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[K-1 JAPAN] 4.6 山形:藤本祐介の相手がまたも変更

K-1事務局 "K-1 BEAST 2003" 4月6日(日) 山形市総合スポーツセンター  [→掲示板・K-1ヘビー級スレッド]

▼ (4/3 up) 藤本祐介と対戦予定だったサモアン・ビースト軍団のスティーブン・マーカ(右写真)が、血液検査でB型肝炎と判明し欠場することになった。代わって同門のケリ・カレナに変更される。カレナはWKBFニュージーランドスーパーヘビー級王者の29才で、190センチ、131キロの巨漢。マーカにも勝ったことがあるという。

サモアン・ビースト軍団の巨漢戦士が急遽参戦

▼ (4/2 up) 藤本祐介の対戦相手が“サモアン・ビースト軍団”のスティーブン・マーカ(右写真)に変更された。当初対戦予定だった「ボブ・サップの従兄弟」ケビン・キングは、練習中の肩の負傷を理由に欠場する。
 サモアン軍団の正体は、「世界で一番勇敢な部族」とも呼ばれるニュージーランドのマウリ族。レイ・セフォーのマネージャーであるリックソン・マグガイバー氏の売り込みで軍団のK-1参戦が決まった。3月30日さいたま大会では大将格のTOA(トーア)を筆頭とした一団が民族衣装で身を包み、リング上で炎を使ってのパフォーマンスを披露したが、山形大会で初の実戦となる。
 今回出場するマーカは190センチ、170キロの巨漢。肉の質は違うがボブ・サップと同じ体重だ。日本テレビの「最強魂」でスパーリングの模様が放映されたが、巨体に似合わず器用にハイキックを駆使する選手。キック戦績は12戦10勝(6KO)2敗でニュージーランドのTBAというタイトルを保持しているといい、藤本にとって油断できない相手となるだろう。(井原芳徳)

サップ、試合不出場も大会の主役に

▼ (3/3 up) 今年初めてのK-1ジャパンシリーズは、「K-1ジャパン vs. ボブ・サップ軍団7対7全面対抗戦」をテーマに開催される。大会名は「K-1 BEAST」。選手の名前や愛称がK-1の大会名に冠せられること自体珍しいケースで、ボブ・サップ人気を象徴するような大会だが、逆にいえばK-1ジャパンで本来主役のはずの日本人選手たちだけでは興行が成立しない現状を象徴している。
(写真:七人の侍 vs. 荒野の七人という意味か?武蔵とサップが火花を散らす)
 2日の大会発表記者会見の冒頭、角田信朗・競技統括プロデューサーは、前日に成功をおさめたK-1ワールドMAX日本代表決定トーナメントを引き合いに出し「“頑張れ日本”というジャパンシリーズのお株が、中量級の選手たちに奪われている」と厳しく指摘。「今までの彼らは勝っても負けても、結果を出しても出さなくても、次の舞台が用意されているという非常に甘やかされた環境の中で、ぬるま湯につかっていた。命を投げ出すつもりで、次は無いと思って試合をしないと、これから彼らが戦う場所はなくなってしまう」と語り、日本人ヘビー級選手に発破をかけた。
 肝心のサップは出場しないが、今回の会見での主役もやはりサップだった。富平辰文が「なんでサップ軍団なのにお前は出ないんだ?」とサップを挑発すると、サップが富平に歩みより乱闘に突入。止めに入った藤本祐介とダブルで記者席の机に叩き付け、机を真っ二つに割るビーストぶりを発揮。「俺が出るまでもない」と言い放った。
 サップ軍団はチーム・ビーストとはあくまで別枠で、グッドリッジ、ベルナルド、エリクソン、アビディらも含めた混成軍だ。グッドリッジ、ベルナルドは電話で会見に参加。メインで武蔵と対戦するグッドリッジは、「俺と前に戦ったときに武蔵は女のように背中を見せて逃げ出した(99年、グッドリッジの金的攻撃による反則負け)。そのタラコ唇はもうそれ以上腫れないだろうから、目や鼻も腫らしてやる」と話し、セミで中迫剛と対戦するベルナルドも「ここ(南アフリカ)からでもKOできる。俺のパンチを受ければ首がロシア大陸に転がるだろう」と、サップ軍団らしい毒舌で相手を挑発してみせた。
 第1、2試合には、チーム・ビーストの新メンバーが登場。チャド・バノンは192センチ・131.5キロ、ケビン・キングも190センチ・136キロの巨漢。バノンは昨年11月の総合格闘技大会・キング・オブ・ザ・ケージで20秒KO勝ちをおさめている選手。キングはサップのいとこで、シアトルでは有名なボディービルダーだという。どちらもキックのキャリアはほとんど無さそうだが、サップばりの暴れっぷりを見せることだろう。
 今年のK-1ジャパンシリーズのスケジュールも発表され、6月29日(日)さいたまスーパーアリーナ、9月21日(日)横浜アリーナのいずれかでジャパンGPが行われる。(井原芳徳)


