Krush 7.11 後楽園ホール:前日計量クリア、佐々木大蔵「アートを見てもらいたい」、近藤拳成「小学生の頃から夢見ていたKrushのベルトを巻く」
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Krush.114(7月11日(土) 後楽園ホール)の公式計量が10日午後1時より、東京都新宿区のGENスポーツパレスで行われ、全選手が1回でクリアした。計量後の記者会見のレポートがK-1 JAPAN GROUPから届いている。(写真 (C)K-1)
Krushスーパー・ライト級王者・佐々木大蔵「アートを見てもらいたい」vs挑戦者・近藤拳成「小学生の頃から夢見ていたKrushのベルトを巻く」
メインイベントでKrushスーパー・ライト級王座をかけて闘う王者の佐々木大蔵と、挑戦者の近藤拳成は会見前に調印式を実施。中村拓己K-1プロデューサーとKrush Evangeristの石川直生が同席する中、調印書にサインをし、改めて会見に臨んだ。
Krushスーパー・ライト級王者として初防衛戦となる佐々木だが、自身でも「簡単に言うとオタク」と笑うように、現在は格闘技そのものに没頭。今回の試合に向けて充実したトレーニングを積めたようだ。日々の練習で新たな技などの発想も生まれており、「明日にかけてまた新しい発想が生まれるかもしれないですし、リング上で新しい発想が生まれるかもしれない。本当に一瞬一瞬が凄く楽しみ」と、試合をすることが待ちきれない様子。近藤とのタイトルマッチに関しても、「アートを見てもらいたいと思います」と自信たっぷりに語っていた。
一方、挑戦者となる近藤は、小学生の頃にKrushの初代王座決定トーナメントを見て以来、「ずっと夢見てきた」と語るように、Krushのベルトへの想いは人一倍強い。王者の佐々木有利という下馬評の多さにも臆することなく、「そんな強い選手に勝って、絶対にチャンピオンベルトを巻きたい」と堂々と宣言していた。
◆石川直生
「近藤選手の試合を見ていると、一つ一つの試合に背景とか想いがありありと伝わってくるんですよ。実況席から毎回胸をグッと熱くさせてくれるんですけど、そういうのを思わせてくれるのって、一つの才能であり魅力なんですよね。身につけようと思って身につけられるものではないんで、近藤選手、近藤兄弟の一つの強みだと思っています。キャリアの差や実績は正直、歴然なんですけど、拳に乗せた夢とか想いでそういうものを凌駕してくれる可能性があると思っています。かたやチャンピオン、佐々木大蔵選手は本当にKrushのリングで負ける姿が想像できない。そのぐらい堅く強いです。王者・佐々木選手にとっては挑戦者の夢とか想いは関係ないですからね。明日の試合もしっかりガードを固めて、プレッシャーを与えながら、近藤選手の心が折れたところを倒しにいく姿をイメージできるんですけど、近藤選手の想いが上回るか? 本当に緊張感のあるタイトルマッチになると思います」
◆近藤拳成
「押忍! 大成会館の近藤拳成です。明日は約2カ月延期になった試合ができるということで、今から凄いワクワクしています。明日は強い佐々木選手に勝って、絶対にチャンピオンになりたいと思います。応援よろしくお願いします。(Krushのベルトにはかなりこだわりがあると思うが、タイトルマッチを明日に控えて、改めてベルトに対する想いは?)小学生の頃にKrushの初代王座決定トーナメントを見て、そこからずっとKrushのベルトを夢見てやってきました。K-1のベルトも夢なんですけど、Krushのベルトも同じくらい想いがあるので、明日は絶対に獲りたいと思います。
(佐々木選手と言うと安定感と言われるが、近藤選手はそれに対して何で闘う?)しっかり対策もしてきて、研究もしっかりしているんで、今は言えないんですけど、ちょっと明日の試合を楽しみにしていてください。(試合までの24時間の過ごし方と勝負メシは?)とにかく身体の回復に専念しながら、明日のイメージをして。で、勝負メシは夜、鍋を食べに行きます…すき焼きです(笑)。(Krushのリングでメインを飾って試合をするが、ファンの人に短く言うと、自分のどういう印象を伝えたいと思っている?)きれいごとに聞こえちゃうかもしれないですけど、元気とか勇気を僕の試合で与えられたらなと思います。佐々木選手絶対有利という声は多いんですけど、そんな強い選手に勝って、絶対にチャンピオンベルトを巻きたいと思います。(ファンの皆さんへのメッセージは?)延期になっても変わらずにずっと応援してくれた人たちにリング上から感謝を伝えたいので、明日は絶対に勝って、リング上で自分の思いを伝えたいと思います。応援お願いします」
