Krush 2.24 後楽園ホール:前日計量クリアの鈴木勇人「Krushの王者として意地を見せたい」、佐々木大蔵「見に来てくれた人たちに損はさせない試合をします」
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Krush.111(2月24日(月/休)後楽園ホール)の前日計量・会見が23日、東京・千代田区のベルサール神田にて行われた。計量は全選手がクリアしている。会見のレポートがK-1 JAPAN GROUPから届いた。大会の模様はAbemaTVで生中継される。(写真:(C)M-1 Sports Media)
スーパー・ライト級王者・鈴木勇人「Krushの王者として意地を見せたい。必ずリベンジする」(鈴木)vs挑戦者・佐々木大蔵「見に来てくれた人たちに損はさせない試合をします」
昨年11月のK-1横浜大会で対戦し、Krushに舞台を変えてのリマッチとなったKrushスーパー・ライト級王者・鈴木勇人と挑戦者・佐々木大蔵。前回は佐々木が判定で勝利したが、今回はKrush王者の鈴木が再戦を直訴し、佐々木が挑戦者という立場でタイトルマッチに臨む。
鈴木は「やっとこの日が来たかという感じです。明日が楽しみ」と試合を待ちきれない様子。「佐々木選手に2回負けるということは完全なる負けだと思っている。そういう意味では状況的に追い込まれているけど、自分は追い込まれている方が実力を発揮出来るタイプ。明日はKrushの王者として意地を見せたい」とリベンジに燃える。
対する佐々木は「世間ではコロナウィルスで騒がれてますけど、こうして来てくださるのは本当にありがたい」と会見に訪れたファンに感謝の言葉を贈り「前回勝っているから余裕だとか、そういう気持ちはない。自分の中でお客さんに満足してもらえるような試合をする。それが常にモチベーションとしてある」と、観客を喜ばせることが最重要だという自らの哲学を語った。
王者の意地と挑戦者の哲学が交錯するタイトルマッチ、鈴木がリベンジを果たすか? それとも佐々木が2階級制覇を達成するか?
◆佐々木大蔵
「本日もご来場いただきありがとうございます。世間ではコロナウィルスで騒がれてますけど、こうして来てくださるのは本当にありがたいことで、明日がすごく楽しみになりました。(前回と変わらず勝つ自信は?)月日が経って、鈴木選手も僕と一度やって僕のスタイルだったり、お互いに感じてる部分が絶対にあると思います。その中で鈴木選手は対策も練ってくると思うし、僕自身も勝っても負けても前回が終わりではないんで。今回もですけど、結果にとらわれずというか、常に僕は一段一段ステップアップしていくために日々過ごしています。
(再戦でも勝つ自信は?)勝つ自信がないとお互いにやれないですよね? やっぱそうじゃないと良いものを魅せられないですし、お互いの勝ちたい気持ちがぶつかり合うからこそ、良いものが生まれるんだと思います。明日はメインということで、しっかり最後にお客さんに満足して帰ってもらえるような結果を見せられたら良いんじゃないかなと思ってますね。
(キャリアも長くなってきたが、同じ相手と戦うことはやりやすい?)一度やってるからといって相手の出方も同じかどうかも分からないし、一概に簡単かって言われたらそうではないと思います。1回勝っていて、次は2回目だから余裕だとか、そういうのはないですね。(この試合に向けてどうモチベーションを上げていった?)ベルトというものも1つありますし、今は自分の中でお客さんに満足してもらえるような試合をしたいと思います。今はモチベーションが下がる時期がないというか、常にワクワクしている、燃えている感じですかね。
