Krush 7.22 後楽園ホール:日中7vs7対抗戦 全選手計量クリア。大将・卜部弘嵩「僕も皆さんも納得いく形で対抗戦を締める」
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7月21日(土)東京・飯田橋のホテルメトロポリタンエドモントにて、東京・後楽園ホール「Krush.90」の前日計量・記者会見が行われた。明日の日中対抗戦、本戦・プレリミナリーファイトに出場する選手たちはすべて最初の計量でリミットをクリア。対抗戦に出場する日中合わせて14選手が記者会見に出席し、対抗戦への意気込みを語った。(記事提供:K-1 JAPAN GROUP/写真 (C)Good Loser)
選手挨拶に先立ち、明日の大会を彩る日中のラウンドガールが登場。日本からはKrushガールズの松山英礼奈と夏瀬まり、中国からはヤン・ヤンとフェイ・フェイの合計4名がラウンドガールを務めることになり、対抗戦仕様のコスチューム姿を初披露した。
続いて中国・武林風のユー・レイ プロデューサー、日本・Krushの宮田充プロデューサー、そして対抗戦をコーディネートしたCFP(チャイニーズ・ファイティング・プロモーション)の岩熊宏幸代表が登場し、対抗戦に向けて挨拶した。
◆中国・武林風 ユー・レイ プロデューサー
「今回、武林風のチームとして東京に来れたことをうれしく思います。このチャンスをいただいたKrushの宮田さん、CFPの岩熊さんに感謝しています。これまで我々とKrushさんは長年関係を保っていて、大規模の対抗戦を行ってきました。日本のファンのみなさんにも中国の選手を知っていただき、中国のファンにも日本の選手を知っていただきました。
我々にとって明日の対抗戦は歴史的にも重要な意味を持っています。今回、日本・中国ともに優秀でトップ選手たちが集まりました。選手たちはみんな魅力ある選手たちばかりです。明日はファンの皆さんを必ず興奮させるイベントになると信じています。日中の選手たちがいい成績を残すことを願っております」
◆CFP 岩熊宏幸 代表
「Krushと武林風は2016年に大きな対抗戦を6月と12月、昨年6月に中国で行いました。今回は場を改めて日本での7対7の対抗戦として、武林風チームが乗り込む形となりました。武林風の試合はインターネットでも配信され、日本のファンも武林風にどんな選手がいて、どんな活躍をしているのかずいぶん覚えてもらっています。
今回中国から出場するメンバーもとてもネームと実力があって、フレッシュな選手たちです。ぜひ皆さんには生で彼らの活躍をご覧いただきたいと思います。今回の対抗戦は中国の河南テレビで8月中旬に放映予定です。今大会の試合映像が放映されれば、日本の選手たちの中国での知名度も上がると思います。明日の大会がエキサイティングになるよう願っております」
◆日本・Krush 宮田充プロデューサー
「今大会は前売りチケットが完売し、当日券を残すのみとなりました。また大会の模様はAbemaTVさんとGAORAさんで生中継され、大きな盛り上がりを見せています。今日の公式計量も全選手が一発クリアして、スケジュール通りに明日の大会を開催できることをうれしく思います。今、中国は立ち技格闘技が盛んで、多くの日本人ファイターが中国で試合をさせてもらったり、中国人選手を招いたりして交流が活発になっています。そしてこれまでKrushのファイターが一番チャンスをいただいているの武林風さんです。
これまで武林風さんとは中国で大規模な対抗戦をやらせてもらいましたが、すべて日本チームの負け越しに終わっております。今回の対抗戦では日本から選りすぐりのメンバーを集めました。公開練習でもみんな気合いが入ったところを見せてもらいました。また昨日の中国チームの公開練習を見ても、良い仕上がりで来てくれたと思います。これまでKrushでは数多くのタイトルマッチや色んな戦いを見せてきましたが、新しい流れとしての対抗戦を行います。みなさんに熱いものを与える戦いになると思います。