◆佐々木大蔵
「本日は公開形式じゃないので、少し寂しい気持ちもあるんですが、画面越しから見てくださっている皆さん、こんにちは。いよいよKrush後楽園ホール大会が再出発ということで、明日観客も半減して行なうということなんですけど、どういう雰囲気になるかも明日になってみないとわからないです。明日一日を通して、自分でも凄く楽しみな一日になるなっていうワクワクが、この会見を行なうことで募っている状態ですね。(チャンピオンとして近藤選手のような若い選手の挑戦を受ける心境は?)ここ最近では凄く年下の選手とやることはなかったかなとは思うんですけど、僕、あまり年齢も対戦相手の変化っていうか、ものに対して心境が変わるっていうのはなくて、今凄く格闘技、キックボクシングを追求している部分があるというか。それだけ凄く格闘技の熱……格闘技の熱っていうか、なんだろう? テクニックと言われる……なんて言うんですかね? 簡単に言うとオタク?(笑)、みたいな感じになっているので、夢中になっているって感じですね。
なので、いろんな技を考えたりしていると、いきなりポッと発想が生まれたり。それを練習で試してみたりとか、そういうことを毎回毎回繰り返しているんで、明日にかけてまた発想が生まれるかもしれないですし、またリング上で発想が生まれるかもしれないんで、本当に一瞬一瞬が凄く楽しみですね。それを見てくださるお客さんや画面越しから見てくださる方々に、どういう形で伝わるかっていうものも、終わってみないとわからないんで……明日がとにかく楽しみということですね(笑)。
(今までの防衛戦と違った感情や気持ちは?)そりゃ、今までとは違う気持ちもありますけど、今はベルト云々という問題は僕の中になくて、やっぱり自分の理想とする格闘技を(見せたい)。それはゴールがあるのかもわからないですけど、とにかくどこまで自分がお客さんだったり、周りの方に伝えていけるのかなって。やっぱり今自分の中で芯の中にあるのは、良くも悪くも見ている人が僕に焚き付けられるような、周りに力を与えていきたいというものなんですよ。自分がそうだったからというのもあるんですけど、格闘技にはそういう力があると思うし、今自分の中で充実した日々を過ごせているというのがあるんで、そういう部分を僕はリングで表現したい。一人でも多くの試合を見てくれた方に、それが格闘技ではなくても、『仕事がんばろう』、『家事がんばろう』、なんでもいいんで、そういった力を与えられるような姿や時間を、皆さんにお見せできたらなと思います。だからベルトへの想いや心境の変化は一戦一戦変わってはいますね。
(試合までの24時間の過ごし方と勝負メシは?)息子が保育園から帰ってくるんで一緒に過ごすかなと思うのと、食べる物も今は減量が凄く充実しているんですよね。体重の落とし方だったり。だから、あまり食に欲求がなくて、通常通りの家で出てくるご飯を食べようかなと思っています。すみません(笑)。(Krushのリングでメインを飾って試合をするが、ファンの人に短く言うと、自分のどういう印象を伝えたいと思っている?)アートを見てもらいたいと思います。(ファンの皆さんへのメッセージは?)明日、チケットもソールドアウトということで、来ようと思っても会場に来られない方も中にはいると思うんで、明日はABEMAさん・GAORAさんでも生中継で試合が放映されますんで、画面越しからでも元気が伝わるような、そういった試合を近藤選手とリングで表現し合いたいと思いますので、明日は一日通して、ぜひ楽しんでください。ありがとうございます」
鈴木勇人「自分は逆境の方が力を発揮できる」vsFUMIYA「FUMIYAといえばKO。最終的にKOで勝つ」
セミファイナルでKrushスーパー・ライト級で対戦する鈴木勇人とFUMIYAだが、2017年の3月3日「Krush.74」で対戦したことがある。お互いにキャリアの浅い時期の試合で、今回は約3年ぶりの再戦だ。
前回の対戦で鈴木をKOしているFUMIYAは、2018年から2019年にかけて4連敗を喫していたものの、今年2月24日の「Krush.111」で清水卓馬をKOで倒して連敗脱出。この1勝で自信を深めており「FUMIYAと言ったらKOと、周りの人は思っていると思うんですけど、その通り。最終的にKOで勝つんじゃないかなとは思っています」と、鈴木に対してKOでの返り討ちを宣言だ。
