UFC 47の計量が前日の4月1日昼に行われるため、NSACは同日朝を検査結果の報告期限としたが、陰性の報告が届いたのは大会当日の2日だった。しかしUFCを主催するズッファは、結果が届いてないにも関わらず、1日の午後のリリースでは結果が陽性だったと伝えた。ズッファはまだこの誤報を撤回していない。エイプリルフールにしては度の過ぎた話である。 何はともあれ処分の解けたシルビアは、6月のUFC 48でフランク・ミアと対戦する模様で、今年中にはアンドレイ・オロフスキーとヘビー級王座決定戦を争う方向だという。 だがこれは5日時点での話で、8日(日本時間)になってPRIDE-GPに急遽参戦する可能性が高まった。PRIDEを主催するDSEの榊原信行社長は8日の会見で「UFCからも『彼(シルビア)にチャンスを与えてくれないか』という話をいただいている」と話している。ただし榊原社長は「返上の理由となったステロイドがまだ体内に微量残っていたため(2日の試合を)欠場となってしまった」と語り、処分が解除されていたことを知らなかったため、まだUFC側と詰めた交渉には入っていないことを伺わせた。(井原芳徳)
Last Update : 04/09
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