(リベンジする側・受ける側どちらが有利だと思っている?)一般的な考えとしてはチャンピオンとして追われる側がきついと思うんですけど、それも考え方次第ですかね。チャンピオンでも常に挑戦している選手、同じジムの武尊だったりは、自分に常にプレッシャーをかけ続けてそれをどんどん乗り越えて強くなってきました。僕もチャンピオンになることが終わりではないですし、やっぱり常にレベルアップ、挑戦しないと。そこまでやって満足しないと終わっちゃうと思うし。質問の答えに関しては、どちらが有利というのはあまりないですね。
(計量後から試合に向けたルーティンは?)僕はあんまりルーティンにはこだわってなくて、好きなように過ごしていくって感じです。家に帰れば息子もいますし、ここ何日間かは一緒に寝ずに僕は1人で寝てました。そしたら息子が『今日はパパと寝たいな』とずっと言ってきてくれて、それもパワーに感じていました。今日一緒に寝るかどうか分からないですけど、子供と一緒に寝て力になるんであれば、しっかり寝て明日に備えようと思います。
(ファンのみなさんにメッセージは?)本日はこうしてお越しいただきありがとうございます。明日もコロナウィルスが心配で来場を迷われている方もいるかもしれません。そういった方が会場に来ていただけたら、損はさせない試合を僕と鈴木選手、そして明日出場する全選手で見せていきたいと思っています。ぜひ明日を楽しみにしていただけたらと思いますんでよろしくお願いします」
◆鈴木勇人
「やっとこの日が来たかという感じです。明日が楽しみです。(前回は敗戦だったが準備は完璧?)そうですね。前回負けてから、めちゃくちゃ悔しくて、めちゃくちゃ練習してきたんで。明日が本当に待ち遠しくて、本当に1日でも早く試合をしたいと思っていたんで。そういう意味で『やっとこの日が来たか』という感じです。(前回との違いは?)前回負けてしまったんですけど、その負けた原因を自分で考えて。何が足りなかったのかも色々考えて、その上でしっかり練習してこれたと思ってます。自分の中ではしっかり原因とも掴めて練習したきたんで、明日は自分自身が楽しみですね。
(リベンジのかかったタイトルマッチを明日に控えた心境は?)これで負けちゃったら初の2連敗でベルトもなくなって、佐々木選手に2回負けるということは完全なる負けだと思います。そういう意味では状況的には追い込まれてると思うんですけど、自分は追い込まれている方が実力を発揮出来るタイプなんで。その辺は自分が楽しみでもあります。
(計量後から試合に向けたルーティンは?)ルーティンはないのがルーティンというか。自分はそういうこだわり一切なくて、その時に食べたいものを食べたり、その時思った感情のままにストレスなくやってます。今日もこのあとは食べたくなったものを食べてリラックスして過ごします。(ファンのみなさんにメッセージは?)明日はKrushの王者として意地を見せたいと思います。必ずリベンジします」
激闘必至の打ち合いを制するのはどちらか!?軍司泰斗「一発で倒せないなら何発も当てて仕留める」vsスリヤンレック「明日はKOで倒すし、その先にはKrushのチャンピオンがいると思う」
セミファイナルは軍司泰斗とスリヤンレック・オーボートー.ガムピーの激戦必至の一戦。当初は軍司と林勇汰の対戦が決定していたが、林が負傷欠場。その代役として、昨年12月のK-1名古屋大会で武居由樹と対戦し“超激闘型ムエタイ”に違わぬ壮絶な試合で武居を追いつめたスリヤンレックが選ばれた。
過去最強クラスの強敵を迎え撃つ軍司は「勝つのは当たり前。しっかりここでKOしてもっと上に行きたい」と堂々宣言。「スリヤンレック選手も打ち合う選手なんで、すごい打ち合いになって面白い試合になると思う」と“超激闘型ムエタイ”との打ち合いを約束した。
一方のスリヤンレックは「以前K-1ルールは難しいと感じる部分もあったが、今回はもっと楽に戦えると思う」とK-1ルールへの適応に自信を示し「自分も明日はKOで倒したい。その先にKrushのチャンピオンがいると思っている」とKrushでの王座奪取にも意欲を示した。
両者共にKOを宣言した日泰激闘派対決、瞬き厳禁の打ち合いを制するのは果たして!?
