Krush 7.11 後楽園ホール:大沢文也「ジムを出したことで、ベルトへの欲が増した」、蓮實光「最後の試合のつもりでラウェイをやったら続けたくなった」
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
OGUNI-GYM(オグニジム)
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Krush.114(7月11日(土) 後楽園ホール)でライト級で対戦する大沢文也と蓮實光のインタビュー記事がK-1 JAPAN GROUPから届いた。(K-1オフィシャルサイトにも掲載)
大沢文也、切り落とすようなKOを見せる!「自分のジムを出して心境が変わった。格闘技で生きてきた実感が欲しいのでベルトを巻きたい」
――昨年12月のK-1大阪大会を怪我で欠場し、約10カ月ぶりの試合になりました。欠場期間のことを教えてください。
「試合そのものが10カ月ぶりになって、これだけ試合間隔が空いたのは…多分初めてじゃないですかね。最初は練習どころかリハビリもできないぐらいだったので、早く治そうと思ってまずは治療をして、それから毎日リハビリに行ってました。怪我をしたのが12月の前半で、軽い練習を始めたのは2カ月後ぐらいだったと思います」
――その間には自身のジム、Joker GYMもオープンしました。今回がジムを出して初めての試合になりますが、どんな変化がありますか?
「自分のジムで練習するのは週に2回~3回なんですけど、他のジムではできないような自分の練習、軽い確認だったりそういう練習ができるようになりましたね」
――心境の変化はいかがでしょう?
「やっぱりジムができて、ジムの代表なので背負うものはありますよね」
――対戦相手の蓮實選手の印象を聞かせてもらえますか?
「実はあんまり試合を見たことがなくて…パワーがあって筋肉マッチョっていうぐらいですかね」
――蓮實選手は倒し倒されの試合が多い激闘系です。相手のファイトスタイルには気にならないですか?
「正直言って、打ち合いって誰でも出来るんです。ぶっちゃけ格闘技をやったことがない素人でも打ち合いはできると思ってます。でも、巧い試合とか技術がある試合というのは“上手い”選手しかできないので、相手が打ち合いが得意とかは全く気にならないです」
――逆に久しぶりの試合となる大沢選手は、どんな自分を見せたいですか?
「1Rは感覚を取り戻して…今回は僕らしくないですけど、ちょっとKOを狙っていきます。ただ、それは激しい試合でKOを狙うとかじゃなく、ストーン!とカウンター1発で切り落とすようなKO。それをもう延々と練習しています」
――改めて怪我から復帰して、何を目標に戦っていこうと思いますか?
「しっかりKrushのベルトを獲って、そこから林健太が持つK-1のベルトに一直線かなっていうイメージですね、自分では」
――なるほど。大沢選手がそこまでベルトへの想いをはっきり語ることはなかっと思います。ベルトに対する想いや意欲が増したのでしょうか?
「そうですね。やっぱりジムを出したことで、ベルトへの欲が増しました。ベルトが欲しいです。僕もジムの代表になって、選手や会員のみなさんを教えるようになって、やっぱり自分が格闘技をやってきた・生きている実感が欲しいので、それにはベルトが必要かなと思っています」
蓮實光、魔裟斗に憧れたハードパンチャーが大沢文也のテクニックを破壊宣言!「圧倒的に勝って、今の蓮實は止められないぞというところをアピールしたい」
――蓮實選手は今回が公式サイトでは初インタビューになります。ここまでの格闘技経歴を教えてもらえますか?
