Hideto Ida's Blog 〜 時に放浪、日々朦朧 〜

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11/27  氷河期到来 / [contact sports:格闘と葛藤]
秋晴れの代々木公園を抜けて、北斗旗取材へ。

この日、一番驚いたのはやはり藤松の体格の“しぼみ様”だったかも。
闘いぶりに関しても、あまりの変貌があって、相当ショック。
コレで来年世界大会となるときつい事になるんじゃないか…。

考える事が多すぎて、記事にまとめるのは時間がかかるかもしれない。
速報命のネット媒体であろうなどとはとっくに思わなくなっているので、速報は結果だけ出して、記事にするのは一週間ほど延期。ちょっと自分の中で寝かせてみようと思う。
端的に言ってしまえば東先生の講評がすべてとも言えるのだけれど、自分の中でしっくりくる切り口がみつかるまで、うかつな事は書くまい。
ただ、今日ほど山崎の不在が悲しかったことはない。

打ち上げのパーティーも誘ってもらっていたけれど、パス。
ショック症状のまま、銀座に直行。
自棄なのか、いきなりAppleストアでPowerBook15インチを購入。Appleとオリコに30数万の借金ができる。

なんでいつもそうやって極端なことばかりするかなあ>俺。
ともあれ、二年ぶりのMacユーザー復帰。
本来あたらしもの好きの気性なのですっかり機嫌は直ったのだが、懐にはブリザードがやってきた。


投稿者 井田英登 at 05:28


海外取材に行こうなんぞという酔狂なことを思い立ったのは、そもそも彼のせいだった。

一若手でしかなかった彼が、まだまだ修羅場としての認識の高かったあの檻の中の殴りあいに出かけると聞いたのは、当時南平台にあった事務所でのこと。

同じく駆け出しの書き手としてキャリアを積み始めたばかりの僕は、今は某D○Eに勤める当時の広報氏から、その話を聞いて大きく慄いた。このリングで出来ないことをやりに海を渡る、そう決めた二十代半ばの若者が、強烈にうらやましく、そして興味深かった。

これは見届けねばなるまい。

それまで海外といえば東南アジア方面ばかり。
英語もまったく苦手。
会社を始めたばかりで金もない。

海外旅行をするのにこんなにふさわしくない男もない。
まったくの三重苦だ。
なのに、「行く」ことだけは瞬間に決断していた。
確たる理由は、未だに言葉にしたことがない。
自分なりに、彼の無謀に見合う無茶がしたかったのかもしれない。書き手としてはほぼ無職、TV屋にはいつでも戻れる。そんな半端な気分を、一気に吹き飛ばしてしまいそうな無茶を。

以来、ずっと枠の外を歩いている。

11月7日は会場で彼を見よう。
このところすっかり出不精になった僕は、8年前の決断を思い出すだろうか。

投稿者 井田英登 at 02:08


11/06  アンディの死 / [contact sports:格闘と葛藤]
ウチの掲示板のROMANEXスレッドで、「アンディの死」が話題になっている模様。

ステロイド使用がアンディの白血病の誘引になったという情報は、寡聞にして知りませんでした。(というか、彼のステロイド使用が公的に証明されているとしたら、それ自体びっくり)

もし本当に事実関係があるのであれば、もう少し詳しく知りたいので、ソースになった医学誌なり研究論文なりを教えていただければ幸いです> 患児さん。

で、ここからは個人的感慨。

確かに「アンディの死」はドラマチックではあったが、それだけをもってドラマとする考えはどうだろう?

あくまで彼の死は“点”でしかない。むしろ「アンディの生」のなかにあった多くの葛藤や、克服、そして彼が残してくれた多くの感動的な試合自体に、大きなドラマのうねりを見るべきではないかと思う。

彼は決して人間として強い人ではなかったし、常にその弱さを自覚しながら、強くありたいと願い続けた人だと思う。その克己の過程に、いろいろな無理や無茶があったことも否定しない。

ただその気持ちの強さ、祈りのような希求の切迫感は、ずば抜けていたし、それをもって彼の人生の意味を測りたい。



投稿者 井田英登 at 01:52