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 [第8試合 日・タイ国際戦69kg契約5回戦]
大谷浩二 vs ヌンポントーン・バンコックストア
にK−Uウェルター級チャンピオンとなった大谷浩二、鈴木達也のスーパーライト級への転向に伴う王座の返上で転がり込んできたような状態で、本人も実感はないかもしれない。だがベルトに説得力を持たせるのは全てこれからの本人の戦い次第だ、その最初の相手は元ルンピニー・ライト級3位の強豪ヌンポントーン。



ラウンド1 相撲に入ると簡単に大谷を転がしてしまうヌンポントーン、この辺の技術は流石に元ランカーだ。大谷は首相撲の体制から肘を狙うが不発、ヌンポントーンも直に肘を返す。一旦離れて中間距離から軽くジャブを放ちミドルを蹴るヌンポントーンに、大谷はパンチとローだが何れも単発。ヌンポントーンが徐々に距離を詰めて再び首相撲に入り膝。と、間合いを嫌ってか後退する大谷をヌンポントーンが追って飛び膝、これが大谷の顎に入り大谷ダウン、そのまま10カウントが入った。
ヌンポントーンの飛び膝が大谷の顎に炸裂


一撃KO


念ながら大谷は結局何もさせてもらえずに終わってしまった、日本人選手の前に何時も立ち塞がるタイと言う名の厚い壁に大谷も阻まれた。

文 渡辺

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