Ｑ：	どうでしたでしょう？。
土井：	そうですねえ、まさか小比類巻選手がローを蹴ってくるとは思わなかったんで、ええ。効きはしなかったですけど、やっぱりあの奥足って言うか、サウスポーで奥足蹴られるって言うのは殆ど皆無なんで。まさかそれを蹴ってくるって言うか、やっぱそれが、う〜んリーチ差で、ええ。
Ｑ：	ま本来なら、そ言う攻撃を土井選手の方からしかけて行くって言う。
土井：	そうですね、ええ。
Ｑ：	肘を、あのう、喰らった時の感触と言うのは？。
土井：	わ・・・、やっぱ右の肘って言うか右の攻撃を皆警戒してたんで、右の蹴りとか右の肘とかは全部見えてたんですけど。その流れで肘のワン・ツーみたいな、右来てそのまま左来たんで、「やられた！」っちゅうのはあったんですけど。あれは、う〜ん、防ごうと思えば防げた肘なんで、ええ、まあ。
Ｑ：	リングに上がる時って言うか、あの今までの最近の試合と違って、かなり１ラウンドから行ってたし、そこで気合い負けしたって言うのは？。
土井：	そう言うこた無いと思いますけど、やっぱり、どうですかね。研究してたって・・、ローを蹴ってくるとは思わなかった。
Ｑ：	最初からその戸惑いみたいのがあったわけですか？。
土井：	いや、戸惑いって言うか、「オイオイ俺にローかよ」って言う。やっぱ蹴り返そうにもやっぱり、あのうリーチの差って言うか、あったんで。小比類巻のこう普通に蹴れる所を、僕一歩踏み込んで蹴らないと届かなかったんで。そのリーチ差で、その東金ルークの時もそうだったけど、そのうリーチ差をどう埋めるかって言うのが僕の戦略って言うか、そう言うのが無かったんで。そこでやられたなって感じです。
Ｑ：	作戦としてはもう、自分から蹴りを意識させて？。
土井：	そうですね。１ラウンド目であのう、コヒの方がもうローを蹴って来たんで。蹴り返そうにもリーチの差があって蹴り返せなかったんで、２ラウンド目からパンチに変えたんですよ。パンチに変えて、そのパンチは当ってたんですけど、返しの蹴りが、フォローの蹴りが・・。
Ｑ：	届かない？。
土井：	ええ。それは僕のミスだから。そこでパンチから蹴りに繋げれば当ったのかも、かも判らない。いいのも当ってたと思うんですけど。
Ｑ：	今日はまあシーザージムが。
土井：	ああ、どうなん、あんな練習してても、こんなに練習しても駄目かって言うのはありますね。この出た興行の中で一番練習してると思うんですよ、でも・・。何か悲観になりますよね、練習してない奴が、こんな練習で勝てるのかって言う。ま、見てないですけどね。でもまあうちらが一番練習してるって自信はあります、そう言う誇り、そう言うのがあるんで。そんな練習してても駄目なのかってのが、今。
Ｑ：	何が足りないと思いますか？。
土井：	何が足りない・・・、うん、何が足りないんすかねえ。ま、うちらシュートボクサーであってキックボクサーじゃない訳で、それ・・でキックボクシングやれ・・って言われても、何かそう言う・・違いがあるような気がするし。もうシーザージム所属のキックボクサーみたいな感じじゃないですか。やっぱ、これからはやっぱり、シュートボクシングしたいすね、やっぱり。
Ｑ：	率直に今日のリングで、楽しかったですか？。
土井：	楽しかったです。
Ｑ：	どんな感じでした？。
土井：	場が違うなって感じでした、ええ。
Ｑ：	会場の大きさ気になりましたか？。
土井：	何処でも一緒なんで。後楽園ホールでも、横浜アリーナでも、あの全然、それは気にならないです。
Ｑ：	じゃあ相手ですか？、相手が一寸場が違うなって言う感じ。
土井：	いや、そう言うわけでもないんですけど。う〜ん、わかんないす。
Ｑ：	お疲れさまです。
土井：	ありがとうございます。