[DEEP] 6.25 後楽園:マッハ、メネーと余裕?の握手。当日券16時より販売
DEEP事務局 "DEEP 10th IMPACT" 2003年6月25日(水) 後楽園ホール [→掲示板・DEEPスレッド]
▼ (6/24 up) 水曜に開催の迫った10th IMPACTの前日公開計量が後楽園ホールで行われた。桜井“マッハ”速人はリミットの77kgギリギリの76.9kgで計量をクリアした。記者団の質問にも言葉少なだったが、前回3月の上山戦では計量後のツーショット撮影を断ったのにも関わらず、今回は撮影を受け、さらには相手のデイブ・メネーと握手する余裕も見せた。 対するデイブ・メネーは76.65kgで計量をクリア。3月のマッハの試合は見ていないというが、「サクライの精神状態を追い詰める戦い方をする。不意の膝蹴りやクロスカウンターをもらわないよう気をつける」と作戦を語った。01年2月のリングスKOKトーナメントの頃は、日本のテレビ番組で壁の破れたボロボロのジムが紹介されたが、KOK直前のクウェートのWarrior's Warトーナメントの優勝賞金で改修し、今は綺麗なジムになったという。最近はアイオワ州のパット・ミレティッチのジムにも頻繁に出稽古。6月14日にはミネソタのExtreme Combatという大会でミレティッチの弟子のデニス・リードと対戦し、わずか50秒でマウントパンチでTKO勝ちしている。「怪我はない。問題は時差ボケぐらい」と余裕で、リード戦はマッハ戦に向けての調整試合という感じだったようだ。佐伯代表はメネーを「今まで僕の呼んだ海外の選手の中で、一番真剣味を感じる」と評価しており、マッハ戦はハイレベルな試合が期待できそうだ。 マッハ vs. メネーでは、マッハの「あんまりルールが変わると覚えられない」という希望を受けて、3月の上山戦と同じルールが採用される。5月大会以降、グラウンドの定義が「足の裏以外の体の部位が1点以上マットに着いた状態」となったが、3月大会までは「両足、両膝、両手のうち3点以上がマットに着いた状態」だった。グラウンドでの膝蹴りは現ルールでは頭部に対してのみが禁止で、旧ルールではあらゆる部分に対して禁止となる。なお、エルガイツルールでの試合を要求していた入江秀忠の試合も、通常のDEEPルールで行われる。 当日券は16時よりRS \12,500-、指定A \10,500-、指定B \7,500-、立見 \4,500-が少量ずつ販売される。VIP,B,Cは完売。スカイパーフェクTV! Ch.117でも生放送される。(井原芳徳)
マッハ、元UFCミドル級王者デイブ・メネーと対戦!
▼ (5/16 up) 佐伯繁・DEEP事務局は16日夜のファイティングTVサムライ!「生でGONG!×2」に生出演し、今大会の追加カード5試合を発表した。
桜井“マッハ”速人 vs. デイブ・メネー 藤沼弘秀 vs. 入江秀忠 MAX宮沢 vs. 鬼木貴典 大久保一樹 vs. 小野瀬哲也 一宮章一 vs. クラフターM
マッハの相手は元UFCミドル級王者・デイブ・メネーに決定。メネーは修斗、1999年と2000年のリングスKOKトーナメントにも来日経験がある。マッハより1歳若いだけだが、総合は40戦以上も経験している。01年9月UFC 33でギル・カスティーリョを破りUFCミドル級王者となったが、去年1月のUFC 35の初防衛戦でムリーロ・ブスタマンチに敗れ王座から陥落。去年9月のUFC 39の第3試合でフィル・バローニに秒殺KOされたことで、UFCからいわばお払い箱となっていた。しかしながら今年4月ミネアポリスでのICC大会で一本勝ちし再起。3月のDEEPで復活を遂げたマッハと似た境遇と言えるかもしれない。 マッハの試合はメインイベント、朝日昇 vs. TAISHOはセミファイナルで行われる。他4試合の試合順、入江秀忠の試合のルールは未定。さらに数試合追加される模様。チケットは17日より一般発売がスタートする。(井原芳徳)
朝日昇、TAISHOと復帰戦。チケット11(日)先行発売
