[K-1 WGP] ワールドGPシリーズ日程発表。去年と大きな差なし
▼ (2/14 up) 今年のK-1ワールドグランプリのシステムが、3.30さいたま大会のカードとともに、14日の記者会見で発表された。 石井和義・前プロデューサーが法人税法違反の容疑で3日に逮捕されて以降、初めてのK-1の記者会見。冒頭、角田信朗・競技統括プロデューサーは「一連の事態で皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけしたことは非常に遺憾であり残念に思っております。我々はK-1という世界最高峰のスポーツソフトをなんとしても守り継続していかないといけない責任と使命を感じています。10年という区切りに、今までのシステム・体制をリセットして、新体制にリニューアルしてK-1を死守する覚悟を決めた次第です。一大会一大会が真剣勝負になると思います」と決意を示した。ただしリニューアルは内部の運営面に関しての話で、外面的な大会日程や選手の選抜システムは大筋において変更はない。 今年のワールドGPシリーズは、「地区予選」「地域予選」「本戦」の3段階に分けられる(日程は下記)。「地区予選」は6ヶ所で行われ、無名の選手や新鋭の発掘が目的だ。優勝者は「地域予選」に進出し、日本でも馴染み深いイグナショフ、アビディ、ボンヤスキー、ブレギーといった、いわば本戦一歩手前の選手たちとしのぎを削る。地域は4つに分かれ、敗者復活戦も8月中旬にラスベガスでも予定されている。「本戦」は10.11大阪ドームで開幕し、4地域の優勝者、敗者復活選手、推薦選手の計7人が、昨年度ベスト8ファイター7人(武蔵以外)とワンマッチで激突。その勝者7人と9月のジャパンGP覇者1人が、12.6東京ドームで世界の頂点を目指す。 「地域予選」ではスーパーファイトも1、2試合ずつ組まれ、5.2ラスベガスではサップが母国デビューを果たす予定だ。5.31スイスではベルナルドやレコ、6.14パリではバンナ、7.27メルボルンではハントやセフォーがワンマッチを行う模様。 他にも日本国内ではワールドGPシリーズのワンマッチ大会が2回行われる。3.30さいたまがその一つで、7.13マリンメッセ福岡も決定。ジャパンGPシリーズとワールドMAXシリーズも去年同様並行して行われる。 なお、谷川貞治イベントプロデューサー(写真)は、各地区・地域の事情により、弱冠の日程変更があるかもしれないとも語っている。(井原芳徳)
■地区予選 (※各8名によるトーナメント) 1月24日(金)フランス(マルセイユ) →6.14パリ進出(トニー・グレゴリーが優勝) 2月23日(日)南アメリカ(サンパウロ) →5.2ラスベガス進出 3月15日(土)スカンジナビア(ストックホルム) →5.31スイス進出 3月29日(土)イタリア →5.31スイス進出 4月6日(日)オランダ →6.14パリ進出 5月10日(土)クロアチア →6.14パリ進出
■地域予選 5月2日(金)アメリカ大陸(米国・ラスベガス:ミラージュホテル) 5月31日(土)ヨーロッパ&アフリカ(スイス・バーゼル) 6月14日(土)ヨーロッパ&ロシア大陸(フランス・パリ) 7月27日(日)オセアニア(オーストラリア・メルボルン) 8月中旬 敗者復活戦(米国・ラスベガス:ベラージオホテル)
■本戦 10月11日(土)大阪ドーム(開幕戦) 12月6日(土)東京ドーム(決勝戦)
Last Update : 02/15
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