パンクラス 7.15 大阪 城東KADO-YAがもよんホール:三村亘、獅庵に判定勝ち。土肥潤、瀧口脩生に完勝
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パンクラス大阪主催「PANCRASE 大阪大会」
2019年7月15日(月/祝)大阪・城東KADO-YAがもよんホール
記事提供:パンクラス大阪
第9試合 メインイベント バンタム級 3分3R
×獅庵(パラエストラ大阪)
○三村 亘(パンクラス大阪稲垣組)
判定1-2 (吉田28-29/梅木28-29/島村29-28)
パンクラス大阪稲垣組のお祭り男三村亘が、メインイベントに初登場。6日後のPANCRASE307で同門北方大地、金太郎がタイトルマッチ挑戦という大一番を控える三村。同門につなげる意味でも、自身のアピールの意味でも、絶対に勝利が欲しいところ。
対する獅庵は、2017年12月PANCRASEvsDEEP大阪大会での神龍誠戦以来、1年7ヵ月ぶりの再起戦に挑む。地元大阪でのリスタートとなる一戦で、階級を1つ上げた獅庵のマシンガンパンチが、4月DEEP大阪大会で弟分MG眞介を撃破した三村に襲いかかるか。
1R、打撃で前に出る獅庵に対し、三村がすくい上げるようなタックル。バックに回った三村がポジションをキープして終了。
2R、タックルを切られた三村だが、組んでケージへ。しかし、バランスを崩し、獅庵が上になる。立って正対した三村は再びケージへ押す。ヒジを連打する獅庵。立った獅庵に対し三村が組むと、獅庵がフロントチョーク。極まりそうに見えたが、三村が耐えて終了。
3R、三村がいきなり飛び込んでいき、ケージへ押す。乗っていくが、獅庵は立って逆にケージへ。入れ替えた三村の、ボディへのヒザが効いた。離れる獅庵を追っていく三村。獅庵はタックルを切りヒザを打ち込むが、三村が再びタックル、バックを奪って終了。判定は2-1で、三村がギリギリの闘いを制した。
◆三村コメント
試合はいつもハードなので、自分ではすごいという意識はない。相手も怪我からの復帰で必死だし、お互い大事な試合とわかっていた。相手はとても強かった。次のステージに向けて糧にしたい。
相手はストライカーだし、一発ももらわずに勝つのは競技の性質上、ないこと。(勝因として)大きかったのは、(稲垣組に)強い仲間が集まっていること。このチームだから勝てた。
メインだったが、重圧はなく、試合に向かう気持ちはいつもと同じ。ただ、メインなので応援がいつもよりも多くてモチベーションが上がった。前に出続ける姿を見せたかったので、(観客が)盛り上がってくれて、身を削る甲斐があった。自分が「お祭り」と言っているのは、こういうこと。人が集まって、同じ空間で盛り上がること。お客さんも一緒に闘ってくれていると思うから。
(21日に北方と金太郎がタイトルに挑むが)2人ともチャンピオンになる実力のある選手。一緒にやっている仲間だけど、ライバルでもある。ぜひ獲って、これからも良き仲間でいてほしい。僕はそれを追いかける。
(もし同門対決になったら?)相手が誰であっても闘うのが稲垣組。もし同門でタイトルマッチをやれたら最高かも。
今後は、稲垣組VSどこかのチームとか、外国人を呼んでやれたらと思う。そういう祭りをやりたい。やはりパンクラスで頑張っていきたいし、まずランカーになること。シンプルに、強い相手と闘いたい。金太郎選手がチャンピオンになった後を俺が荒らしていく。試合が好きだし、選手は試合してナンボ。声がかかればどこでもやるのが信条です。
第8試合 セミファイナル バンタム級 3分3R
○土肥 潤(総合格闘技道場MIBURO)
×瀧口脩生(総合格闘技スタジオSTYLE)
判定3-0 (30-27/30-27/30-27)
日本拳法、空手ベースの打撃を武器に7戦5勝1敗1分と高い勝率を誇る瀧口。大物食いのチャンスとなった4月DEEP大阪大会では、赤尾セイジに終始押さえこまれ自身の持ち味を発揮できず敗退。今回の対戦相手も卓越したグラップリング技術で関西若手選手の高い壁として立ちはだかる聖帝土肥。ストライカーvsグラップラーの構図となったセミファイナル。
1R、土肥のタックルを切り、蹴りを入れる瀧口。しかし土肥は粘り強くタックルを繰り返し、ハーフマウントからサイド、さらにバックに回る。瀧口が背負ったまま立つと、首を狙う土肥だが、極まらず終了。
2R、土肥がタックルからケージへ押し込み、マウントへ。返す瀧口はパンチ、ヒジを連打するが、土肥はさらにケージへ押し、上に乗っていく。瀧口が立ち上がって終了。
3R、全く表情の変わらない土肥。片足タックルで尻餅をつかせ、殴りながらサイド、ハーフマウントとじわじわポジションを奪っていく。残り10秒でついにマウントとなり、殴って終了。判定は3-0で土肥。
第7試合 フェザー級 3分3R
○冨田翔市(パラエストラ東大阪)
×DARANI DATE(Team DATE)
