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[修斗] 植松が7月MVP|デヨング×山下の結果変更|地域ランキング始動

(8/15 up) 10日のプロ修斗横浜文化体育館大会で、7月度の月間賞の発表が行われ、月間MVPは7.13後楽園で風田陣に一本勝ちした植松直哉、月間最高試合賞は同大会のライト級新人王決定戦・2回戦・高谷裕之VS日沖発が獲得した。

◆セレモニーでの植松のコメント
「(『見たか、オラッ!』のマイクが話題になっていますが)すごく恥ずかしいです。すみません。育ちが悪くて。恥ずかしい限りです。
(ライト級のチャンピオンシップについては?)まずは環太平洋のベルトができたのでその初代ライト級をとってから、ISC世界ライト級にチャレンジしたいです。
(ファンに一言)これからも一つ一つ自分の納得できる試合をこなしていきたいので、よろしくお願いします。」

5.4後楽園 デヨング vs. 山下の試合結果を変更

(8/15 up) インターナショナル修斗コミッション(ISC)は3日、5.4後楽園ホール大会のマルタイン・デヨング vs. 山下志功の裁定を、山下の判定1-2 (27-29,27-29,29-28)による勝利から、1-0 (28-28,28-28,29-28)の「テクニカル・ドロー」に変更した。デヨング側からの採点を不服とする提訴を受け、ISCは下記のとおりの裁定を行った。

■デヨングvs山下の試合結果変更 [Aug. 03]
 去る5月4日(日)東京都・後楽園ホールにて行われたプロ修斗公式戦、マルタイン・デヨング(オランダ)対 山下志功(パレストラ札幌)の一戦は、鈴木レフェリーが「29:28」でデヨングを、菅野、横山両サブレフェリーが「29:27」で山下を支持し、山下の判定勝利となったが、試合後にデヨング側からこの採点を不服とする提訴があった。ISCではデヨング側から提出された当該試合のビデオ映像を確認し、採点をした3人の審判員から採点の根拠を問い質した。第2、第3ラウンドの採点に関しては、3者の根拠に正当な理由が確認され問題はないと判断したが、第1ラウンドの評価に関しては、インサイドガードの状態で下からのデヨングのパンチ、山下の上からのパンチのどちらがより有効であったかが重要な論点となり、大きく意見が分かれた。菅野、横山両審判員の採点の根拠は「下からのパンチは効かない、上になっている山下の方が強くパンチが打てる。山下はよく手数を出している」と「上にいる方が有効」という先入観にややとらわれた感があり、鈴木審判員は「どのような体勢であれ(上であろうが、下であろうが)採点は実際の攻防の効果を評価しなければならず、実際、デヨングの下からのパンチの方が有効打(クリーンヒット)が多く、山下がパンチを打たれると動きが止まり攻めあぐねる場面が見られ効果的でもあった」と理論的なものであった。ISCでは鈴木審判員の根拠に正当性を認め、この試合の採点は「第1ラウンドは10-9でデヨングを支持することが妥当である」と判断した。この結果、菅野、横山の採点が「28:28」となるため、ISCルール第20章第52条第6項「テクニカル判定」を適用し、ISC裁定で試合結果を「テクニカル・ドロー」に変更する事とした。

※ISCルール第20章「試合の勝敗」第52条「勝敗の決定」第6項「テクニカル判定」を改正、ルールに明記。

(6)テクニカル判定(Technical Decision = TD)
偶発的な事故による負傷、或いはダメージにより、一方または双方の選手の試合続行が不可能になった場合、または災害や設備の破損等、試合続行を不可能に至らしめるような事態が生じた場合、原則として試合の後半(2回戦は最終ラウンド、3回戦は2ラウンド以降)ならばそのラウンドまで含めた採点で2票以上を獲得した者を勝者とし、他を敗者とする。2票未満、或いはそのラウンドが試合の前半(2回戦、3回戦ともに1ラウンドまで)ならばドローとする。なお審判員の採点上の攻防の評価やレフェリーの処置に明確な誤りが認められた場合、或いは審判員に不正があった場合は、審判員による採点は採用せず、ISCの判断により妥当な試合結果へ変更される。

環太平洋&アメリカスランキングスタート

(8/15 up) プロフェッショナル修斗のパシフィックリム(環太平洋)とアメリカスの地区ランキングが7月度より始動した。日本は環太平洋に属し、世界ランキング入りできていない選手も多数ランクインしている。

