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(全カード) [PRIDE.22] 9.29 名古屋:パウロ・フィリォ、小原道由が出場

DSE "PRIDE.22" 9月29日(日) 名古屋レインボーホール   [→掲示板・PRIDEスレッド]

▼ (9/18 up) PRIDE.22に新たに4試合が追加され、全カードと試合順が次のとおりとなった。大山峻護がメインイベンターの重責を担う。

(8) 大山峻護 vs. ハイアン・グレイシー
(7) イゴール・ボブチャンチン vs. クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン
(6) マリオ・スペーヒー vs. アンドレイ・コピィロフ
(5) ヒース・ヒーリング vs. コーチキン・ユーリー
(4) 小路晃 vs. パウロ・フィリォ
(3) アレクサンダー大塚 vs. アンデウソン・シウバ
(2) 山本憲尚 vs. ガイ・メッツァー
(1) 小原道由 vs. ケビン・ランデルマン

 新たに追加されたのは、ボブチャンチン vs. ジャクソン、ヒーリング vs. ユーリー、小路晃 vs. フィリォ、小原 vs. ランデルマンだ。
 ボブチャンチンはPRIDE.19以来の出場。PRIDE.4から19までの間、16を除いて全大会に出場していたが、タフな選手とはいえ昨年後半あたりから疲労の色が濃かった。20、21の休養を経て、同じく元気者のジャクソンに対し持ち前のパワフルなファイトを見せてくれることを期待したい。だがジャクソンも柔術テクニックで進化を遂げており、ボブチャンチンから金星を奪ってもおかしくはないだろう。
 ヒーリングもPRIDE.19以来の出場で、今回は初参戦のユーリーを迎え撃つ。ユーリーはかつてのリングスの常連で、99年のKOKトーナメントでは一回戦でアリスター・オーフレイムに判定で勝ったものの、二回戦でアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラにわずか40秒腕十字で敗れている。その後リングスのロシア大会とオランダ大会で試合をしているが、38歳という年齢を考えると実力がそれほど伸びているとは考えにくい。ノゲイラと判定までもつれこんだことのあるヒーリング相手に、どこまで実力を発揮できるかが見物だ。
 小路はPRIDE.18のジェレミー・ホーン戦以来の出場。最近はシアトルのAMCパンクレイションでジョシュ・バーネットやボブ・サップらとトレーニングを積んでいる。対するフィリォは昨年DEEPとパンクラスでKEI山宮、美濃輪育久、近藤有己を連破し、今回PRIDE初参戦となる。
 PRIDE初参戦のパワーファイター・ランデルマンを迎え撃つ小原は、昨年11月のPRIDE.17でのヘンゾ・グレイシー戦以来の参戦。現在は新日本プロレスを退団し吉田道場で特訓を積み、当日は吉田秀彦がセコンドに付く予定だ。
 なお当初出場の予定されていたヴァンダレイ・シウバは欠場が決まり、次回PRIDE.23東京ドーム大会へシフト出場することになりそうだ。

アレク×アンデウソン,山本×メッツァー決定

▼ (9/11 up) DSEは11日、PRIDE.22の追加カード2試合、アレクサンダー大塚 vs. アンデウソン・シウバ、山本憲尚 vs. ガイ・メッツァーを発表した。東京・京王プラザホテルでの記者会見には大塚と山本、そして既にハイアン・グレイシー戦の決まっている大山峻護が出席し、下記のコメントを残した。なお、出場予定選手として新たにイゴール・ボブチャンチンの名前が加わり、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ、ヒカルド・アローナの名前が消えている。

◆アレク「4月の試合は想像以上の賛否両論がありまして、自分の中でも『いい仕事をしたな』という部分と、競技者として、きちんとやったんですけど(笑)『どうだったかな?』という二つの思いがあって。今回の試合では内容としっかり結果を残して、ヴァンダレイ・シウバに挑戦できる自分自身を作り上げるためにも、試合をしたいと思っています。(対策は?)ヴァンダレイ戦のように相手の突進力に押し殺されないように、自分から前に出て行きたい。元々自分は打撃がうまくないので、そういう部分をしっかり練習したい」
◆山本「(メッツァーは)相手の光を消すタイプ。僕も消されないよう、相手を光らせて勝ちたいです。とにかく激しい試合をして必ず一本かKOで決着させます。(作戦は?)穴のない選手なので、ある程度どこを突くか考えていこうかなと思ってるんですけど、考え過ぎると自分らしくないので、当日試合をしながらやっていこうと思っています」
◆大山「前回は形としては勝ったんですけど、ファンの期待に答える試合ができなかったので、僕自身いろいろプロとして考えさせられました。眼を怪我した時よりも、今回が一番の僕の正念場だと思っています。(対策は?)ハイアンの勢いに負けないように、今回は駆け引きや作戦無しで一気に前に出たい。ケビン山崎さんの所で肉体改造させていただいているので、パワーで圧倒できればと思います」