◆スリヤンレック・オーボートー.ガムピー
「今のコンディションは100%に仕上がっている。(前回の武居戦から強化してきたことは?)K-1ルールに慣れるための練習をしてきた。以前はK-1ルールは難しいと感じる部分があったが、今回はもっとに楽に戦えるんじゃないかと思う。(軍司はKOを宣言しているが、それに対してどういう試合をしたい?)自分も明日はKOで倒したい。その先にKrushのチャンピオンがいると思っている。
(軍司を実際に見ての印象は?)とても良い身体つきをしていると思った。明日は楽しい試合になると思う。(ファンのみなさんにメッセージは?)タイのファンのみなさん、日本のファンのみなさん、明日はぜひ応援よろしくお願いします。明日は必ず勝ちます」
◆軍司泰斗
「勝つのは当たり前なんで、しっかりここでKOして、もっと上に行きたいと思ってます。(スリヤンレックの公開練習や試合を見た印象は?)蹴りとか強いんだろうなと思って、一番警戒してるのはローです。しっかりローを警戒しながら、どうやってパンチを打ち込みに行くのか。ずっと練習をしてきました。(計量・会見で実際に顔を合わせた印象は?)顔つきを見てもやっぱり強そうだなって。タイ人独特の強さというか、そういうオーラを感じました。
(打たれ強いスリヤンレックをどうやってKOする?)一発では倒れる選手じゃないと思うので、しっかり何発も当てて、最終的にフィニッシュして終わらせたいと思ってます。(スリヤンレックは公開練習では『そんなに怖い相手じゃない』と言っていたが?)何か悔しいっていうか(苦笑)、明日ちゃんと倒すところを見せるので、どれだけ差をつけられるか見ていてほしいですね。
(今回も減量は苦しそうだが?)いつも通り減量はきついんですけど、前回に比べたら全然落ちるペースも早かったんで、今回は楽っちゃ楽でしたね。ここからリカバリーして、体重も増え過ぎないようにしっかり調整しながら明日に臨みたいなと思います。(ファンのみなさんにメッセージは?)スリヤンレック選手も打ち合ってくる選手だと思うんで、凄い打ち合いになって面白い試合になると思うんで、応援よろしくお願いします」
横山朋哉「ファンが見たいものはKOと打ち合い」VS中島千博「僕も空手で色んな選手と戦ってきた。試合はしっかり盛り上げます」
空手で輝かしい実績を残し、POWER OF DREAM所属としてプロデビューした中島千博が第6試合に登場。対戦相手はスーパー・フェザー級でトップ戦線への進出を狙う横山朋哉だ。
記者会見では中島が空手家らしく「僕の方が年上ですが、相手の方が戦績が上なので胸を借りるつもりで正々堂々戦っていきたい」と謙虚コメントを連発すると、横山が思わず「中島選手が謙虚すぎて会見が盛り上がらない」と苦笑い。
コメントこそバチバチにならなかったものの「僕も空手で色んな選手と戦ってきて、その経験値では勝っていると思う。試合ではしっかり盛り上げたい」(中島)「ファンが見たいものはKOと打ち合い。会場が盛り上がる試合をしたい」(横山)と熱戦を誓い合った。
◆中島千博
「明日は、僕の方が年上ですが、相手の方が戦績が上なので胸を借りるつもりで正々堂々戦っていきたいです。(対戦相手の印象は?)若くて勢いがあるので、その勢いに飲まれないように、僕も勢いのある試合がしたいと思っています。調子はばっちりなので、明日迎えるだけです。(プロデビューから連勝中だが?)もちろん負けたくない気持ちはあるし、あとはPOWER OF DREAMの先輩たちが凄いので、その先輩たちのように自分もやっていけたらと思います。
(相手に勝ってると思う部分は?)自分はキックボクシングを始めて1年経ったか経ってないかくらいなので、戦う選手から習うものばっかりです。勝っている部分を強いてあげるなら、空手時代に色んな選手と戦ってきた試合の経験かなと思います。(これから試合までの時間をどう過ごすか?)計量しっかりクリアできたので、気負わず自然体で生活していきたいです(ファンのみなさまへのメッセージは?)会見ではあまり盛り上がらなかったので(苦笑)、試合ではしっかり盛り上げたいと思います。よろしくお願いします」
◆横山朋哉
「明日は会場が盛り上がる試合ができればいいなと思います。大歓声よろしくお願いします。(対戦相手の印象は?)空手の経験が豊富で、別にどちらが上とか下とかは思ってないですけど、対戦してみれば分かると思うので楽しみです。(中島の空手仕込みの蹴りついては?)僕も空手出身でそんなに意識してないですけど、蹴りは上手いと思うので明日が楽しみです。あと中島選手が謙虚すぎて、会見が盛り上がらなくて…どうしようかなと(苦笑)。
(会場をどのように盛り上げたいか?)ファンが見たいのKOと打ち合いじゃないですか、中島選手が打ち合いに付き合ってくれれば面白くなると思うので、明日は打ち合ってください。(これから試合までの時間をどう過ごすか?)最近井上尚弥選手の本を買って、それを読んでる途中なので、それを読んでぐっすり寝たいと思います。(ファンのみなさまへのメッセージは?)明日は感謝の気持ちを込めて、中島選手とぶつかって、楽しい試合ができればいいと思ってるので、ぜひ応援よろしくお願いします」
Krush再出撃のパヤ―フォンがパンチ強化でKO宣言!迎え撃つMOE「2人にしかできないテクニックの戦いをしたい」
昨年10月の後楽園大会以来の参戦となるパヤ―フォン・アユタヤファイトジム。迎え撃つのは関西からKrushに参戦しているMOEだ。2度目のKrush参戦に向けて「パンチのテクニックを強化してきました」というパヤ―フォンは「MOE選手から強さは全く感じません。KOで勝ちたいです」とKO宣言。
