Krush 5.17 後楽園ホール:ヘビー級で愛鷹亮×杉本仁、K-Jee×小西拓槙。宮田プロデューサー「日本人ヘビー級を底上げしたい」
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
中野トイカツ道場
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Krush.88(5月17日(木) 後楽園ホール)でヘビー級2試合、愛鷹亮(力道場静岡)vs. 杉本仁(K-1ジム・シルバーウルフ)、K-Jee(K-1ジムFUKUOKA)vs. 小西拓槙(クロスポイント吉祥寺)が行われることになった。K-1ヘビー級で日本人選手が欧米勢に負け続けていることから、将来的にはKrushでもヘビー級王座を作り「日本人ヘビー級の試合をどんどん組んで、日本人を底上げしたい」のが宮田充K-1プロデューサーの狙いだ。
4月10日の会見では、5月26日のKHAOS新宿フェイス大会でのヘビー級2試合・古田太一(ポルティファミリアジム)vs. OD・KEN(ReBORN経堂)、訓 -NORI-(K-1ジム総本部チームペガサス)vs. RUI(K-1ジム蒲田チームキングス)も発表されており、宮田氏は「今回は叶わなかったのですが、新たに参戦したいというヘビー級ファイターも数名います。お客さんを熱くして、誰が一番強いんだというファンの機運が高まったら、Krushでもヘビー級のベルトを作ってもいいんじゃないかというのも頭にあります」と今後の展望を語った。(※KHAOSの会見記事はこちら)
杉本仁(上写真)は11戦9勝(7KO)1敗1分で3連勝中の27歳。上記のヘビー級4試合8選手の中でも、今後の伸びが特に期待できる選手の一人だ。杉本は「ジムの先輩の左右田(泰臣)さんが、『今回KOで勝ったらKrushのベルトを作ってくれるんじゃないか?』と言っていたので、KOで勝ちます」と抱負を語った
対する愛鷹は28歳。戦績19戦14勝(6KO)5敗。昨年11月のK-1 WORLD GP初代ヘビー級王座決定トーナメントではリザーブファイトで古田太一を1R KOし、2月18日のBigbangでは、1年前にKO負けした相手で、K-1のトーナメント本戦にも出場していたK-Jeeに判定2-0でリベンジし、Bigbangヘビー級王座を防衛している。現在、K-1 WORLD GPヘビー級王者のロエル・マナートのいるオランダ・メジロジムで1か月の武者修行中で、会見は欠席したが「オランダの経験を活かし、残り1か月は日本で仕上げて必ず勝ちます。日本のヘビー級を背負っていく覚悟です」とメッセージを寄せいている。
杉本は愛鷹について「体もゴツいですし、迫力のある試合をする印象ですね。オランダに行って、今よりもレベルアップして戻って来ると思うので、愛鷹選手を超えてKOできるよう頑張ります」と話した。
K-Jee(左)は「2連敗しているんで、負けれないですね。でも、ベルト作ってくれたら、みんなが取りに行こうとレベルアップするので、ワンマッチと聞いて残念でしたね。早くしてほしいと思います」と、Krushヘビー級王座早期設立を熱望する。
対する小西拓槙(右)は、昨年10月のKrushでの-70kgの試合で神保克哉に判定勝ちした後の一夜明け会見で「次からは階級を上げたいです。70は昨日が最後だと思います」と発言。今回の会見で小西は「減量苦から解放されましたが、暴飲暴食じゃなく、筋肉になるよう、いい物を食べて、やっと90kgに乗った感じです。半年の成果を試したいです」「70kgでやっていた時、83kgぐらいから落としていましたが、耐久性が無くなるイメージでした。100kgになったら、70kgよりも強いと思います」と話す。
K-JeeはRISEの新人王トーナメント「RISING ROOKIES CUP」2013ミドル級(70kg)優勝者で、今の小西のような階級アップの経験者でもある。K-Jeeは小西に対し「体重差に苦戦すると思います。練習じゃイメージできても試合は全然違う」と語り、小西対策については「ヘビー級の感覚で戦うと失敗しちゃうんで、ライトヘビー級とかをイメージしたほうがいいかな」と話した。
また、KOICHIが交通事故で7日に死去したことについて、K-Jeeは「まだしっかり受け入れられないですね。悔しいですね。一緒に練習して試合した仲間なんで。言葉に出ないですね」と、沈痛な表情で話していた。