▼ (5/9 up) 朝日昇の復活戦の相手が名古屋の柔術家・TAISHOに決まった。TAISHOはパンアメリカン紫帯67kg級3位等の実績がある。総合ではDEEPのフューチャーファイトで2勝、昨年12月の7th IMPACTではムエタイ王者のタッパヤー・クロスポイントジムを腕十字で一本。3月の8th IMPACTではコブラ会の亀田雅史に判定3-0で圧勝している、いわば「DEEP育ち」の成長株だ。 6日の会見では、朝日の原輝尚マネージャーがTAISHOを実績不足とこき下ろすと、TAISHOの早川正城マネージャーも原氏を「色々修斗の陰で画策している」等と非難。名古屋弁で口論となり、しまいには乱闘騒ぎに発展するという、いかにもDEEPらしい一幕もあった。
朝日は今回のTAISHO戦を足掛かりに、「世界最強」と評価する修斗ライト級の強豪ランカー達との対決につなげたい考えだ。だが「修斗のタイトルに全く興味がない」とも発言。DEEPに参戦することで、団体ごとにバラバラになっているタイトルを統一したいことや、シューターのプロとしての待遇の向上を修斗組織に働きかけたいとも話す。意識の変化があったのは2年前に大宮を離れ都内にジムを構え、色んな人と話すようになってから。会見では朝日は冗談めかして「原さんにそそのかされて」と参戦の経緯を語ったが、原氏も「色んな人」の一人だ。早川氏流に言えば「修斗の陰で画策」となってしまうのだが、乱闘劇の背景には朝日や原氏の切実な思いも込められているといえよう。 同じく原氏がマネージメントする桜井“マッハ”速人も、「知り合いでオリンピック目指して苦労してる選手がいっぱいいるけど、日本人で一人しか世界に出れない」「総合も日本人を統一して、僕が代表で出たい」「各団体がちょっと封鎖的になってるんで、DEEPというオープンなリングで、誰が日本で一番強いか証明される」と発言し、朝日と同じような認識を示した。マッハの相手は未定だが、佐伯繁・DEEP代表も日本人のトップクラスとぶつけたい考えだ。
切実な思いがあるのは朝日だけではない。会見終了間際に乱入劇を繰り広げたキングダムの入江秀忠もその1人だ。入江は8th IMPACTのMAX宮沢戦で目の負傷のアクシデントにより途中辞退を余儀なくされた。だが佐伯代表は入江が逃げたと不審に思い、それに怒った入江は、己の度胸があることを示すため、対戦者の同意があれば金的までも認めるというエルガイツルールでの第0試合・時間無制限一本勝負のマッチメイクを要求した(詳しい背景は本誌井田編集長のAll About Japanコラム参照)。佐伯代表は当然入江の理不尽要求を拒否したため、またも乱闘がぼっ発。だが切実さの中にも、どこか滑稽さがあるのが入江の特徴で、入江にボコボコにされた佐伯代表が「(ゴージャス)松野の知り合いかなあ?」とボソッとささやいたのは絶妙。入江は「佐伯代表に好物のキャラメルコーン一箱を贈れば試合を組んでくれるだろう」とも発言しており、大会までまだまだ波乱がありそうだ。
他にもMAX宮沢、一宮章一といったDEEPお馴染みの選手、さらにはアマレスで実績がありZSTで佐々木恭介にも勝っている小野瀬哲也の出場が発表されている。9th IMPACTで快勝した藤沼弘秀、深見智之といったDEEP生え抜きの実力者も、長南亮、TAISHOの活躍に続けとばかり、連続参戦の可能性が高い。 今回でついに10回目を数えるDEEP。長らく苦難の時期が続いたが、ドスJrの成長等も含め、ここに来てようやく自前の駒が揃い、そこに他団体の選手たちの思惑もうまく絡みだした。リング外では過激な演出が施されているが、最後に試されるのはリング上の真剣勝負。佐伯代表の言う「80%格闘技色、あと20%は夢のある何か面白い要素」というDEEPワールドが、ようやく花開きそうだ。 チケットは5月11日(日) 10:00-18:00 DEEP事務局(Tel. 052-339-0303)とオフィシャルサイトで先行発売される。(井原芳徳)
10回目の大会。マッハと朝日昇の参戦決定!