特にFUMIYAは身体の仕上がり具合に自信を持っており、「鈴木選手の左ミドル対策はやってはいるんですけど、フィジカルで倒せれば一番いい」と、自慢の肉体を武器に試合の中で圧倒するつもりだ。
対する鈴木は佐々木大蔵に2連敗を喫し、この試合はKrushスーパー・ライト級王座も明け渡してからの再起戦となる。しかも、相手が一度KOされているFUMIYAということもあり、精神的な部分での不安があるかと思いきや、「僕が追い込まれているように見えますか?(笑)」と意に介さず。「自分は逆境のほうが力を発揮できるタイプ」と、こちらもリベンジに自信を見せる。「ここをしっかり勝って、K-1のベルトを獲りに行きます」と、この逆境をバネにさらなる飛躍を目論んでいるようだった。
◆石川直生
「試合前の二人に恐縮なんですけど、FUMIYA選手、先日の試合、おめでとうございます。本当に目の前で言いたくなるぐらい、実況・解説席からでもFUMIYA選手の勝利をチームで喜ぶ清々しい表情がね、僕までうれしくなったんですよね。FUMIYA選手は連敗、長いトンネルを抜けることにやっと成功したんで、そうすることによって本当に一つの自信が確信に変わったと思うんですよ。だから、今回の試合に向けて、日々急成長の度合いが半端じゃなかったと思っています。かたや鈴木選手は今タイトルを失っちゃったこととか、連敗していることよりも、3年前の再戦でFUMIYA選手にリベンジすることとか、自分がもう一回成長することしか頭にないと思うんで。あと、今回の試合に向けて、蹴りのバージョンアップとか、自分のことを考えていると思います。明日の試合はですね、タイトルマッチではないですけど、タイトルマッチ並みの緊張感とレベルになると思うので、期待しましょう」
◆FUMIYA
「意気込みは今、石川さんがおっしゃってくれた連敗から脱出して、殻を破ったんで、あとはもう目の前の選手を倒すだけなのかなという感じですね。みんな公開計量を見て思ったと思うんですけど、結構身体が仕上がっていて、今まで一番練習できたんじゃないかなって思います。楽しみにしていてください。(連敗を脱出し、連勝をかけた一戦となるが、今回はどんな姿を見せたい?)FUMIYAと言ったらKOという感じで、周りの人は思っていると思うんですけど、まあその通りで。絶対KOで、最終的にKOで勝つんじゃないかなとは思っています。(鈴木選手の左ミドルに対してどういう対策を考えているのか? それともパワーで弾き返す?)チームとして、鈴木選手の左ミドル対策はやってはいるんですけど、フィジカルで倒せれば一番いいのかなという感じで。まあ、テクニックも出しつつ、メインはフィジカルでいこうかなという感じです。
(身体が一番仕上がっていたとのことだが、フィジカルトレーニングにさらに力を入れた?)今まで以上にフィジカルトレーニングをやって、自分の長所はなんだろうなって考えた時に、やっぱりフィジカルだったんで。そこをトレーニングして、他をトレーニングしないわけじゃないんですけど、フィジカルをメインでやってきたっていう感じですね。(この試合の先にどういうことを見ている?)鈴木選手に勝つのは目標というより当たり前だと思ってはいるんで、そこを倒して、今65kgのベルトを持っている佐々木大蔵選手のベルトを奪いに行きたいなとは思います。(ファンの皆さんへのメッセージは?)ちょっと負けが続いて、4連敗が続いていて、前回いい勝ち方でKOできたんですけど、また今回も周りがびっくりするようなKOで勝負が決まると思うんで、応援よろしくお願いします」
◆鈴木勇人
「チームキングスの鈴木勇人です。FUMIYA選手とは自分がデビュー2戦目の時にKO負けしていて、ずっといつかはやり返さないといけないなって思っていた相手なんで、やっとこの機会が来たかなと思っていて、明日が凄い楽しみです。(連敗&ベルトを失ってからの再起戦になるが、前回からどういうところを修正してきた?)2連敗して、凄くいろいろと勉強させてもらったんで、自分に足りないところを自分の中で考えながら、全体的に総合的に上げるような練習をしていて。ただ、自分の武器は左ミドルキックなんで。左ミドルキックを警戒されていると思うんですけど、その警戒されている時点で自分は一つの武器だと思っているんで、それでいかにどうやって当てるかっていうのを自分は考えているんで、明日はバンバン当てたいなと思っていますね。