他にもウェルター級(-67.5kg)峯山竜哉(ウィラサクレック・フェアテックス西川口)vs. 瑠久(K-1 GYM横浜infinity/K-1甲子園’17 -65kg準優勝)などが決定。峯山(左)はK-1 JAPAN GROUPの試合は16年11月のK-1で篠原悠人に判定負けして以来。「Krush初参戦なので、インパクトを残して面白い試合をします。Krush・K-1は倒す試合が盛り上がるので、自分もKOします」と抱負。4月25日で19歳になる瑠久は「Krushは小さい時から見に行っていた舞台なので、思いっきり暴れてやろうと思います」「3月のK-1ではあんま面白くない試合をしちゃったんですけど(※プレリミナリーで加藤虎於奈に判定勝ちしたが、慎重なファイトが続いた)、自分の強さは爆発力なんで、相手が味わったことのない回転力で思いっきりボコボコにしてKOします」と元気いっぱいに語った。
追加対戦カード
ヘビー級 3分3R(延長1R)
愛鷹 亮(力道場静岡/Bigbangヘビー級王者)
杉本 仁(K-1ジム・シルバーウルフ)
ヘビー級 3分3R(延長1R)
K-Jee(K-1ジムFUKUOKA)
小西拓槙(クロスポイント吉祥寺/ISKAオリエンタルルール・インターコンチネンタル・スーパーウェルター級王者)
ウェルター級(-67.5kg) 3分3R(延長1R)
峯山竜哉(ウィラサクレック・フェアテックス西川口)
瑠久(K-1 GYM横浜infinity/K-1甲子園’17 -65kg準優勝)
ライト級(62.5kg) 3分3R
佐野純平(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
鈴木孝司(K-1ジム蒲田チームキングス)
スーパー・フェザー級(60.0kg) 3分3R
谷中蒼空(ドージョー☆シャカリキ)
向井貫太(ウィラサクレック・フェアテックス三ノ輪)
既報対戦カード
Krush女子フライ級(-50kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
KANA(K-1ジム・シルバーウルフ/王者)※初防衛戦
キム・タウンゼント [タウンセンド/Kim Townsend](オーストラリア/ダブルダース・オーストラリア/挑戦者、ムエタイWKN 50.5kg・IKBF 50kg・WMC 50.8kg 53kg豪州王者、WMC 52kg オセアニア王者)
Krushスーパー・ライト級(-65kg)次期挑戦者決定戦 3分3R(延長1R)
篠原悠人(DURGA)
FUMIYA(ポゴナ・クラブジム)
スーパー・バンタム級(-55kg) 3分3R(延長1R)
桝本“ゴリ”翔也(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
大岩翔大(チームYMC栃木)
スーパー・フェザー級(-60kg) 3分3R(延長1R)
大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
友尊(TEAM K/元NJKF王者)
スーパー・ライト級(-65kg) 3分3R(延長1R)
寺崎直樹(Booch Beat/元王者)
松下大紀(NPO JEFA)
ライト級(-62.5kg) 3分3R(延長1R)
大沢文也(TANG TANG FIGHT CLUB)
“バズーカ”巧樹(菅原道場)
スーパー・フェザー級(-60kg) 3分3R(延長1R)
里見柚己(K-1 GYM横浜infinity)
川口拓真(K-1ジム総本部チームペガサス)
概要
日程 2018年5月17日(木) 開場・17:00 プレリミナリーファイト開始・未定 本戦開始・18:00
中継 AbemaTV(生放送)、GAORA(5月23日(水)18:00~22:30)
チケット料金 SRS席15,000円 RS席9,000円 S席7,000円 A席5,000円
※当日座席券は各500円アップ ※小学生からチケットが必要です。
チケット販売 K-1.SHOP チケットぴあ イープラス ローソンチケット 後楽園ホール5F事務所(店頭販売) グッドルーザー(電話予約)
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/