日本人選手でも中国人選手でも、良いファイトをした選手には拍手を送ってほしいと思います。いい形日本と中国が交流し、今後も続いていくものにしたいと思います」
3名の挨拶が終わると、ユープロデューサーが宮田プロデューサーに対抗戦の記念品を贈呈。互いに健闘を誓い合った。
対抗戦の日中14選手の会見では“敗戦チーム代表者・髪切りイリミネーションマッチ”を要求していた左右田泰臣がバリカンを持って登場。しかし宮田充プロデューサーから要求を却下されて肩を落とす一幕も。
今回の試合がフェザー級(-57.5kg)を見据えた一戦で、日本チームの大将として対抗戦を締める卜部弘嵩は「僕までの日本人ファイターはみんな勝つと思います。あとは僕が最後にどういう形で締められるか。僕が納得いく、見に来てくれる皆さんが納得いく、そしてフェザー級に良いメッセージが送られる締め方が出来ればいいなと思っています」と語った。
◆ワン・ジュンユー
「私は中国から来た“稲妻パンチ”ワン・ジュンユーです。明日の試合に向けて準備は万端です。素晴らしい試合をお見せしたいと思います。この大会は我々にとって、とても意味のある大会です。日本のKrushに出られることをうれしく思います。日本のファンのみなさんには私の“稲妻パンチ”を見せて、素晴らしい試合をします」
◆山本直樹
「無事にしっかり計量をクリアして、あとは明日まで回復して思いっきり倒しにいきたいと思います。(対抗戦へ挑む心境は?)自分が対抗戦の1戦目なんで、しっかり1戦目から倒しにいって盛り上げていきたいと思います」
◆ジン・イン
「今はとてもリラックスした状態で、心の準備はできています。明日は素晴らしい試合をしたいと思います。対戦相手の印象はないし、相手のことはよく知りません。すべてリング上で見せます。自分は相手が誰であっても構わないし、いつも対戦相手のことは調べません。私はゴリラのようにプレッシャーをかけて、相手を圧倒して勝つだけなので、そういう試合をします」
◆鈴木勇人
「明日の試合に向けてかなり気合が入ってます。対戦相手の試合前のコメントを見させてもらったんですけど、『特に印象がない選手』と言われてしまっていたんで、明日はリングの上で衝撃を与えてやろうかなと思ってます。(対抗戦へ挑む心境は?)自分の戦いをしっかりして勝つことが、結果的に日本の勝利につながると思っています」
◆ジャオ・チョンヤン
「明日は素晴らしい試合をしたいと思います。自分が持っているテクニックを全て出して必ず相手を圧倒して倒したいと思います」
◆レオナ・ペタス
「(対戦相手が)ポスターで見てた顔とちょっと違って、昨日の公開練習を見ても全然どの選手か分からなくて。でも計量で向き合って、この選手なんだなと分かりました。相手は中国の7人の選手の中でも、公開練習を見た感じ一番強いかなと思ったんで気合いが入ってます。計量でも体が凄かったので、凄く良い試合が出来るんじゃないかなと思います。(対抗戦へ挑む心境は?)相手のコメントを聞いてたら、僕を圧倒するとか打ち合ったら勝てるとか言ってて、それに対するイライラとかもあるし、僕の方が全然強いと思っているんで。そういう中で絶対に日本が負けるはずないし、僕は絶対に負けないんで、普通に勝つと思います」
◆フー・ガオフォン
「私は中国・武林風の代表として来日しました。武林風の代表に相応しい試合をして勝ちたいと思います。Krushは世界的にも有名な大会なので試合できることを誇りに思います。対戦相手の高木選手はとても強い選手なので、Krushを見ているみなさんに自分の存在をアピールしたいと思います」
◆高木健太
