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Justice Management

【INFORMATION】ホジャー・グレイシー、戦極参戦

やっとマスコミにも発表され、箝口令も解けたと考えていいでしょう。ついに、このご報告ができる日が来ました。(その間、このblogも相当サボっていましたが、実はこの件の影響「大」です(笑)。で、奇しくも同じ日に発表されちゃったんで明日以降書きますけど、“暴君竜の人”の方の件も黙ってなきゃいけない期間が長くて疲れました…)

ホジャー・グレイシー、戦極に参戦が正式決定しました。
既に、旗揚げ戦の会場で“参戦予定”ってことで名前だけは発表されちゃってたんですが、正式に契約を締結したのはつい先日なので、僕らの立場としては、今日を正式な発表日と考えています。

でも水面下の交渉を始めたのは、なんと昨年の暮れの話。
ちょうど「戦極」がイベント名を発表し、これから活動が本格化しそうだと言う頃、僕らは吉田秀彦選手の対戦相手としてホジャーを推そうと決めたのでした。

元々、Justiceマネージメントでは、去年の春、bodog Fightの日本大会開催のプランニングを依頼されて、一夏ずっとその実現の為に走り回っていていました。その目玉の一つとして「ホジャーvs吉田」というカード案を提案しました。これは、当時bodog Fightのマッチメイカーを勤めていたミギュエル・イトゥラテからも絶賛されて、ダブルメインイベントの一本はこれで行こうと言って貰ってて(もう一つのカードはヒミツ(笑))。僕としてもかなり自信のあるアイディアでした。

他にもbodogお得意のノーピープルマッチの収録を、鎌倉の大仏の前でとか、新宿の高層ビルのヘリポートでとか、色々プラン出しはしていましたが。やっぱりそれだけでは、ただの舞台設定でしかない。

もっと格闘技の歴史を俯瞰したうえで、さらに未来につながっていくような、壮大なプランがいい。これなら、それが主張できる試合だと思いましたし、何より一ファンとしても見たいカードの最右翼。なにがなんでも絶対実現してやろうと意気込んでて。秋ぐらいまでに大会開催の骨子が固まったら、正式にJ-ROCKに提案しようと企んでいたのですね。

しかしこのアイディア、一夏暖めに暖めているうちに、肝心のbodogの格闘技部門が縮小されるという不測の事態が起き、結局頓挫してしまいました。

ただ、ミギュエルはそのままJusticeマネージメントのメンバーとして、僕らと協力してやっていくことになりまして、シュウと僕は、夢に終わってしまった日本大会の、いわば“敗戦処理”として、bodog系の選手達の次の落ち着き先を探すのが、年末の大きなミッションになっていたと言う訳です。

そこに降って沸いたのが、「戦極」始動のニュースです。
ならば“あのアイディア”を、今度は“相手の舞台”で実現してみようじゃないか。そう思い定めて、ホジャーを含むbodog系有力選手のプロフィールと、彼らの代表的な試合を納めたDVDを一週間かけてしこしこ作成。それをに携えてWVRと交渉開始しました。

結局、なんやかやで四ヶ月近くを要してしまいましたが、イギリスのホジャーからサインの入った契約書も届き、先週ようやく締結にこぎつけました。途中、色々泣きたいような苦労が山ほど有りましたが、さすがに大半は契約の守秘義務に抵触するのでお話できません。ごめんなさい。

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ただ、一個紹介できるとしたら、このエピソードかな。
「戦極」の旗揚げ戦がだんだん近づいて、いろんなカードが発表され始めた二月頃の話。

もちろん旗揚げ参戦も視野に入れてお話していたんですが、まだ条件の擦り合わせも全然出来ていなかったので、僕らとしてはもうこの時期にサインできていないなら、3月参戦は無理だろうなという見通しで、一回ホジャーにはスクランブルを解くように連絡を入れたばかりでした。

ところが、なぜかそんな時期に海の向こうのシャードック(とグレイシーマガジン)に、旗揚げ戦で、ホジャーが吉田選手と対戦決定というニュースが載るという事件が勃発。

ホントに胃がすり減る思いをしましたね。
僕らはジャーナルの仕事も兼務してるんで、情報漏れが起きるとすぐ関与を疑われます。実際にWVRさんに何か言われた訳じゃないですが、「李下に冠を正さず、瓜田に靴を直さず」の気持ちが有るんで、やっぱりピリピリしちゃうんですよね。それに交渉中の話がマスコミに漏れたばっかりに破談になっちゃうなんてのは、よくある話だし。