◆ 世界ランキング

( )内は前月度順位

▼バンタム級 〈-56.0kg〉
C(-)空位
1(1)漆谷康宏(日本/RJWセントラル)
2(2)ホビソン・モウラ(ブラジル/ノヴァ・ウニオン)
3(3)マモル(日本/シューティングジム横浜)
4(4)久保山 誉(日本/SHOOTO GYM K'z FACTORY)
5(5)吉岡広明(日本/パレストラ東京)
6(6)廣野剛康(日本/和術慧舟會)
7(7)村田一着(日本/NEW GROUND)
《解説》
変動なし。

▼フェザー級 〈-60.0kg〉
C(C)大石真丈(日本/SHOOTO GYM K'z FACTORY)
1(1)松根良太(日本/パレストラ松戸)
2(2)秋本じん(日本/総合格闘技秋本道場JUNGLE JUNCTION)
3(3)今泉堅太郎(日本/SKアブソリュート)
4(4)マルコ・ロウロ(ブラジル/ノヴァ・ウニオン)
5(5)塩沢正人(日本/和術慧舟會)
6(6)池田久雄(日本/PUREBRED大宮)
7(7)野中公人(日本/PUREBRED大宮)
8(8)勝村周一朗(日本/SHOOTO GYM K'z FACTORY)
9(9)ABKZ(日本/パレストラ東京)
10(10)小松 晃(日本/総合格闘技道場コブラ会)
《解説》
変動なし。

▼ライト級 〈-65.0kg〉
C(C)アレッシャンドリ・フランカ・ノゲイラ(ブラジル/ワールド・ファイト・センター)
1(1)ステファン・パーリング(アメリカ/ジーザス・イズ・ロード)
2(2)山本 "KID" 徳郁(日本/PUREBRED東京)
3(3)阿部裕幸(日本/AACC)
4(4)勝田哲夫(日本/SHOOTO GYM K'z FACTORY)
5(5)ジョン・ホーキ(ブラジル/ノヴァ・ウニオン)
6(6)バオ・クァーチ(アメリカ/ネクスト・ジェネレーション・ファイティング・アカデミー)
7(8)植松直哉(日本/SHOOTO GYM K'z FACTORY)
8(7)佐藤ルミナ(日本/SHOOTO GYM K'z FACTORY)
9(9)井上和浩(日本/インプレス)
10(10)戸井田カツヤ(日本/和術慧舟會飯田橋トイカツ道場)
《解説》
風田に勝利した植松を7位にアップ。

▼ ウェルター級 〈-70.0kg〉
C(C)五味隆典(日本/木口道場レスリング教室)
1(1)ビトー・ヒベイロ(ブラジル/ノヴァ・ウニオン)
2(2)雷暗 暴(アメリカ/PUREBRED東京)
3(3)三島☆ド根性ノ助(日本/総合格闘技道場コブラ会)
4(4)ヨアキム・ハンセン(ノルウェー/チーム・スカンジナビア)
5(5)川尻達也(日本/TEAM TOPS)
6(6)ハビエル・バスケス(キューバ/ミレニア柔術)
7(7)マーシオ・クロマド(ブラジル/RFT)
8(8)村浜天晴(日本/WILD PHOENIX)
9(9)八隅孝平(日本/パレストラ東京)
10(10)杉江"アマゾン"大輔(日本/ALIVE)
《解説》
クロマドが村浜に勝利したものの村浜側の提訴に対する回答が出るまでランキングに反映せず。

▼ ミドル級 〈-76.0kg〉
C(-)
1(1)中尾受太郎(日本/シューティングジム大阪)
2(2)ジェイク・シールズ(アメリカ/シーザー・グレイシー・アカデミー)
3(3)レイ・クーパー(アメリカ/ジーザス・イズ・ロード)
4(4)加藤鉄史(日本/PUREBRED大宮)
5(5)ショニー・カーター(アメリカ/士道館USA)
6(6)菊池 昭(日本/SHOOTO GYM K'z FACTORY)
7(7)弘中邦佳(日本/SSSアカデミー)
8(8)桜井 "マッハ" 速人(日本/マッハ道場)
9(9)池本誠知(日本/ライルーツコナン)
10(-)エド・クレイ(アメリカ/アドレナリン・ファイト・チーム)
《解説》
中尾に敗れたヘイリモをランク外へ。連勝中のクレイをランクイン。