(過去に負けてる相手で今連敗中ということで、メンタル的に追い込まれている感じはするが、実際は?)僕、追い込まれているように見えますか?(笑)。あんまり追い込まれてなくて、勝負の世界って勝った負けたはつきものだと思っているんで、それに一回一回自分の気持ちが左右されていたら、こういう仕事って務まらないと思っているんですね。だから、負けは負けでしっかり受け入れて、じゃあその中で何を学べたんだっていうのを徹底的に考えたんで。そのメンタル、言っちゃえば自分は逆境の方が力を発揮できるタイプなんで、あんまりその辺はどの試合も変わらないですね、正直。まあ、再スタートということでもあるんで、そういう意味ではしっかりいい試合をしたいなとは思っていますけど、別にプレッシャーというのは特別感じていないです。
(この試合の先にどういうことを見ている?)先のことはいろいろ考えていますけど、まずはこの試合ですね。この試合にしっかりいい勝ち方して、自分が狙っているのはK-1のベルトですね。ここをしっかり勝って、K-1のベルトを獲りに行きます。(ファンの皆さんへのメッセージは?)自分いつもあんまり思わないんですけど、明日はめちゃくちゃおもしろい試合になると自分自身で思っていて、相手がFUMIYA選手ということで必ずKO決着で終わるんじゃないかなと思っているんで。まあ、最後にリングに立っているのは自分ですね。明日は応援よろしくお願いします」
大沢文也が言いたい放題「蓮實選手は格闘技IQ低すぎ!僕の復活だけ期待してください」、蓮實光「内心焦ってるんだろうなと思います」
明日の第7試合でKrushライト級で闘う大沢文也と蓮實光は、会見の中で舌戦を展開。ツーショット撮影時にいきなりフェイス・トゥ・フェイスで睨み合いとなるなど、かなり前のめりで明日の試合に挑む。
大沢は会見に同席したKrush Evangeristの石川直生さんから「新生・大沢文也がどういう形になるのか楽しみの一つ」と言われていたが、これが2019年9月16日の「Krush.105」以来の復帰戦となる。蓮實が「みなさんの期待通り、きっちりKOで勝ちます」と予告すれば、「誰も蓮實選手のKOには期待してないと思っているんで、僕の復活だけ期待していてください」とキッパリ。さらに「試合でKO狙ったこと、一回もないんですけど、今回は初めてKO狙って闘おうかなと思っている」と豪語した。
そんな大沢が考えているのは、カウンターでのKO狙いだ。これを聞いた蓮實が「カウンターって宣言してもらって、カウンターで倒れる自分じゃないんで、カウンター越しにさらにカウンターで返してあげますよ」と応戦すれば、大沢は「そんな技術ないでしょ?」とバッサリ。さらに「格闘技IQ低すぎ!」と言いたい放題だ。
一方の蓮實も負けていない。大沢から再三にわたって挑発的な言葉を受けても、「大沢選手は本当に知名度もありますし、そう言ってもらえるだけうれしいです」と、どこ吹く風。「内心焦ってるんだろうなしか思わない」と余裕を見せた。そして、「まさかっていうぐらいに圧倒的なKOで勝つ」と最後まで自身の姿勢を崩さず、堂々とKO宣言だ。これを聞いた大沢も、「まさかっていうぐらい泥試合になると思うんで、そうしないようにがんばります」とやり返し、最後まで両者とも一歩も引かずに口でやり合っていた。
◆石川直生
「まず、新生・大沢文也がどういう形になるのか、見どころ、楽しみの一つですね。大沢選手は元々頭脳派でテクニシャンファイターだったんですけど、選手の隣で言うのもあれなんですけど、試合によってちょっと浮き沈みがあるのが、それがまた個性の選手だと思います。だけど、怪我をして欠場中にリハビリをして、ジムの代表になったことで、僕は顔が変わったと思っているんですよ。元々カッコいい顔が、より色気が出てきたっていうかですね。大沢くんは今29? 28? でも、まだまだ一皮も二皮も化けられる年齢だと思っているんで、また明日は新生・大沢文也に期待です。
あと、蓮實選手は独特のリズムから振ってくるパンチ。本当にKrushのリングの中では異彩を放つスタイルなんですけど、最近、Krushのリングでの勝ち方を掴んできたと思うんですよね。ただ、試合で言うと、大沢選手はそういうパンチを合わせるのが得意なはずなんですけど、そういう大沢選手のテクニックすら凌駕する蓮實選手に期待です」
◆蓮實光
