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[PRIDE.23] 11.24 東京ドーム:(4) ヒーリング×ヒョードル

PRIDE.23 11月24日(日) 東京ドーム  [→カード一覧に戻る] [→掲示板・PRIDEスレッド]

第4試合 ヘビー級王座次期挑戦者決定戦 1R10分・2,3R5分
×ヒース・ヒーリング(米国/ゴールデン・グローリー)
○エメリヤーエンコ・ヒョードル(ウクライナ/ロシアン・トップチーム)
1R 終了後 TKO (ドクターストップ:左眼窩底骨折の疑いによる)

 ヒーリングの前蹴りをヒョードルが抱えてテイクダウン。前回のシュルト戦同様、抜群のポジショニングで上をキープし、テキサスの暴れ馬を乗りこなす。さらに重く着実なパンチを顔面に打ち続ける。あまりにもの強さにヒーリングは思わず場外にエスケープしてしまうほどで、イエローカードをもらい、さらに左目の下を出血したためドクターチェックを受ける。
 スタンドから再開するが、ヒョードルはスープレックス気味にヒーリングをマットに叩き付け、再びグラウンド。前半同じく重いパンチを降らせ、さらにバックに移行しスリーパーを狙い続ける。ヒーリングは残り1分でリバースし四点ポジションを奪取。初めてのチャンスを得るが、足がロープが引っ掛かり、得意の膝を放つことができない。インターバル中、ヒーリングは左眼窩底骨折の疑いがあるためドクターストップ。ヒョードルが圧倒的な強さを見せつけ、ノゲイラへの挑戦権を勝ち取った。

◆ヒョードル「大変良い試合だったと思います。力を出しきったので、その結果として勝利できたのだと思います。最後に油断してしまって四点ポジションを取られたのは反省すべき点です。ヒーリングは体が柔らかく、力も強い良い選手でした。しかし、組んだ瞬間に私の方が強いと感じました。
 この後パナマに行ってコマンドサンボの世界選手権に出場します。帰って来るのは来月の5日なので、ノゲイラ戦までの時間が足りないと感じています。ノゲイラは現在最高の選手です。12月23日の福岡では出来る限りのことをしたいと思います。リングス時代の彼にはいくつか弱点がありました。しかし現在はスタンド打撃も改善し、弱点を見付けることはできません。一人の選手の成長をみるのは、大変うれしいことでもあります。」


Last Update : 11/25

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