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[イノキボンバイエ] ミヤトビッチ氏、自腹でギャラ問題解決と主張

(2/17 up) 格闘技選手の代理人を務めるミロ・ミヤトビッチ弁護士は16日、昨年大みそかのイノキボンバイエのギャラ未払い問題の一部を自腹で解決したと発表した。同氏がギャラを払ったするのは、マネージメントするオランダのゴールデン・グローリー所属のステファン・レコ、セーム・シュルト、アリスター・オーフレイムの3選手で、金額は非公開。
 同氏は代表を務めるアイビズキューブジャパン社を通じて16日にFAXでプレスリリース。「最近ある新聞やインターネット等で私個人のモラルやプロ意識及び猪木祭2003における私の立場に関する根拠のない噂、嘘、情報操作が飛びかっているが、まず私の猪木祭2003での役割は私が独占代表マネイジメント権を持つ選手たちの供給にあった」とし、本来ファイトマネーを支払う立場ではないことを主張。そして「現時点でまだ、主催者(=ケイコンフィデンス)からファイトマネーを受け取っていないが、試合後かなり時間が経っているので、私個人の財布からステファン・レコら3人にファイトマネーを支払った。なぜなら私のポリシーは第一に試合後にどういう問題があっても約束通りにファイターにファイトマネーを支払うということだからだ」と説明している。
 また同じリリースにはゴールデン・グローリーのマネージャー・バス・ブーン氏の「この猪木祭でファイトマネー未払い問題が起こった事は非常に遺憾であるが、ミヤトビッチ氏はこのような状況でも約束どおりに3人の選手のファイトマネーを支払ってくれて彼の誠実さにとても感謝している」というコメントも掲載され、ミヤトビッチ氏とブーン氏との友好関係が強調されている。さらに両氏は「過去にあった格闘技戦争と呼ばれる中で起こった様々な出来事は忘れて、前向きにフェアな姿勢でK-1、PRIDE、猪木、UFC、WWE、その他プロモーターと一緒に格闘技ファンの見たいと思うイベントを作って行きたい」と語っているという。
 ミヤトビッチ氏はクロアチア出身でオーストラリア国籍の国際弁護士で、在日13年。日本企業向けにコンサルティング業務を行っている傍ら、格闘技選手や水泳のイアン・ソープ、クロアチアサッカー連盟のマネージメントも行っている。(井原芳徳)

Last Update : 02/17

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