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立嶋篤史インタビュー
1998.10.17 後楽園ホール控え室

Q:倒れた瞬間って言うのは?。

立嶋:あのう、倒されるときって言うのは何時も覚えてないもんですから。

Q:敗因は?。

立嶋:敗因ですか?。敗因・・を言うと、あの、ここ何年かの僕の、えー悪い勝因、あの悪い敗因全部自分で、あの理解してますから。只、あの悪い部分って言うのは自分で判ってれば良いだけの事であって、人に押しつけがましく言った所で、それはあのう、全部悪い方にしか解釈されないですから。だから、今僕・・・がこうやって冷静に自分の気持ちを述べたところで、あの、悪い風にしか取られないでしょうから、あの、言うつもりは無いです・・けど。

Q:この敗戦をまた受け止めて、仕切り直しと。

「期待を裏切り続けてきたのは事実だから」

立嶋:いや、仕切り直しもくそも、だってあのう、チャンスが回ってくるかどうかも判らないですからね、はい。それはあのう、僕1人のあれでは、僕の如何にあのう、健康状態がいかに良くて、いかにあのう、やる気があったところで、あのう・・・、裏切り・・・お客さんの期待をね、あの、裏切り続けてきたのは事実ですからね。あのう、僕なりに納得してる部分は、ここ何年かのあれで・・色々原因だったり、あのう、良くない部分だったり、それはもう人間関係と言うか環境からもう全てね、良いとこ悪いとこ。んで、そのなかであの、その中であのう最善・・・、その時その時の中で最善のあれをして来たから。人に何と言われようと、あのうボロボロに、去年なんかもうボロボロの状態で。ここ何年かって言うか、どう取ってもらうと良いですけど、ここ何年かと言うか、う〜ん、一寸・・・、もうあんまり言ってもね多分、ま、書けないだろうし、言っても流れないだろうけど、その時その時で、その時の中で一番良い方法をとってたから。で、これからじゃあ1番良い方法を取ったからと言って更に僕の中での、じゃあ又きっかけが生まれるかというとそうでもないでしょうしね。僕は、じゃあ出来ることは、じゃあ、何をやれって言うんだろうって自分に問いただしたところで、今は休むことくらいしか出来ないでしょうから。何言っても始まらないでしょうし、やる気になったところできっかけ貰えないだろうし、きっかけ貰えるように頑張るしかないだろうし、頑張るとしたら。そうでないとしたら、自分で区切りつけるしかないだろうし。まあ、何方か言えないですけど。僕の気持ちを言った所でどうなるものでもないでしょうからね。只・・・、何か今頭の中でグルグル自分の中の考えと結論がグルグル回って、何れを選んでいいか判らないですけど。

Q:出来れば、じゃあ、どんどん試合していきたい?。

立嶋:んー、いや、だから、それを説明できるんですよ。だけどそれを言った所で理解するしない・・、僕の言ってることを全部否定する形で書かれちゃったら、僕の中で正しいことが間違った意見のように書かれちゃうわけでしょ。だから、僕の中での答え、答って言うか、一つの答えはあるけれど、言い分はあるけれど、それをあのう、いかに僕が間違ったことを言ってるかのような、最終的に否定される形で文章書かれると、あのう、とてもそれは心外なんで、はい。あのう・・・、やめます、この辺まで(のどを指して)出かかってるけど。どうしたらいいかも判ってるし、仮に続けていく上で。で、辞めるんだったら辞めるんで、どうしなきゃいけないかってのも判るじゃないですか。そんなもん仕事探せばいい、あれだけな話で。だから何方を選択するかって言うのは、今は言えないです。で、僕がここで言った所で多分僕の言った通に書いてもらえないでしょうし。ちと、又人間関係がこじれるような結果を出してしまいまして(苦笑)、自分の中でそう言う自分に対しては一寸腹立たしいです。

Q:人間関係というと自分の回りの?。

立嶋:ええ、常識の無いような事をされて、僕はここで言い返すつもりだったんですけど。一寸言い返せないような・・・。

Q:勝ったら言おうと?。

立嶋:はい。ここで今言っても、あの、遠吠え・・なんで。もう・・・、ここ・・が何ですか人喰い族の所だったら殺して喰ってでもいいような事をされたり、ありましたから。でも、それを言い返すだけの内容と結果が・・・・・、僕はもうとにかく耐え、死ぬまで耐えるか、それともあのう、もう一回・・・、一回まあ3回戦でいいから毎月試合やりたいって言うのが本音の1部ではありますけど。とにかく、僕の中のあのう、取り戻したい部分は自分の中で見えてるし判ってるから。

Q:それは技術的なことですか?、それとも精神的なこと?。

「緊張の糸は切れてない」

立嶋:うーん、僕の緊張の糸は切れてないんですよ。ずっと、あのう外側の・・去年とかどん底で、金銭的にも人間関係でもどん底で。それでも頑張ってこれたし、あの、応援、色んな応援の・・、応援貰って緊張の糸は切れずにすんでる。この糸は一回切っちゃったら、もういかに自分でも・・どうにも、他人がどんなに協力しようとどうにもならないことですから。それって言うのは明日明後日、日を追ってく毎に判る、自然と判ることですよね。うん。

(この後打ち上げがあったためインタビューはここで終了となった)


収録・構成・写真:渡辺


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