▼ ライトヘビー級 〈-83.0kg〉
C(C)須田匡昇(日本/クラブJ)
1(1)ダスティン・デニス(アメリカ/アメリカン・トップ・チーム)
2(2)イーゲン井上(アメリカ/グラップリング・アンリミテッド)
3(3)山下志功(日本/パレストラ札幌)
4(6)マルタイン・デヨング(オランダ/NTL修斗タツジン・ドージョー)
5(4)ランス・ギブソン(カナダ/ギブソン・パンクレイション)
6(5)ラリー・パパドポロス(オーストラリア/AUS修斗スパルタン・ジム)
7(7)スコット・ヘンジー(アメリカ/無所属)
8(8)ロナルド・ジューン(アメリカ/808ファイト・ファクトリー)
9(9)桜井隆多(日本/R.GYM)
《解説》
提訴の結果(山下vsマルタインはドロー裁定)を踏まえマルタインを4位へアップ。

◆ 環太平洋ランキング


▼ライト級 〈-65.0kg〉
C(-)空位
1(-)バオ・クァーチ(アメリカ/ネクスト・ジェネレーション・ファイティング・アカデミー)
2(-)植松直哉(日本/SHOOTO GYM K'z FACTORY)
3(-)佐藤ルミナ(日本/SHOOTO GYM K'z FACTORY)
4(-)井上和浩(日本/インプレス)
5(-)戸井田カツヤ(日本/和術慧舟會飯田橋トイカツ道場)
6(-)門脇英基(日本/和術慧舟會)
7(-)バレット・ヨシダ(アメリカ/グラップリング・アンリミテッド)
8(-)風田 陣(日本/ピロクテテス新潟)
9(-)エディ・ヤギン(アメリカ/グラップリング・アンリミテッド)
10(-)石川 真(日本/PUREBRED大宮)

▼ ウェルター級 〈-70.0kg〉
C(-)空位
1(-)村浜天晴(日本/WILD PHOENIX)
2(-)八隅孝平(日本/パレストラ東京)
3(-)杉江"アマゾン"大輔(日本/ALIVE)
4(-)タクミ(日本/パレストラ大阪)
5(-)クリス・ブレナン(アメリカ/ネクスト・ジェネレーション・ファイティング・アカデミー)
6(-)山崎 剛(日本/TEAM GRABAKA)
7(-)冨樫健一郎(日本/パレストラ広島)
8(-)デイビッド・パディーリャ(アメリカ/ゲーム・ブレッド)
9(-)川勝将軍(日本/PUREBRED大宮)

▼ ミドル級 〈-76.0kg〉
C(-)空位
1(-)菊池 昭(日本/SHOOTO GYM K'z FACTORY)
2(-)弘中邦佳(日本/SSSアカデミー)
3(-)桜井 "マッハ" 速人(日本/マッハ道場)
4(-)池本誠知(日本/ライルーツコナン)
5(-)デション・ジョンソン(アメリカ/HMC)
6(-)コロ・コカ(アメリカ/グラップリング・アンリミテッド)
7(-)ニック・ディアス(アメリカ/シーザー・グレイシー・アカデミー)


◆ アメリカスランキング


▼ライト級 〈-65.0kg〉
C(-)空位
1(-)ジョン・ホーキ(ブラジル)
2(-)バオ・クァーチ(アメリカ)
3(-)ライアン・アッカーマン(アメリカ)
4(-)ジェフ・カーラン(アメリカ)
5(-)ジョー・ジョーダン(アメリカ)

▼ ウェルター級 〈-70.0kg〉
C(-)空位
1(-)ビトー・ヒベイロ(ブラジル)
2(-)ハビエル・バスケス(キューバ)
3(-)マーシオ・クロマド(ブラジル)
4(-)イーブス・エドワーズ(バハマ)
5(-)ルイス・ブスカペ・ジュニオール(ブラジル)

▼ ミドル級 〈-76.0kg〉
C(-)空位
1(-)ジェイク・シールズ(アメリカ)
2(-)ショーニー・カーター(アメリカ)
3(-)エド・クレイ(アメリカ)
4(-)ギデオン・レイ(アメリカ)
5(-)ブラアン・ガサウェイ(アメリカ)

▼ ライトヘビー級 〈-83.0kg〉
C(-)空位
1(-)ダスティン・デニス(アメリカ)
2(-)ランス・ギブソン(カナダ)
3(-)スコット・ヘンジー(アメリカ)
4(-)ジョン・レンケン(アメリカ)
5(-)カーティス・スタウト(アメリカ)       

Last Update : 08/15

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