「明日はとても楽しみです。楽しみしかないんで、期待通り、きっちりKOで勝ちます。(事前の煽りVTRではお互いに自信を持っているコメントをしていたが、どんな試合になると予想している?)大沢選手はテクニックもありますし、K-1のトーナメントで準優勝という実績もある選手なんで、自分にとってはオイシイだけなんで、明日はパワーでねじ伏せて、KOして、蓮實がタイトルマッチに行くっていうイメージができてるので、明日は見逃さないでほしいです。
(睨み合いを仕掛けられてどういう感情になった?)なんとも思わないですね。興味ないですけど、明日のリングで白か黒かハッキリするんで楽しみです。(大沢選手から凄い挑発的な言葉が次々と出ているが?)逆にうれしいですね。大沢選手は本当に知名度もありますし、実績のある選手にそう言ってもらえるだけうれしいですけど、ちょっと内心焦ってるんだろうなしか思わないです。(大沢からカウンターという言葉が出たが、どういう闘いをする?)カウンター当ててもらうのが逆に楽しみです。カウンターって宣言してもらって、カウンターで倒れる自分じゃないんで、カウンター越しにさらにカウンターで返してあげますよ。
(大沢の『そんな技術ないでしょ?』という発言を聞いて)やってみればわかりますよ、明日。(大沢から『ブンブン振り回しているだけじゃん』と言われて)振り回して倒れちゃう奴は倒れちゃうんですよ。(ファンの皆さんへのメッセージは?)明日はファンの方も、会場に来られる方も、まさかっていうぐらいに圧倒的なKOで勝つんで、蓮實光に注目してください。よろしくお願いします」
◆大沢文也
「TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKERの大沢です。明日は僕も楽しみですね。10カ月ぶりの復帰戦なんで、怪我で出られなかった分、悔しい気持ちとかも凄いあるんですけど、(蓮實が)期待通りKOって言ってたんですけどね、誰が期待してるんだからちょっとわからないんですけど(笑)、誰も期待してないんじゃないかなと思っているんで、僕の復活だけ期待していてください。(事前の煽りVTRではお互いに自信を持っているコメントをしていたが、どんな試合になると予想している?)煽りとかでも言ったんですけど、正直、これぐらいの選手だったら対策なんてしなくても全然大丈夫です。ただ一つ、ずっと練習してることがあって、その練習していることはちょうど蓮實選手みたいな選手に当てはまる攻撃かなと思っているんで。
あと煽り映像で『簡単に食えちゃう』みたいなことを言っているんですけど、盛り上げるためにワーって言うのは凄くいいことだと思うんですよ。でも、見てると盛り上げるために言ってるんじゃなくて、本当に思っているんだなと思って。相当、格闘技IQ低いなと思っているんで、そこらへんもみんな見ていてください。(先程、自分のほうから睨み合いを仕掛けていったが、どういう心境?)あれ本当はどれぐらい身長が高いか確かめたかっただけなんですよ。フハハハハ! 結構見たら、見ちゃったから見なきゃいけないと思ったんですけど、ぶっちゃけ俺、めっちゃ怖がってましたからね(笑)。僕、かなりビビリなんで、ぶっちゃけかなりビビってました。フフフ。
(蓮實に対しての『挑発されているが?』という質問に対して)これ別に挑発じゃないですからね。普通に本当に思っていることを言っているだけなんで、全然挑発じゃないです(笑)。(石川さんから新生・大沢を楽しみにしているという言葉があったが、新生・大沢という部分はどんなところ?)新生・大沢文也は正直、技術も何も変わらないです。ただ、気持ちが変わったと思います。それだけは本当に思いますね。(試合の期間が空いたりだとか、ジムだとか、いろいろな思いの中で練習してきたと思うが、この一戦に向けてどういった心境で練習してきた?)とにかく復活、とにかく完全復活。正直、試合でKO狙ったこと、一回もないんですよ。ダウン獲ったら逃げる。ダウン獲ったらあとは鬼ごっこ。いつもそういう感じで闘ってるんですけど、今回は初めてKO狙って闘おうかなと思っているんですよね。
あと周りに蓮實選手とやるとなったら、周りの評価とか『全然勝てるでしょ』とか言われるんですけど、勘違いしてほしくないんですよ、お客さんに。僕のほうが分があるとか、世間の声が多いと思うんですけど、同じリングに立ったらどっちが上か下かとかないんで。どっちが有利とか不利とかないんですよね。そこらへんはみんな勘違いしないでもらいたいですね。(蓮實選手からパワーで押し潰すという発言もあったがどう対応する?)カウンター、アハハハハ! 明日はずっとカウンター狙ってたんで本当に楽しみにしてください。あと、階級が上の選手、65の選手と67.5の選手とばっかりやってたんで大丈夫です。