K-1事務局 "山形放送開局50周年記念 K-1ジャパンシリーズ K-1 BEAST 2003 〜山形初上陸〜"
2003年4月6日(日) 山形・山形市総合スポーツセンター
開場・14:00 開始・15:00

第7試合
武蔵(日本/正道会館)
ゲーリー・グッドリッジ(トリニダード・トバコ/フリー)

第6試合
中迫剛(日本/ZEBRA 244)
マイク・ベルナルド(南アフリカ/レオナルド・ボクシングジム)

第5試合
天田ヒロミ(日本/TENKA 510)
トム・エリクソン(米国/フリー)

第4試合
子安慎悟(日本/正道会館)
シリル・アビディ(フランス/チャレンジ・ボクシング・マルセイユ)

第3試合
TSUYOSHI(日本/ボスジム)
モーリス・スミス(米国/モーリス・スミス・キックボクシング・センター)

第2試合
藤本祐介(日本/MONSTER FACTORY)
ケリ・カレナ(ニュージーランド/TTKハリケーンズ・タイボクシングホークスベイ)

第1試合
富平辰文(日本/SQUARE)
チャド・バノン(米国/チーム・ビースト)


◆会場詳細
〒990-0075 山形市落合町1番地
TEL.023-625-2288(代) FAX.023-625-2285
※JR仙山線・奥羽本線「羽前千歳駅」徒歩10分

◆入場料金 :
SRS席(スペシャルリングサイド):\20,000- 
S席: \12,000-
A席: \6,000-

◆チケット発売日 :
3月1日(土)AM10:00〜 先行発売
K-1オフィシャルホームページ http://www.k-1.co.jp
K-1オフィシャルiモード・J-SKY・EZwebサイト 《登録者のみ》

3月8日(土)AM10:00〜 一斉発売
チケットぴあ 【特電】TEL:03-5237-9933
ローソンチケット 【特電】TEL:0570-00-0048[携帯・PHS不可]
CNプレイガイド 【特電】TEL:03-5802-9933
チケットYBC TEL:023-634-8600
キョードー東北 TEL:022-296-8888
e+(イープラス) http://eee.eplus.co.jp/

3月9日(日)以降AM10:00〜 一斉発売
チケットぴあ TEL:03-5237-9966[Pコード:594-720]
ローソンチケット TEL:0570-00-0902[Lコード:29254][携帯・PHS不可]
CNプレイガイド TEL:03-5802-9999
チケットYBC TEL:023-634-8600
キョードー東北 TEL:022-296-8888
e+(イープラス) http://eee.eplus.co.jp/

◆チケットに関するお問い合わせ先:
キョードー東北 TEL:022-296-8888
キョードー東京 TEL:03-3498-9999

◆大会に関するお問い合わせ先:
K-1事務局 TEL:03-3796-2977

Last Update : 04/03

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