▼ (4/24 up) DEEPの記念すべき10回目の大会の概要が発表された。桜井“マッハ”速人の2回目の出場と、“奇人”朝日昇の初出場が決まっている。朝日は2000年9月の修斗後楽園大会で植松直哉に判定0-2で敗れて以来2年9ヶ月ぶりの試合となる。かつてはマッハらとともに修斗四天王の一人に数えられ、修斗ライト級のエースだったが、1月には35才になった。対戦相手について佐伯繁・DEEP事務局代表は「朝日選手が以前の力をどれだけ発揮できるかを見極めたいんで、日本人の若い子と戦わせたいですね」と話している。またマッハの相手について佐伯代表は「日本人に相手がいればいいんですけど、見つかるかどうかは正直疑問がありますね」と語り、外国人選手との対戦の可能性も示した。(井原芳徳)
DEEP事務局 "DEEP 10th IMPACT in KORAKUEN HALL" 2003年6月25日(水) 東京・後楽園ホール 開場・17:30 開始・18:30(フューチャーファイト18:00開始)
メインイベント 77kg契約 5分3R 桜井“マッハ”速人(マッハ道場) デイブ・メネー(米国/ミネソタ・コンバットアーツ)
セミファイナル 65kg契約 5分3R 朝日昇(東京イエローマンズ) TAISHO(バルボーザ&NBJC)
第4試合 90kg契約 5分3R MAX宮沢(荒武者総合格闘術) 鬼木貴典(チームROKEN)
第3試合 95kg契約 5分3R 藤沼弘秀(荒武者総合格闘術) 入江秀忠(キングダム・エルガイツ)
第2試合 82kg契約 5分3R 大久保一樹(U-FILE CAMP.com) 小野瀬哲也(フリー)
第1試合 契約体重なし 5分2R 一宮章一(フリー) クラフターM(フリー)
<フューチャーファイト>
第3試合 78kg契約 5分2R アンソニー・ウェイン・ハス(マッハ道場) 澤 正紀(T.A.M.A.) 第2試合 70kg契約 5分2R 今野康博(G-スクエア) 渡辺匡宏(U-FILE CAMP.com) 第1試合 契約体重なし 5分2R 保坂忠広(メガトン/120kg) 大塚裕一(T.A.M.A./88kg)
<入場料金> 当日は全席種500円増し VIP(最前列)¥20,000 RS ¥12,000 指定A ¥10,000 指定B ¥7,000 指定C ¥5,000 ※VIP、指定B、指定Cは完売。当日立見4,500円も販売
<先行発売> ■5月5日(祝・月) ・DEEP 9th IMPACT後楽園大会(17:30-18:30) 当日、桜井マッハ速人選手、朝日昇選手が来場してチケット購入者にサインを致します。 ■5月11日(日) ・DEEP事務局 電話予約 (10:00-18:00)Tel. 052-339-0303 ・DEEPオフィシャルサイト(10:00より) <一般発売> 5月17日(土) より 下記各所 チケットぴあ 0570-02-9977 ローソンチケット 03-5537-9999 CNプレイガイド 03-5802-9999 e+(イープラス)(パソコン&携帯) 後楽園ホール 03-5800-9999 書泉ブックマート 03-3294-0011 大山アメリカン 03-3962-6443 レッスル渋谷 03-3464-0078 レッスル池袋 03-3989-0056 プロレスマニア館 03-5276-0304 ファイター 03-3354-1903 デポマート 03-3515-6507 TOKYO文庫タワー 03-5784-4900 チケット&トラペルT−1 03-5275-2778 ビデオショップチャンピオン 03-3221-6237 フィットネスショップ水道橋 03-3265-4646 格闘技プロショップ東京イサミ 03-3352-4083 パンクラス 03-5792-0815 DEEP事務局 052-339-0303 ※ぴあ(ファミリーマート、セブンイレブン、サンクス)、CNプレイガイド、ローソンチケットは全国各地の窓口でもお買い求めいただけます。
<大会についてのお間い合わせ> DEEP事務局 Tel. 052-339-0303
Last Update : 06/24
|