下手したら、上手く行ってない交渉を自分たちの側に引き寄せる為に、情報を操作してるんじゃないかと、思われても仕方が有りません。でも、僕らとしては、元々スクープ情報は要らないし、マスコミ辞令みたいなモノが大嫌いなタチなもんで、まったく疑われる筋合いもないし、そもそも職業倫理として、マネージメントで得た裏情報を書く側に横流ししたりは絶対しないと決めてますから、ホントは堂々としてりゃ良いんですけどね。でも、やっぱり情報を持っているのはごくごく一部の人間に限られますからね。その辺、辛いっちゃ、辛い。

これで白紙なんてことになったら、次の手をどうしようかと、N.Y.のシュウ・ヒラタと連日深夜のネット電話会議に明け暮れたりしたものです。

結局事の真相は、柔術の世界しか知らず、MMA系メディアのスクープ熱を念頭に置いてなかったホジャー当人が、顔なじみの記者に気軽に「今、交渉中だよ」みたいな事を言ってしまったのが発端らしいんですが。「聞いたって、こんなデリケートな時期に書くなよなー!」って怒鳴りたくなりましたね。もしカードがつぶれたら、記者としても本道の試合の記事が書けなくなっちゃう訳でしょ? “俺がスクープ一番乗りだ”みたいな名誉欲だけで突っ走っちゃって、バカだよなと思いました。

例えば政治家の不正みたいに、放っとけば永久に隠されてしまって、読者もこのままでは不利益を被るような話なら幾らでも書けば良いし、スクープも狙えば良い。でもたかがカードでしょ? 成立するなら、遅かれ早かれ世に出る情報だし、出なかったら、そもそも夢でしかない(それこそbodog JAPANでの「吉田vsホジャー」プランみたいに)。正式の発表まで、なんで待てないのかなあと。ーーホント、あのときばかリは、自分が書き手であることも忘れて、マスコミ嫌いになりそうでした(苦笑)。

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ま、いずれにせよ、強豪ひしめくグレイシー一族の中で最も未来に期待できるホジャーと言う選手を、僕らの手で日本に紹介できるというのは、Justiceマネージメントとしても、非常に光栄な仕事となりました。

現在、ホジャーは、コーチ役を勤めるヘンゾ・グレイシーが付きっきりで参戦準備を進めています。今年の一月から既にMMAのトレーニングに入っていることになりますから、もう準備は万端と思ってもらって良いと思います。

bodogでの第一戦を見た印象で言うなら、彼はヒクソンみたいに、グレイシー一族の威光を背負って神格化されていくようなタイプの選手ではなくて、むしろアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラのように、ブラジリアン柔術の技術をMMAの様々な局面のなかで活かしてみせる選手になるんじゃないかなと思ったりしています。

武人的なオーラではなく、現役柔術家の確かな技術とセンスで闘うタイプ。
いわば「仙人」というより、「職人」じゃないかなと。
きっと、グレイシー一族のなかでは、一番“伝わる”試合をしますよ。

ま、まだ対戦相手も決定していませんので、あれこれ言うより、ここから先はプロモーターさんの「料理の手際」にお任せしたいと思います。僕らの今回立場は、あくまで“仕入れ担当”ですから。当初、僕らが構想した吉田選手との対戦は、旗揚げ戦の結果もあって、かなり可能性が薄くなってしまったとは思いますが。またここから一個一個ブロックを積み重ねていけば、別の光景が見えてくる事でしょう。

まずはニヶ月後、日本でベールを脱ぐ「ホジャー・グレイシーの現実(いま)」が如何なるものか、それに期待してください。
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【INFORMATION】アレックス・ロバーツ、Shoot Boxingに参戦します!