(蓮實の『カウンターをカウンターで返す』という発言を聞いて)そんな技術ないでしょ? 打ち合うことしかできないでしょ? だってみんなわかるでしょう。ブンブン振り回しているだけじゃん。あれのどこがカウンターなの? ワンツーも打てなくない?(蓮實の『振り回して倒れちゃう』という発言を聞いて)ただそれだけでしょ? でしょ? あれのどこがカウンターなの? 格闘技IQ低すぎ!(ファンの皆さんへのメッセージは?)明日はまさかっていうぐらい泥試合になると思うんで、そうしないようにがんばります。あと、僕こうやって凄く言ってはいるし、本心で言っていますけど、実はちゃんと選手としてはリスペクトしているんで、そこらへんはちゃんと皆さんわかってください。それを踏まえた上でぶっ倒します。応援お願いします」
対戦カード
第9試合 メインイベント Krushスーパー・ライト級(65kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/王者、元Krushライト級王者)※初防衛戦
近藤拳成(大成会館/挑戦者、K-1甲子園2016 -65kg優勝)
第8試合 セミファイナル スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス/元Krush王者)
FUMIYA(ポゴナ・クラブジム)
第7試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
大沢文也(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER)
蓮實 光(パラエストラ栃木)
第6試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
桝本翔也(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
椿原龍矢(月心会チーム侍/K-1甲子園2017 -55kg優勝)
第5試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
TETSU(月心会チーム侍)
提髪和希(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1カレッジ2018 -60kg優勝)
第4試合 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
蒼士(昇龍會)
鬼山桃太朗(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)※希山泰樹 改め
第3試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
新美貴士(名古屋JKファクトリー)
岡嶋形徒(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
第2試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
森坂 陸(エスジム)
勝輝(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)
第1試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
秀樹(レンジャージム)
知良(RBアカデミー)
概要
大会名 Krush.114
日時 2020年7月11日(土) 開場・17:00 開始・18:00
会場 後楽園ホール
中継 AbemaTV(全試合生中継)、GAORA(全試合生中継)
チケット料金 SRS席 20,000円(完売) RS席 15,000円(完売) S席 10,000円(完売) ※通常よりも席の間隔を空けております ※小学生からチケットが必要です
チケット販売 K-1.SHOP
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/