KNOCK OUT 6.8 後楽園ホール：巌流島で活躍の菊野克紀が初参戦。いきなり元ラジャダムナン王者・T-98と激突

　KNOCK OUT SURVIVAL DAYS（6月8日(金) 後楽園ホール）に-70kg契約3分5R・T-98 [タクヤ]（クロスポイント吉祥寺 REBELS／REBELS-MUAYTHAIスーパーウェルター級王者、元ラジャダムナン王者）vs. 菊野克紀（フリー／元DEEPライト級（-70kg）王者、巌流島全アジア武術選手権’16優勝）が追加された。

　菊野はKNOCK OUT初参戦。柔道で高校時代に鹿児島県大会66kg級優勝、高校卒業後に空手の極真会館全九州大会・全関西大会の無差別級優勝を果たす。05年にMMAデビュー後は空手仕込みの三日月蹴りを駆使・普及させ、DEEPでタイトルを獲得し、DREAM、UFCにも出場した。最近は巌流島の主力として活躍し、クンタップ、小見川道大らをKO。テコンドーでの東京五輪出場を目指し全日本大会で準優勝の結果を残し、現在36歳ながら新たな可能性を追求し続けている。7月22日には韓国でのテコンドー国際大会への出場も控えている。元気ですか!! 大晦日!! 2011の長島☆自演乙☆雄一郎戦のMIXルールの1R目にキックルールを経験しているが、オープンフィンガーグローブ着用で、ボクシンググローブを着けた試合はプロでは初となる。

　T-98はREBELSを主戦場としつつ、ムエタイの二大聖地の一つ・ラジャダムナンスタジアムで16年に王座を獲得し1度防衛。同年末に旗揚げしたKNOCK OUTでは自演乙、廣虎をKOし、今年4月の川崎大会では宮越宗一郎とのムエタイ-70kg日本人最強決定戦と評された一戦で引き分けている。

　T-98はカード発表直後のTwitterで「キックボクサーとしてはおれの方が先輩だからきっちり倒す！！そんな甘くないよ。楽しみにしといて下さい」と抱負。T-98はパンチ、ミドル、ローを巧みに使い分け、首相撲からの膝や肘も得意とするオールラウンダーで、菊野が三日月蹴り、近年磨きをかけているフック系の一撃必殺のパンチ、そしてテコンドーで新たに吸収した技術でいかに打開していくか見ものだ。

　菊野も試合発表日の夜にブログを更新。元ラジャダムナン王者のT-98を「怖すぎるな…」「絶対グチャグチャになるだろうな…」と恐れつつも、「一度きりの人生、格闘家としても終盤、ラジャダムナンスタジアムの元チャンピオンと闘う人生と闘わない人生、どっちを選んだ方がオモシロイかと言われたら…やっぱ闘う方がオモシロイ。怖いからオモシロイ。そして勝ち目があるからオモシロイ。勝ちにいきますよ！」と、ポジティブシンキングで立ち向かおうとする今の心境を綴っている。

対戦カード

3分5R
江幡　塁（伊原道場本部／WKBA世界スーパーバンタム級王者）
小笠原瑛作（クロスポイント吉祥寺/REBELS／ISKA K-1ルール 世界バンタム級（-55kg）王者）

-70kg契約　3分5R
T-98（クロスポイント吉祥寺 REBELS／REBELS-MUAYTHAIスーパーウェルター級王者、元ラジャダムナン王者）
菊野克紀（フリー／元DEEPライト級（-70kg）王者、巌流島全アジア武術選手権’16優勝）

KING OF KNOCK OUTスーパーライト級（64kg）初代王座決定トーナメント準決勝　3分5R
マサ佐藤（名護ムエタイスクール／英雄伝説アジア64kgトーナメント’16優勝、蹴拳ムエタイライト級王者）
秀樹（新宿レフティージム／RISEライト級（-63kg）2位、K-1 ULTIMATE VICTOR REVOLUTION FINAL -65kgトーナメント’17優勝）

KING OF KNOCK OUTスーパーライト級（64kg）初代王座決定トーナメント準決勝　3分5R
不可思（クロスポイント吉祥寺 REBELS／RISEライト級（63kg）王者）
鈴木博昭（ストライキングジムAres／シュートボクシング世界スーパーライト級（65kg）王者）

※KING OF KNOCK OUT初代フライ級トーナメント1回戦のうち2試合を実施

概要

大会名　KNOCK OUT SURVIVAL DAYS
日程　2018年6月8日(金)　開場・17:30　　開始・19:00
中継　Twitter公式アカウント @kb_knockout（無料生中継）
チケット料金　SRS￥15,000　RS￥10,000　S￥7,000　A￥5,000　※当日券は500円増し
チケット販売　チケットぴあ
お問い合わせ　キックスロード　http://www.knockout.co.jp/