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(告知) [修斗] コミッションがKIDに120日、孫煌進に30日のライセンス停止処分

▼ (10/1 up) 修斗コミッション(SC)は1日、16日の横浜文化体育館大会の勝田哲夫 vs. 山本“KID”徳郁の試合後の乱闘騒ぎに関する処分を発表した。全文は下記。

■9/16横浜大会、勝田vs山本に関する処分、及びセコンド規定 [Oct. 1]
 去る9月16日横浜文化体育館にて行われたプロ修斗公式戦、勝田哲夫(SHOOTO GYM K'z FACTORY)対 山本"KID"徳郁(PUREBRED大宮)の一戦で、レフェリー・ストップを振り切り勝田を毆り続けた山本と、勝田側と山本側両陣営の乱闘の当事者に対し、SCの処分を決定した。
 この度の山本の行為は、競技の根幹であるルールを尊守しないという行為は修斗の理念、及び競技性に反する行為であり、また、相手選手の選手生命を脅かす危険な行為である。更にはリング外での乱闘に加わろうとした行為は、乱闘の混乱を増長する悪質な行為であり、試合後、関係各位へ謝罪に訪れたり、反省の弁は聞こえたものの、修斗の社会的信用に関わる事の重大さを考慮した場合、試合出場停止処分は免れるものではないと判断、120日間のライセンス停止処分を科すことを決定した。
 また、リング外の乱闘の中心で毆打をしていた孫 煌進(SHOOTO GYM K'z FACTORY)は、始めに蹴られた事に対する行為であるとのことだが、激しく毆打を繰り返してい行為は過剰防衛とも言える行為であるためライセンス停止処分(30日間)とし、PUREBRED大宮、SHOOTO GYM K'z FACTORYの両ジムには二度とこのような事のないよう厳重注意処分とした。

 【ライセンス停止処分/2002年9月30日付け】
  《2002年9月16日より120日間/2003年1月13日まで》
   山本"KID"徳郁(クラスA/PUREBRED大宮) 理由:試合終了後の加撃行為、並びに乱闘の増長行為
  《2002年9月16日より30日間/2002年10月15日まで》
   孫 煌進(クラスB/SHOOTO GYM K'z FACTORY) 理由:乱闘での暴行行為
 【厳重注意処分/2002年9月30日付け】
   PUREBRED大宮 理由:監督不行届
   SHOOTO GYM K'z FACTORY 理由:監督不行届

 今回、このような乱闘事件にまで発展したのは、山本、勝田の両陣営がセコンド3名以外の複数の者を伴っていた事に要因があると考えられる。
 SCルール第12章第33条「セコンド」には「試合のセコンドは1名の選手につき3名までとし、内1名をチーフ・セコンドとする。」とある。関係各位はこれを厳守するように。今後は、セコンド3名以上を伴っての選手入場、及びリング側への応援団の立ち入りを厳禁とする。これを守らない場合は試合出場を一切認めない。関係各位はきちんと着席して観戦するかリングから離れた場所で応援するよう応援団に注意をするように。


協会がKIDらに訓告。コミッションは後日処分を決定

▼ (9/27 up) 日本修斗協会は27日、勝田哲夫 vs. 山本“KID”徳郁に関連した処分を発表した。修斗コミッション(SC)ウェブサイトに掲載された全文は以下のとおり。

■《日本修斗協会からの告知》9/16横浜大会、勝田vs山本に関する処分 [Sept. 27]
 日本修斗協会では、去る9月16日横浜文化体育館にて行われたプロ修斗公式戦、勝田哲夫(SHOOTO GYM K'z FACTORY)対 山本"KID"徳郁(PUREBRED大宮)の一戦で、レフェリー・ストップを振り切り勝田を毆り続けた山本と、勝田側と山本側両陣営の乱闘の当事者に対し、SCの処分とは別に処分を決定した。
 対象は山本の他、乱闘に加わった者、乱闘に関わった両陣営。

 【処分/2002年9月27日付け】
  《試合出場停止/9月16日より30日間》
   伊勢野寿一(クラスC/PUREBRED大宮) 理由:乱闘に加わり混乱を増長させた行為
 【訓告】
  《厳重注意》
   山本"KID"徳郁(クラスA/PUREBRED大宮) 理由:試合終了後の加撃行為
   孫 煌進(クラスB/SHOOTO GYM K'z FACTORY) 理由:乱闘での暴行行為
   PUREBRED大宮 理由:監督不行届
   SHOOTO GYM K'z FACTORY 理由:監督不行届

 なお、プロ選手に関してはSC管理化にあるため、協会からは処分せずに訓告に留まった。SCからの処分は、当事者からの事情聴取が終了する今月末に決定する予定。



コミッションが勝田×KIDの乱闘に対し見解

▼ (9/20 up) 修斗コミッション(SC)は20日、16日の横浜文化体育館大会の勝田哲夫 vs. 山本“KID”徳郁の試合後の乱闘騒ぎに対する見解を発表した。全文は下記。当事者への事情聴取はこれからで、現時点で処分は未決定。試合を裁いた鈴木利治SC事務局長に対しては9月18付けで厳重注意処分が課された。

■9/16横浜大会、勝田vs山本に対する見解。 [Sept. 20]
 去る9月16日神奈川県・横浜文化体育館にて行われたプロ修斗公式戦、勝田哲夫(SHOOTO GYM K'z FACTORY)対山本"KID"徳郁(PUREBRED大宮)の一戦は、レフェリー・ストップにより山本の勝利となったが、試合終了直後、山本がレフェリーの試合停止命令を振り切り勝田に執拗に毆り掛かったため、それを制止しようとした勝田側と山本側のセコンド、及び応援者達がリング内外で入り乱れての乱闘となり、修斗史上例を見ない大混乱が生じることとなった。
 一般のファンの方々や関係各位からの反響も非常に大きく、当然、この問題を重く見たSCでは、日本修斗協会協力の下、当事者達や目撃者からの事情聴取、並びに試合映像を確認の後、当事者への然るべき処分を科す事を決定した。大会翌日には、PUREBRED大宮、並びにSHOOTO GYM K'z FACTORYに対し、この度の件は遺憾である事、事情聴取を行う旨を伝えた。
 また、この試合はコーナー・ポスト横で両選手の上体がロープの外に出ている等、両選手を分けるには難しい状況であったが、レフェリー・ストップの際に両選手を分ける手だてに、今ひとつ強行さと配慮が足りなかったと見て、当該試合を裁いた鈴木利治クラスA審判員に対し9月18付けで厳重注意処分を科すとともに、レフェリングに対しより一層の研鑚に努めるように指導した。

Last Update : 10/02

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