16日に記者会見がおこなわれましたので、既にみなさまご存知かと思いますが、Justiceマネージメントの契約選手、アレックス・ロバーツが、Shoot Boxingに参戦することになりました。

一部マスコミの記事で『入団』という言葉を前に立ててセンセーショナルに伝えられたんで、Justiceとの契約関係を心配してくださった方も多かったんですが、まったく懸念されるようなことはありません。SBへの参戦交渉は僕自身が担当しましたし、今後もマネージメントとして活動して行きます。もちろん、アレックスの空柔拳会館所属という立場も一切変わりません。

多分、そこらへんを誤解されるだろうなあという予感は会見前からあったんですが、やっぱりそういう心配が寄せられたと言う事は、文言的に判りにくかったかもしれませんね。なので、マネージメントとして、ここできちんと説明させていただきます。




SBとアレックスの契約は、基本的に「年間幾ら幾らの契約金を積んで、複数試合契約で拘束」というようなクローズな“算盤ずく”の話では一切ありません。彼がアメリカ人であるせいか、そんなドライな移籍話じゃないかと勘ぐられてしまうのかもしれませんが、あの男、ああ見えて『義理と人情』にうるさい、無茶苦茶“感性ジャパニーズ”なんですよ(笑)。


あの日発表したのは、そんな書面での“契約”よりもっと大事な部分の話で。アレックスは今後“シュートボクサー”として協会の繁栄の一翼を担っていくつもりであるし、協会の方も彼が十分に活躍できる“ホーム”としてその軒先を差し伸べてくださる。そういう実のある“共生関係”をこれから一試合一試合築いて行きたいという、決意表明なのです。(こうやって文字にしちゃうと非常にうすっぺらい言葉にしかならないのが、なんとも歯がゆいですが。)。

まず、ボクシングでも、競技を始めるには、統括する協会が認めたオフィシャルなジムに入門してからですし、プロになるには当然ライセンスを取得しなければいけない。そもそもそういった“共同体”の一員として活動して行く意志がなければ、まずリングに上がることもできない。そして、その絶対前提の頂点に立つのがチャンピオンであり、ランカーです。共同体の外から突然やって来た部外者がいきなり王座を奪って、またどこか儲かる別の舞台に飛び移って行くという事では、競技の権威は絶対支えられませんし、チャンピオンに王者の自覚を持てと言っても、ベルトが『成り上がりの通行手形』でしかないような状況では無理でしょう? 

最近は、テレビやスポンサーの拠出する大金をバックに、他団体/他競技が育てたスター選手をごっそり買い占めてしまうような、“格闘イベント”の在り方が当たり前に思われていますが、“スポーツ競技”の視点からみたらそれは明らかにおかしい行為です。ビジネス手法として全面否定はできませんが、皆が皆“今がよければいいんだ”みたいな考えだけになってしまったら、きっと格闘技は、永久にちゃんとしたスポーツとして定着することはないでしょう。焼き畑農業だけでは、いつか土地は枯れて生産力を失ってしまうのです。

「いろんなリングで闘って来たけれど、いつも立場はアウェイ。だから、ホームと呼べるリングが欲しかった」というアレックス自身の言葉が、我々の今回の選択のすべてを言い尽くしていると思います。

実は、SBのリングに上げていただくにあたって、僕らは『外部からの侵略者』になることだけは、絶対しないでおこうと決めました。SBがこれまで築いて来た歴史や世界観に敬意を払ったうえで、自分もその一員になること。もちろん、プロですから名誉や金銭的成功も期待しては居るけれど、それを部外者として“かっさらう”のではなく、得るもの以上のなにかを“還元”して、SB文化の一員になろうと。

だから、今後はどんな団体からオファーを頂いても、まずSBのスケジュールが最優先になります。シュートボクサーですから。もちろん投げも、立ち関節も狙って行きます。2月3日後楽園ホールにいらっしゃるお客さんは、楽しみにしててください。もちろん、見た目も(…といえば、お判りの方も多い思いますが)“アレ”に変わります(笑)。全部含めて、アレックスがどう変わるか、当日を乞うご期待。


そもそも、アレックスがSBルールで闘うのは初めての話じゃないんです。2003年5月25日、彼が生まれて始めて格闘技のチャンピオンとして一番になったのは、何を隠そうアマチュアShoot Boxingの関東大会。

だから、今回の話も、ホントは“里帰り”なんです。アマSBの王者が、他所でプロになって、多くの団体を経巡って来た末に、その原点=ホームに帰ったという、ヒジョーにシンプルな話。昨年10月のGRAND ZERO両国大会では、村浜選手やマッハ桜井選手がSBにカムバックしたことが話題になりましたが、実はアレックスも一緒。本来立つべき舞台にようやく戻ったと。