判定3-0 (30-27/29-28/30-27)
昨年12月PANCRASE302杉山和史戦において初黒星を喫して以来となる一戦に挑む冨田。対するは大阪初出場となるインド王族武術の使い手DARANI DATE。
1R、いつものように変則的な蹴りを連発するDARANI。冨田がローからタックルに入ると、DARANIがチョークに抱える。冨田が潰し、ハーフマウントになったところで終了。
2R、フェイントをかけ、組んだ冨田。DARANIが投げたが冨田が上に。冨田は殴りながらハーフマウント。DARANIがガードに戻す。お互い殴るが、決め手なく終了。
3R、片足タックルからケージへ押し込むDARANI。冨田は投げて上になり、パンチを落とす。DARANIが一気に立って離れ、組むが、冨田が上になって終了。判定は3-0で冨田が勝利。
第6試合 フェザー級 3分3R
○岩本達彦(BLOWS)
×キャプテン禎(修斗GYMS直心会)
判定3-0 (30-27/30-27/29-28)
4月PANCRASE304でのネオブラッドトーナメント敗退から地元大阪で再起をはかる岩本と3年4ヶ月ぶりの復帰戦となるキャプテン。
1R、岩本がパンチで出ると、キャプテンも返す。岩本はケージへ押し込み、腕を狙うが外すキャプテン。お互いパンチを打ち合う。キャプテンのローがローブローに。再開してすぐ終了。
2R、いきなり打ち合う両者。岩本の蹴り足を取ったキャプテンがケージ際でバックに回りヒザ連打。岩本がパンチを振って終了。
3R、お互いパンチを出しているが、決定打が出ない。決め手がないまま終了し、判定は3-0で岩本が勝利。
第5試合 ライト級 3分3R
×小川道的(柔術兄弟/ALIVE伊勢支部)
○渡部拓馬(総合格闘技道場reliable)
2R 2’50” KO (スタンドパンチ)
海外修行を経て3年ぶりのパンクラス登場となるビルドアップされたボディの小川とパンクラス、DEEP大阪大会常連ファイター渡部が激突。
1R、パンチで出た小川は、組みにいくとバックに回り殴る。小川を背負ったまま立った渡部は、下ろして正対し、ケージへ押し込んで殴る。小川が入れ替えたところで終了。
2R、パンチで押していく小川。パンチの圧力が強い。組んでケージに押し込むが、入れ替えた渡部は片足を抱える。小川が突き放すと、渡部のパンチがヒット! 小川がきれいにダウン。全体に押していた小川だが、渡部の起死回生の一発に沈んだ。
7月21日 PANCRASE307においてキング・オブ・パンクラス チャンピオンシップに挑むパンクラス大阪稲垣組 金太郎選手、北方大地選手による挨拶が行われた。ハファエル・シウバのバンタム級王座に挑戦する金太郎は「この大阪大会でキャリアを積んで強くなりました。僕にしか出来ない闘いをして、必ずベルトを獲ってきます」、砂辺光久のストロー級王座に挑戦する北方は「みんな自分が応援してる選手の試合以外にもチャンピオンの、強いヤツの試合を観たいですよね?僕がチャンピオンになってパンクラス大阪大会で防衛戦をします」とアピールした。
第4試合 バンタム級 3分3R
○修我(総合格闘技スタジオSTYLE)
×秋田良隆(KING GYM KOBE)
判定3-0 (30-27/30-26/29-28)
第3試合 フェザー級 3分3R
○堂園 悠(修和館)
×夢虎龍生(パンクラス大阪稲垣組)※寺本龍生 改め
2R 0’17” KO (スタンドパンチ)
第2試合 フライ級 3分3R
○井上暉也(パラエストラ加古川)
×梅川毒一郎(総合格闘技道場コブラ会)
判定2-1 (29-28/28-29/30-27)
第1試合 フライ級 3分3R
○藤田健吾(総合格闘技道場reliable)
×長屋正悟(パンクラス大阪稲垣組)
判定3-0 (29-28/29-28/29-28)
◆3vs3道場対抗グラップリングマッチ ※勝敗は一本のみ。各試合2分
第2試合
△総合格闘技道場コブラ会
△パンクラス大阪
3戦3分
大将戦 △江島孝一郎(コブラ会)vs △スカー オーディン シャーン(パンクラス大阪)
副将戦 △錦織隆富(コブラ会)vs △野嶋智裕(パンクラス大阪)
先鋒戦 △坪内一将(コブラ会)vs △一ノ本大空(パンクラス大阪)
第1試合
△BLOWS
△パラエストラ東大阪
3戦3分
大将戦 △ジプシータロー(BLOWS)vs △岸田海輝(パラエストラ東大阪)
副将戦 △イマフク フェルナンド シゲル(BLOWS)vs △占部大河(パラエストラ東大阪)
先鋒戦 △中務 雄太(BLOWS)vs △上村亮馬(パラエストラ東大阪)
◆パンクラスゲート
第2試合 フライ級 3分2R(延長1R)
×城戸泰介(ゼロ戦クラブ)
○桐山康平(パンクラス大阪)
判定1-2 (28-29/28-29/29-28)
第1試合 バンタム級 3分2R(延長1R)
○谷 育磨(ゼロ戦クラブ)
×延命そら(総合格闘技スタジオSTYLE)
判定3-0 (30-27/29-28/29-28)