[UFC 46] 1.31 ラスベガス:ベウフォートにまたも災難。姉が行方不明
UFC "UFC 46 -Super Natural-" 2004年1月31日(土) ラスベガス [→掲示板・UFCスレッド]
▼ (1/12 up) ADCC NEWSによると、ビクトー・ベウフォートの姉・プリスシラさんが1月9日朝から行方不明となり、警察が捜索中だという。ベウフォートはクートゥア戦に向けての最終調整のため渡米間際だったが、母親をサポートするためしばらくリオデジャネイロに残る。 過去にもベウフォートは01年9月のティトとのビッグマッチの直前に右腕を負傷、02年5月のリデル戦の2ヶ月前には伝染病の治療薬のアレルギーで試合を断念したことがある。(井原芳徳) ◆◆当初「妹」と書いてしましたが、「姉」の間違いでした。お詫びして訂正いたします。
バスケス靭帯断裂で欠場。代理選手も柔術家に
▼ (12/22 up) ハビエル・バスケスが左膝前十字靭帯断裂により欠場し、ジェラルド・ストレベントがマット・セラと対戦することが決まった。ストレベントは9月のUFC 44で初参戦しKO負けしたが、セラ同様柔術のテクニシャンとして知られる。
全試合決定。ウェルター級戦線で注目カード続出
▼ (12/18 up) 大みそかの大会のカードがなかなか決まらない日本に反し、アメリカのUFCは早くも1/31の全カードを正式決定した。既報の通り今大会はランディ・クートゥアの防衛戦が最注目カードだが、ウェルター級戦線でなかなか興味深いカードが揃った。 11月のUFC 45の直後に決まったとおり、ウェルター級王者のマット・ヒューズが、ライト級強豪のBJペンの挑戦を受けて立つ。ウェルター級離れしたパワーを持つヒューズの力に、ライト級から階級を挙げて来るペンがどこまで対応できるかが勝敗の鍵となるだろう。 ウェルター級の前王者・カーロス・ニュートンは、ペンの師匠のヘナート・ベヒーシモと激突。ベヒーシモは10月のペンの主催興行で元UFC常連のギル・カスティーヨにTKO勝ちをおさめた。今回UFC初参戦。ニュートンとはハイレベルな寝技の攻防が期待できる。 同じくウェルター級の業師・カロ・パリジャンの出場も決定。パリジャンは9月のUFC44で華麗なサブミッションテクニックを披露し、UFCマニアの注目を浴びた。普段はハリウッドのスタントマンを生業とし、アテネ五輪の柔道米国代表候補にも選ばれているという。対するフランス系カナダ人のジョルジュ・サンピエール[Georges St. Pierre]は、カナダ最大規模のMMA大会TKO(旧称UCC)で5戦無敗。全て一本またはKO勝ちで、ウェルター級王者に君臨し、11月にはピート・スプラットを1Rチョークで下した急成長株だ。
ヘビー級のフランク・ミア vs. ウェス・シムズは、6月のUFC 43の再戦。前回の試合ではシムズが金網をつかみながら反則のストンピングを5連発放ち、試合続行不可能となってしまった。完全決着が期待される。 ミドル級では“ティトにケンカで勝った男”リー・マーレイが待望のUFC初参戦。7月のロンドンでの試合ではペレにKO勝ちし実力を証明済み。対するホルヘ・リベラは9月のUFC44でデビュー戦を飾っており、フレッシュな顔合わせだ。 最近UFCの扱いの悪いライト級戦線だが、マット・セラ vs. ハビエル・バスケスの柔術黒帯対決、UFC44で宇野薫をKOしたエルメス・フランカと同大会でKO勝ちしたジョシュ・トムソンの対決と、今後に期待を持たせるカードが揃った。だがバスケスが負傷欠場するという情報もあり、流れによってはまたも前座扱いとなる気配も…。(井原芳徳)
クートゥア、ベウフォートと初防衛戦
▼ (11/13 up) ライトヘビー級王者・ランディ・クートゥアがビクトー・ベウフォート相手に初防衛戦を行うことが12日正式発表された。両者はベウフォートがまだ19歳だった97年10月のUFC 15で対戦しており、その時は8分17秒でクートゥアがKO勝ちをおさめている。 今回の大会にはクートゥアの「The Natural」という愛称と、開催日が近いアメフトのスーパーボウルにちなみ、「Super Natural」という大会名が付けられている。
Ultimate Fighting Championship "UFC 46 -Super Natural-" 2004年1月31日(土) 米国ネバダ州ラスベガス:マンダレイ・ベイ
メインイベント UFCライトヘビー級タイトルマッチ 5分5R ランディ・クートゥア(米国/チーム・クエスト/王者) ビクトー・ベウフォート(ブラジル/ブラジル・ファイトクラブ/挑戦者)
セミファイナル UFCウェルター級タイトルマッチ 5分5R マット・ヒューズ(米国/ミレティッチ・マーシャルアーツセンター/王者) BJペン(米国/BJペンMMA/挑戦者)
ヘビー級 5分3R フランク・ミア(米国/ヒカルド・ペレス柔術) ウェス・シムズ(米国/ハンマーハウス)
ミドル級 5分3R ホルヘ・リベラ(米国/チーム・エリート) リー・マーレイ(イギリス/ピーコックジム)
ウェルター級 5分3R カーロス・ニュートン(カナダ/ウォリアー・マーシャルアーツセンター) ヘナート・ベヒーシモ(米国/BJペンMMA)
ウェルター級 5分3R カロ・パリジャン(米国/フリー) ジョルジュ・サンピエール(カナダ/TKOマネージメント)
ライト級 5分3R マット・セラ(米国/ヘンゾ・グレイシー柔術アカデミー) ジェラルド・ストレベント(米国/マチャド柔術)
ライト級 5分3R エルメス・フランカ(米国/アメリカントップチーム) ジョシュ・トムソン(米国/チーム・シャムロック)
Last Update : 01/13
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