色々書いてきましたが、ホントはただそれだけの話なのです。


本邦初公開、チーム吉鷹でのワンカット。実は吉鷹弘vsアレックス・ロバーツの“お宝”スパー動画もあるんですがそれはまたの機会に(笑)

その間、Shoot Boxing参戦は、僕らの一つの悲願でした。ただ軽量級、中量級に選手が集中するSBの人口分布の問題もあって、何度か送ったラブコールはなかなか実を結びませんでした。もう無理かもな、と半分諦め気味になった時期もあったのですが、そんな最中、この競技に対するアレックスの長年の愛着を再燃させるような出会いがありました。

昨年三月、シュートボクシングS-cup初代王者・吉鷹弘さんに指導を仰ぐチャンスが巡って来たのです。

実は対戦相手に警戒されたくなかったんで隠してましたが、昨年四月R.I.S.E.Fireball-1の百瀬戦の直前、我々は大阪で特別キャンプを張っていました。いくつかの道場を回る中で、僕が目玉に考えていたのは、何かとご縁の深い吉鷹さんに無理を言って、チーム吉鷹の練習に参加させていただくというものでした。(ちょうど同じ時期に、ばうれびのネットラジオでチーム吉鷹の特集をやりましたが、実はウラでそんな秘密プロジェクトを繰り広げていたのでありました(笑))

本来、週末の深夜にだけ開催されるチーム吉鷹の練習会なんですが、吉鷹さんの好意で、たった一週間の間に十数時間の濃密な指導を仰ぐことができました。その間にアレックスは吉鷹さんの論理的な指導法で、何度も目から鱗の落ちる思いをしたようです。

それから、彼は前にも増してSBルールの試合をやりたいと強く言ってくるようになりました。元々、博覧強記的格闘技オタクの彼にとって、吉鷹“選手”はラモン・デッカーと共に“心の巨匠”の一人だったわけですが、実際にその“生きた伝説”に触れてみたことで、その吉鷹弘という選手を生み出したSB自体への興味が加速したようでした。…となればマネージャーとして、やらずばなりますまい(笑)。

そうした様々な要素が絶妙にブレンドされて、ようやくアレックスの『Shoot Boxing愛』は参戦という形に結実したんですね。当時はこの公式blogも無かったので、全然そういう裏話をお伝えする場所がなかったのですが…そんな水面下での長い長い物語の積み重ねがあって、今日があります。




ということで、ようやく“ホーム”は定まりました。
もうアレックスは『家なき子』ではありません。

ならば、やる事は一つ。
一家を背負えるだけの実績を積んで、腰にしっかり“大黒柱”の印を巻く事だけでしょう。

2/3の西脇戦は、その「覚悟」を見せる試合になると思います。
たのむぜ、兄さん。こないだみたいなメロメロな試合は、もう絶対しないでね(笑)。

シュートボクシング協会
"SHOOT BOXING 2008 シリーズ開幕戦 火魂 (たまし)〜其の壱〜"

2008年2月3日(日) 東京・後楽園ホール
開場・17:00 スターティングファイト開始・17:15 本戦開始・17:30

第7試合
アレックス・ロバーツ(空柔拳会館)vs 西脇恵一(チーム・ドラゴン)


◆チケット料金
RS席 ¥8,000 SS席 ¥7,000 S席 ¥6,000 A席 ¥5,000 B席 ¥3,000 立見 ¥2,000  
※当日券各¥500増

◆チケット発売日 2008年1月12日(土)

◆チケット販売所
チケットぴあ 0570-02-9999
ローソンチケット 0570-084-003
e+(イープラス)
CNプレイガイド
レッスル渋谷 03-3464-0078
フィットネスショップ 03-3265-4646
板橋大山アメリカン 03-3962-6443
チャンピオン 03-3221-6237
書泉ブックマート 03-3294-0011
後楽園ホール 03-5800-9999
シュートボクシング協会 03-3843-1212
バウトレビュー(1/28(月)午前10時振込締切)

◆お問い合わせ
シュートボクシング協会 03-3843-1212
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