「明日に向けて体調は万全なので、総合の選手が散打の選手を倒すという“びっくり”を後楽園ホールでしたいと思います。(対抗戦へ挑む心境は?)僕はキックボクサーじゃないんですけど、7対7で僕が足を引っ張らないように。明日は総合じゃないのでタックルを気にしないでいいんで、フルスイングで殴り合って『高木の試合が一番面白かった』って思われるような試合をしたいと思ってます」
◆モン・グォドン
「左右田選手は今日まで苦しいトレーニングをやってきたそうですが、明日は私が必ず左右田選手を倒します。自分はパンチも蹴りも出来るオールマイティなファイターだと思っています。でも対戦相手の左右田選手は注意しなければならない相手なので、自分が持っている力を出して相手を仕留めます。(左右田のマスクについて)左右田選手はマスクをしていて表情が分からないので、何を考えているか読みづらいです(苦笑)。今はマスクはかぶっていますが、試合の時はマスクをとるんですよね? きっと試合が終わった時には顔がボコボコになって変形しているので、二度とマスクをかぶることはないでしょう」
◆左右田泰臣
「試合決定の記者会見から昨日まで、最後は暑くてきつかったですけど、気合いを入れて髪を伸ばしてきました。しっかりとバリカンも用意してあるので、明日は楽しみたいと思います。そして必ず髪を守りたいと思います。(左右田が要求する髪切りマッチを宮田プロデューサーが却下したことを受けて)僕が嘘をつかれたってことですかね? この何カ月間かのプレッシャーというのを返していただきたいですね。(対抗戦へ挑む心境は?)まさかの手のひら返しで、今の僕には試合のことを考えられる余裕がありません」
◆ワン・ジーウェイ
「明日の試合はすべての力を発揮してエキサイティングな試合をお見せしたいと思います。みなさん試合が終わったら私の名前を覚えていることでしょう。対戦相手が私のことをリスペクトするなら、私も相手のことをリスペクトします。でも私が倒して勝ちます。自分のパンチは重くてキックは速いので、佐々木選手には私のパンチとキックを注意してもらいたいですね」
◆佐々木大蔵
「本日は暑い中ご来場いただきありがとうございます。そして中国武林風の皆さん、日本にようこそ。明日の大会は凄く盛り上がるんじゃないかと自分でもワクワクしてます。皆で一緒に盛り上げる、じゃなくて僕たちが対抗戦を盛り上げます。見ててください。(対抗戦へ挑む心境は?)僕は副将戦で最後から2番目なんで、それまでにどういう結果で回ってくるかっていうのも、僕自身は凄い楽しみにしながら、最後はヒロ君(卜部弘嵩)に良いバトンをつなぎたいと思います」
◆シュエ・シェンジェン
「私は中国でトマホークと呼ばれて、そう言われている所以は私のパンチとキックが重くて相手を殺傷する能力を持っているからです。今から明日の試合が楽しみでなりません」
◆卜部弘嵩
「今の調子は計量終わったばかりなので良いか悪いか分からないですけど、体重はしっかり落とせました。良い感じで落とせて、今はほっとしてます。(計量でかつてないほど絞り込んでいたように感じたが)練習での追い込みや調整の段階で手応えは凄く感じています。実際には明日試合をしてみないと分からないですけど、良いパフォーマンスをしっかり見せられるようだったら、僕がフェザー級で最強になると思います。
(対抗戦へ挑む心境は?)僕までの日本人ファイターはみんな勝つと思います。あとは僕が最後にどういう形で締められるか。僕が納得いく、見に来てくれる皆さんが納得いく、そしてフェザー級に良いメッセージが送られる締め方が出来ればいいなと思っています。(試合前にプロボースされた件が報道されているが、明日の試合には特別な想いがある?)それに関しても今はちょっと。僕もそうですけど、皆さんも明日の試合に集中してもらって、一夜明けの会見でそれについては話そうかなと思ってます」
明日の対抗戦で勝利をつかむのは日本チームか? それとも中国チームか?
