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 [第2試合 66.68kg契約キックボクシングルール]
嶋村哲昌 vs 魔裟斗
日本期待の若手、魔裟斗。前回SBとの交流戦に勝利した物の、攻撃が単発で終わる悪い癖は相変わらずで、ここまで6戦して5勝1敗の好成績ながら97年のデビュー戦以来KO勝利が無い。同期の小比類巻(アクティブJ)にも一歩先んじられたまま、もう一つブレイク出来ずにいる。

 対する嶋村はMAウェルター級1位、伊藤隆の後のMAウェルター級のタイトルを狙う選手だが、こちらはSBとの交流戦で土井にKO負け。これ以上交流戦で負けは重ねたくない所だろう。 



ラウンド1 裟斗は右へ回りながらローと左ジャブ、嶋村もロー。距離が縮まると互いにパンチ。魔裟斗は右ジャブから左ストレート、ローを繋いで徐々にペースを掴む。と、ガードの甘い嶋村の顔面に魔裟斗の右ジャブから左フックが炸裂、10カウントが入った。


嶋村のミドル


魔裟斗の左フック炸裂(上)
嶋村KOに散る(下)   




魔裟斗喜びのKO勝利

裟斗鮮かなKO勝利。前回に比べて攻撃が繋がりが出た魔裟斗が左フックのクリーンヒットで10カウントを奪った。デビュー戦以来となるKO勝利に喜びもひとしおだったようだ。攻撃が繋がる様にさえなれば魔裟斗のパワフルな攻めは非常に魅力的だ、これをきっかけにブレイクして欲しい。

文 渡辺

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