Ｑ：	常にリズムが、２つ３つジャブ系当てといてから一発最後に重いって言うのが１ラウンドから５ラウンドまでずっと続いてたと思うんですけど。途中で作戦変更が出来なかったのは。
小林：	３ラウンド当りから、もうローキック効いてたんで。もうＫＯする事考えてたんでね、１回ダウンとってから次のことやろうと思ったんですけど。自分はもうドンドン外の団体で組まれんのがもう、これから当たり前になってくると思うので、その中で自分の強さを見せるには、ジャッジ意識しないんですよ。ポイントポイントで戦う気はさらさら無くて、先ず１回でもダウンとって、ＫＯ出来なくても１ダウン取るぐらいの気持でいたんで。先ず倒す事しか考えてなかった、だからあんまりポイントポイント、相手を崩すって言う。３ラウンドから効きはじめちゃってたから。どんなに痩せ我慢したってローは、あのカットしなければ効いてくるの当たり前なんで、そんな奴は絶対いないんで、１ラウンドから受けてれば絶対３ラウンドには効いてくるの判ってたんで。案の定３ラウンドから効いてきたし、そこでダウン取ってと。だからもうあんまり、もうこれから違う団体でやっぱ試合数増やすためには、やるの当たり前になってくるんで、本当にＫＯする事しか考えてないんで。ジャッジも、ジャッジなんて俺絶対当てにしないですから、はい。今のジャッジなんか目茶苦茶だと思ってるし。だからもう、とにかく、最低でもダウン１回くらい取る気持で。臨機応変にって言うより、相手が効いてきたら倒す事しか考えてなかったです。
Ｑ：	今日はじゃあその、効いてきたとこに相手が前に前に出てきて最後５ラウンド。
小林：	あそこで上に振るって言っても強引に出てくるんですよね、あれが凄く。不気味なんですよ、無表情だから。で、試合終わった後いきなり泣き崩れたりして。わっかんないすよね、もう、やってて表情が出ないですから。ローキック蹴って動き止まっても無表情なんですよ。
Ｑ：	それで、ほら、結構５ラウンドにかなりイライラしてたかなって言うのが、見てて、凄いイライラしてて逆に焦りも出て来たんじゃないかな、大振りになっちゃったりとか。
小林：	ああ、情けね。３〜４回に１回はこう言う試合、よくあるんですけど、反省するだけで全然伸びてないって言う。また良い試合して、またああ言う試合して。
Ｑ：	折角今までこう来てて、こう言う大会出て注目を浴びたわけじゃないですか。で１試合目２試合目ＫＯで来て、調子に乗ってたのに折角の場面で。そう言う所が小林選手と言う。
小林：	（苦笑）あのガードの上から肘を狙うのは、あれは本当に練習してたんですよ。あれはドンピシャリで。
Ｑ：	相手がこう来るのは判ってたし？。
小林：	流石先生の言う事だなあと思って。それ後が続かなかった、それでとまんなかったんでね相手が。だから２発入れておけばよかった。
Ｑ：	１階級上って言うのは？。
小林：	あんまり。
Ｑ：	彼が特別なのか。
小林：	１階級上って言うより、身長同じであれば、あんまり自分の場合あまり関係ないんですけど。組んだときのパワーって言うか、突進力、締めつけが相撲やってただけあって。相撲行ってくれりゃよかったのに（笑）。