対するMOEは「パヤ―フォン選手は蹴りが速くて強そうなので、その対策と自分が苦手な練習をしてきました」と話し「2人にしかできない、テクニックの戦い、面白い試合をしたい」と技術戦を予告した。
◆パヤーフォン・アユタヤファイトジム
「もう100%のコンディションです。明日戦いの準備はできています。(対戦相手の印象は?)強さは全く感じません。ただとても可愛いなと思いました(笑)。(K-1ルールで戦うために強化してきた部分は?)パンチのテクニックを強化してきました。(どんな試合をしたい?)ぜひKOで勝ちたいと思っています。必ず勝つのでぜひパヤーフォンを応援してください」
◆MOE
「明日は面白い試合するので楽しみにしておいてください。(対戦相手の印象は?)顔ちっちゃくて可愛いなと思いました(笑)。あと強そうと思いました。(この試合のために強化してきたところは?)相手は蹴りが速くて強そうなので、蹴りのあとの攻撃、相手のあとの攻撃、自分が苦手にしている自分から行く攻撃など練習をしてきました。
(『怖さがない』と言われたが?)怖さがないと言われるのは嫌やけど、可愛いと言われるのは嬉しいです(笑)。対策はしっかり練っています。(どんな試合をしたいか?)2人にしかできない、テクニックの戦い、面白い試合をしたいと思います。明日は女子やけど会場を沸かせられるような、めっちゃ面白い試合するので応援よろしくお願いします」
対戦カード
第8試合 メインイベント Krushスーパー・ライト級(65kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス/王者)※2度目の防衛戦
佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/挑戦者、元ライト級(62.5kg)王者)
第7試合 セミファイナル スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス/元バンタム級(53kg)王者)
スリヤンレック・オーボートーガムピー(タイ/オーボートーガムピージム/ラジャダムナン認定フェザー級5位、ワンソンチャイ同級王者、元ルンピニー認定スーパーバンタム級4位)
第6試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
横山朋哉(リーブルロア)
中島千博(POWER OF DREAM/極真会館2017年全日本軽重量級優勝)
~休憩~
第5試合 女子アトム級(45kg) 3分3R(延長1R)
パヤーフォン・アユタヤファイトジム(タイ/アユタヤファイトジム/元WPMF世界女子ピン級(45.36kg)王者)
MOE(若獅子会館)
第4試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
友尊(TEAM K/BLUE DOG GYM/元NJKFスーパーフェザー級王者)
久保一馬(FIGHT CLUB 428)
第3試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
林 京平(湘南格闘クラブ/Bigbangライト級王者)
スーパーアンジ(KUNISNIPE旭)
第2試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
倉崎昌史(GET OVER)
岡嶋形徒(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
第1試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
FUMIYA(ポゴナ・クラブジム)
清水卓馬(K-1ジム川口TEAM SIRIUS)
プレリミナリーファイト第3試合 バンタム級(53kg) 3分3R
橋本裕也(K-1ジム五反田チームキングス)
高橋享祐(戦-IKUSA-GYM)
プレリミナリーファイト第2試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R
八木正樹(ウィラサクレック・フェアテックス三ノ輪)
石田龍大(拳心會館/K-1甲子園2019 -60kg優勝)
プレリミナリーファイト第1試合 バンタム級(53kg) 3分3R
倉田永輝(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
大空[つばさ](KINGCRAFT)
概要
大会名 Krush.111
日時 2020年2月24日(月/祝) 開場・17:00 プレリミナリーファイト開始・17:10 本戦開始・18:00
会場 後楽園ホール
中継 AbemaTV(全試合生中継)、GAORA(2月28日(金)17:30~21:57)
チケット料金 SRS席20,000円 RS席11,000円(完売) S席9,000円 A席7,000円 スタンディング(立見券) 4,000円 ※当日座席券は各500円アップ ※当日券は16時より各券種若干枚ずつ販売 ※小学生からチケットが必要です。
チケット販売 チケットぴあ イープラス ローソンチケット 後楽園ホール5F事務所 グッドルーザー(電話予約) K-1.SHOP
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/