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 [第6試合 75kg契約キックボクシングルール]
港太郎 vs ヌンポントーン・バンコクストア
ルンピニーのライト級3位のヌンポントーン。9月にはK−Uウェルター級チャンピオンの大谷浩二を飛び膝1発でKO、10月はNJKFミドル級チャンピオンの新田明臣に判定勝ちと、新たな日本人キラーの出現を感じさせる活躍振り。その最大の武器は膝だ。

 迎え撃つ港は過去にヌンポントーンに敗北を喫しており雪辱に燃えている。



ラウンド1 ンポントーンは前蹴りで距離を取りつつ飛び膝、港はこれをかわしてロー、さらに膝。そして組に来るヌンポントーンのボディと顔面へパンチの2連発。

ラウンド2 からの膝だけを狙うヌンポントーンに港は右へ回りながらローを蹴る。そこへ組み付いたヌンポントーンが肘、港がガードするとヌンポントーンは首相撲を外し距離が空いた所で走り込んで飛び膝。この膝はかわしたが、続けて膝を繰り出すヌンポントーンの何発目かの膝で港ダウン。直後、今度は港の左ストレートがヌンポントーンの顎付近に入りヌンポントーンダウン。立ち上がったヌンポントーンは膝をねらい続ける、そこへパンチ合せローを蹴る港。ローがかなり効果的だ。


次々と膝で襲いかかるヌンポントーン

ラウンド3 の回ヌンポントーンは組に来るが、組むと直にサバ折で倒しにかかる。港はパンチとロー。

ラウンド4 相撲つづけるヌンポントーンに港は距離を取ってパンチ、特にボディーブローが有効でヌンポントーンは苦しそうな表情を見せる。又港のパンチが頭部をかすめ一瞬ヌンポントーンは足に来るが組み付いて逃げる。


港のパンチをかいくぐって首相撲に

ラウンド5 相撲続けるヌンポントーンだが明らかにスタミナ切れ、だが港もサバ折で倒されたのと膝攻撃で消耗したか苦しそうな顔を見せる。港のパンチ攻撃も直に距離を殺される、組に来たヌンポントーンに港のアッパーが当り場内湧くが直に組まれる。


妙な判定だった。2Rは互いにダウンを奪い合ったが、それ以外ではヌンポントーンは大技狙いで外される場面が多く、港はチャンスを作りかけるとヌンポントーンが上手さを発揮して封じる。ともかくこれでヌンポントーンの連勝は止まった。



文 渡辺


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