対戦カード
第9試合 日本vs中国・7対7全面対抗戦 -58.5kg契約 3分3R(延長1R)
卜部弘嵩(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元K-1 WORLD GP&Krushスーパー・フェザー級(-60kg)王者/58.5kg)
シュエ・シェンジェン [Xue Shenzheng](中国/一龍奥宇ジム/CFP/58.2kg)※20歳/161cm/オーソドックス/21戦12勝(1KO)9敗
第8試合 日本vs中国・7対7全面対抗戦 -64kg契約 3分3R(延長1R)
佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Krushライト級(-62.5kg)王者/64.0kg)
ワン・ジーウェイ [Wang Zhiwei](中国/星武創新ジム/CFP/63.9kg)23歳(試合時)/175cm/オーソドックス/36戦28勝(7KO)8敗
第7試合 日本vs中国・7対7全面対抗戦 スーパー・ライト級(-65kg) 3分3R(延長1R)
左右田泰臣(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/元RISEスーパーライト級(-65kg)王者/64.7kg)※K-1ジム・シルバーウルフから所属先名変更
モン・グォドン [Meng Guodong] (中国/陝西問心ジム/CFP/64.5kg) ※24歳/174cm/サウスポー/33戦27勝(5KO)6敗
~休憩(10分間予定)~
第6試合 日本vs中国・7対7全面対抗戦 -79kg契約 3分3R(延長1R)
高木健太(リバーサルジム川口REDIPS/パンクラス・ウェルター級(-77.1kg)7位、元HEAT総合ルール同級王者/79.0kkg)
フー・ガオフォン [Fu Gaofen](中国/明輝ジム/CFP/78.5kg)※28歳/181cm/オーソドックス/38戦36勝(8KO)2敗
第5試合 日本vs中国・7対7全面対抗戦 スーパー・フェザー級(-60kg) 3分3R(延長1R)
レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/英雄伝説アジア-60kg級トーナメント’16優勝/60.0kg)
ジャオ・チョンヤン [Zhao Chongyang](中国/一龍奥宇ジム/CFP/59.8kg) ※21歳(試合時)/172cm/オーソドックス/28戦20勝(10KO)8敗
第4試合 日本vs中国・7対7全面対抗戦 -64kg契約 3分3R(延長1R)
鈴木勇人(/K-1ジム五反田チームキングス/63.9kg)
ジン・イン [Jin Ying](中国/鄭州順遠ジム/CFP/63.7kg)※20歳/175cm/オーソドックス/32戦20勝(3KO)12敗
第3試合 日本vs中国・7対7全面対抗戦 スーパー・フェザー級(-60kg) 3分3R(延長1R)
山本直樹(優弥道場/60.0kg)
ワン・ジュンユー [Wang Junyu](中国/星武創新ジム/CFP/59.7kg) ※29歳/170cm/サウスポー/12戦8勝4敗
~日本vs中国・7対7全面対抗戦 開会式~
第2試合 スーパー・ライト級(-65kg) 3分3R(延長1R)
松下大紀(K-1ジム川口TEAM SIRIUS/64.9kg)※NPO JEFAから所属名変更
ジョージ(CLUB-E.D.O/RISE RISING ROOKIES CUPウェルター級(-67.5kg)優勝/64.6kg)
第1試合 ライト級(-62.5kg) 3分3R(延長1R)
瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス/62.3kg)
中野滉太(POWER OF DREAM/62.4kg)
プレリミナリーファイト第3試合 フェザー級 3分3R
三輪裕樹(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/57.5kg)
安達元貴(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/57.5kg)
プレリミナリーファイト第2試合 ライト級(-62.5kg) 3分3R
関川和将(DTS GYM/62.2kg)
山下和希(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/62.5kg)
プレリミナリーファイト第1試合 ウェルター級 3分3R
加藤虎於奈(TEAM TOP ZEROS/67.4kg)
竹腰一麻(Club TOSHI/67.3kg)
概要
大会名 Krush.90 ~日本vs中国・7対7全面対抗戦~
日時 2018年7月22日(日) 開場・17:00 プレリミナリーファイト開始・17:10 本戦開始・18:00
中継 AbemaTV(生放送)、GAORA(18:00~22:30 生放送)
チケット料金 SRS席15,000円 RS席9,000円 S席7,000円 A席5,000円 ※当日券はPM4:00より「後楽園ホール1F・当日券売場」にて各指定席(若干枚数・各500円アップ)とスタンディング(立見券/3,500円)を発売 ※小学生からチケットが必要です。
チケット販売 K-1.SHOP チケットぴあ イープラス ローソンチケット 後楽園ホール5F事務所(店頭販売) グッドルーザー(電話予約)
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/