コピィロフ初参戦。スペーヒーと対戦

▼ (8/27 up) PRIDE.22の一部カードが発表された。決定したのは、マリオ・スペーヒー vs. アンドレイ・コピィロフ、大山峻護 vs. ハイアン・グレイシーの2試合。
コピィロフは元サンボ世界選手権王者で、リングス・ロシアの一員として活躍し、現在37歳。PRIDE初参戦の今回は、ブラジリアン・トップ・チームでコピィロフ同じく重鎮にあたるスペーヒーと激突する。サンボと柔術の、渋い攻防が見られそうだ。また、大山 vs. ハイアンは、大山が前回PRIDE.21でハイアンの兄・ヘンゾを破ったことを受けてのマッチメーク。一族の威信に賭け、ケンカ屋・ハイアンが兄の敵討ちを果たすかが見物だ。

▼ (6/25 up) 次回PRIDE.22が9月29日(日) 名古屋レインボーホールで開催されることが決定した。なお、同じ日にはパンクラス横浜文化体育館大会が開催されることが既に決まっている。
 また、先月末にアントニオ猪木・PRIDEエグゼクティブプロデューサーが、8月上〜中旬に国立競技場で「猪木軍 vs. K-1」を行なう構想があることを明かした件について、PRIDEを主催するDSEの森下直人社長は、PRIDE.21の会場で「正式に何も聞いていない。うちが動いている事実もない」と否定した。だが、「格闘技のマーケットの拡大のためなら、お手伝いするる用意はある」とも語り、選手の派遣に含みを残した。また猪木氏自身もPRIDE.21終了後「俺からは詳しい事は言えないけど、ぶつかってた日程は上手く解消できる。まあ、いろんな事があっても、結果が良ければいいんじゃない?」と話している。
 年内のPRIDEは11月に東京ドーム、12月に福岡で開催される可能性が高い。また米国ネバダ州アスレチックコミッションが先頃同州でのプロモーターライセンスをDSEに発行したため、来年以降ラスベガスでPRIDEが行なわれることだろう。

ドリームステージエンターテインメント "PRIDE.22"
2002年9月29日(日) 愛知・名古屋市総合体育館レインボーホール
開場:15:00 開始:16:30

<決定カード>

第8試合
大山峻護(日本/フリー)
ハイアン・グレイシー(ブラジル/ハイアン・グレイシー柔術アカデミー)

第7試合
イゴール・ボブチャンチン(ウクライナ/フリー)
クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン(米国/チーム・パニッシュメント)

第6試合
マリオ・スペーヒー(ブラジル/ブラジリアン・トップ・チーム)
アンドレイ・コピィロフ(ロシア/ロシアン・トップ・チーム)

第5試合
ヒース・ヒーリング(米国/ゴールデングローリー)
コーチキン・ユーリー(ロシア/ロシアン・トップチーム)

第4試合
小路晃(日本/フリー)
パウロ・フィリォ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)

第3試合
アレクサンダー大塚(日本/AODC)
アンデウソン・シウバ(ブラジル/シュートボクセ・アカデミー)

第2試合
山本憲尚(日本/高田道場)
ガイ・メッツァー(米国/ライオンズ・デン)

第1試合
小原道由(日本/フリー)
ケビン・ランデルマン(米国/ハンマーハウス)

◆チケット情報 (入場料/全席指定・消費税込み)
VIP(ビップ)100,000円(特典予定:専用入場ゲート、グッズ付)
RRS(ロイヤルリングサイド)25,000円  
スタンドS 15,000円  
スタンドA 7,000円

■発券スケジュール
8月18日(日) DSE特別先行電話予約(10:00〜19:00) 特別電話 052-961-6341
9月1日(日)10:00より一般発売開始

<全てに関するお問い合わせ>
株式会社ドリームステージエンターテインメント 03-5775-5700

Last Update : 09/18

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