[K-1] 米国中量級の強豪、アレックス・ゴングが射殺される
▼ (8/4 up) K-1出場経験もある米国の中量級強豪キックボクサー・アレックス・ゴングが8月1日(現地時間)の午後、カリフォルニア州サンフランシスコで射殺された。30歳だった。 ゴングは所属のFairtexジムの外にジープのチェロキーを停めていたが、1日の夕方、別のチェロキーがゴングのチェロキーに激突した。そのことを伝え聞いたゴングは練習を中断し、上半身裸でグローブとトランクスを身に付けたまま犯人を追跡。信号待ちの犯人と口論となり、ゴングは胸に銃弾を浴び命を失い、犯人は逃走した。 Fairtexのホームページによると、ゴングは94年よりムエタイを始める前には大阪の正道会館で練習していたこともあったという。99年にISKAムエタイ世界ジュニアミドル級王座を獲得。00年8月5日のK-1ラスベガス大会で同王座を初防衛し、同年11月1日のK-1 J・MAXで小比類巻貴之相手に防衛戦を予定していたが、大会1週間前に中止となっていた(関連記事)。01年5月5日のK-1 USA大会のワンマッチではドゥエイン・ラドウィックにも判定勝ちをおさめている。(井原芳徳)
<地元のSan Francisco Chronicleの掲載記事へのリンク> (記事の検索結果一覧) ・Killer dumps hit-run Jeep in Millbrae - Cherokee involved in kickboxer's killing was stolen in July (08/03/2003) ・Fender-bender hit-run turns fatal in S.F. - Kickbox champ chases down driver, winds up shot to death (08/02/2003)
Last Update : 08/05
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