福富栄一引退セレモニー
この興行では網膜裂坑のため引退した福富栄一の引退セレモニーが行われた。特別エキシビジョンでは福富の最後の対戦相手となった土屋ジョー（全日本バンタム級１位）が相手を務めた。
結構マジで睨み合ってました、特に福富（笑）。　　土屋はこの所エキシビジョンが続いている
福富引退の挨拶 　本日は御来場いただきまして有難うございます。えー、引退の御挨拶をさせて頂きます。えー、自分が、えーキックボクシングを始めまして、えー丁度丸１０年が経ちました。えー苦しいことも有りましたけど、それ以上に楽しいことも沢山有って、えーキックボクシングに出会えて、キックボクシングをやって本当に良かったと思ってます。えー、競技選手としては一区切りしますが、ま自分の修行はこれからもずっと続けていこうと思ってます。えー、そして５０歳くらいになったら又カムバックして、えー土屋チャンピオンに挑戦したいと思います。（ここで場内から拍手が）まあそれは冗談ですけど、冗談なんですけど。えー自分がキックの世界で学ばせて頂いたことを、得た物を、えー後から続く若い選手に還元していきたいと思います。えー、今まで自分を応援してくださいました、えー全ての皆様に心から感謝いたします。有難うございました。これからもマーシャルアーツ日本キックボクシング連盟を宜しくお願いいたします。
挨拶の後リングアナから質問

Ｑ　：	キックをやっていて一番の思い出は何でしょう？。
福富：	えー、試合に関して言えば、一番嬉しかったのはワンダーマン室戸にはっきり、２回、えーと３回目の試合でハッキリ勝った試合が一番試合としては嬉しかったです。
Ｑ　：	一度は引退しましてカムバック、あなたを支えた物はなんでしょう？。
福富：	・・・やっぱり、そのリングの魅力と言うか。やっぱり・・・、練習してこう明確な目標が有って。練習して、それで結果がパッと出る、それで勝利の喜びがある、そう言うのが楽しくてのめり込んでしまいました。
Ｑ　：	おしまいに、師匠の真樹日佐夫師範はどんな方ですか？。
福富：	はい、あのこの通りの方で（場内爆笑）、見ての通りの方です。
最後はグローブをリング中央において１０カウント、そして記念に送られたベルトと共に。
文　渡辺