「もともと柔道をやっていたのですが、ずっと魔裟斗さんに憧れていたんですよね。それで自分も魔裟斗さんみたいになりたいと思いました。ただ当時は総合とか立ち技とか違いがそんなに分かっていなくて(笑)、仕事で千葉にいるとき見学に行ったのがパラエストラ千葉だったんです。柔道をやっていて自信過剰なのもあって、俺の方が強いんじゃないかと思ってパラエストラ千葉に入門しました」
――2018年6月のKrushデビュー以前はMMAでキャリアを積んで、ミャンマーラウェイにも挑戦されてますよね。
「はい。GLADIATORでデビューして、パンクラスで試合を続けていました。自分は結婚していて2人めの子どもができたことをきっかけに、栃木に帰って自分でジムを出したんですね。地元でMMAを続けていたのですが、両目が網膜剥離になってしまったんです。そのまま怪我で引退するのは嫌だなと思っていた時にミャンマーラウェイが日本で行われる話を聞いて、格闘技の試合を最後にするなら“地上最も過酷な格闘技”と言われるラウェイをやろうと。それだけ危険な格闘技に飛び込んでおけば、自分が納得のいく形で後悔なく格闘技人生を終えられると思ったんです。それで自分から関係者の方に連絡を取って、網膜剥離が治ってラウェイの試合に出ました」
――締めくくりの気持ちでラウェイに出た、と。そこからキャリアが続き、今はKrush・K-1で活躍しているのですから分からないものですね。
「自分は目立ちたがり屋なので、ラウェイをやったらやったで試合を続けたくなったんですよね(笑)。ちょうどその頃に『K’FESTA.1』がさいたまスーパーアリーナで開催されて、実際に大会を見て『これはスゴいな!』と思ったんです。それでKrushに出るチャンスをいただいて今に至ります」
――前回の試合は『K’FESTA.3』で勝利を上げて、魔裟斗さんに憧れて格闘技を始めたという憧れ・夢を少しずつ実現していますね。
「実は僕、魔裟斗さんのファンクラブに入っていたんですよ(笑)。まだ魔裟斗さんが現役だった頃にシルバーウルフまで行って練習を見学させてもらったこともあって、ものすごい迫力でした。『K’FESTA.3』でも試合後に写真を撮ってもらおうと思って控え室の前で待っていたんですけど、周りの人が忙しそうにしていたので、声もかけられずビビって帰りました(笑)」
――かつて夢だった舞台で戦って、どんな気持ちですか?
「いやー、K-1というデカいブランドがある舞台で戦えて、知名度もスゴいのでちょっと鼻が高いです。なので後は結果を残せればっていう形です」
――では、当然タイトルも意識している?
「すごく意識してます。今回大沢選手というすごい実績のある選手とも戦えますし、そんなに遠くない、自分が次の挑戦者じゃないかって意識して練習しています」
――そんな大沢選手の印象をお願いします。
「大沢選手はオーソドックスになったりサウスポーになったり、普通のキックの選手のスタイルじゃないですよね。自分の中では大沢選手のテクニックをパワーで壊そう、ガードの上からでも効かせてやろうと思っているので楽しみです。木村(“フィリップ”ミノル)選手みたいにガードの上からでも効かす、ライト級でもこういうパワーがある選手がいるぞっていうのをアピールしたいと思ってます」
――それでは最後に、改めて試合の意気込みをお願いします。
「最後まで倒しに行く、倒し切るスタイルはこれからも貫き通します。“KO決着は当たり前”の試合をするので見逃さないでほしいです。大沢戦も圧倒的に勝って、今の蓮實は止められないぞというところをアピールしたいです」
対戦カード
Krushスーパー・ライト級(65kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/王者、元Krushライト級王者)※初防衛戦
近藤拳成(大成会館/挑戦者、K-1甲子園2016 -65kg優勝)
スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス/元Krush王者)
FUMIYA(ポゴナ・クラブジム)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
大沢文也(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER)
蓮實 光(パラエストラ栃木)
フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
桝本翔也(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
椿原龍矢(月心会チーム侍/K-1甲子園2017 -55kg優勝)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
TETSU(月心会チーム侍)
提髪和希(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1カレッジ2018 -60kg優勝)
スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
蒼士(昇龍會)
鬼山桃太朗(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)※希山泰樹 改め
フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
新美貴士(名古屋JKファクトリー)
岡嶋形徒(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
森坂 陸(エスジム)
勝輝(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)
フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
秀樹(レンジャージム)
知良(RBアカデミー)
概要
大会名 Krush.114
日時 2020年7月11日(土) 開場・17:00 プレリミナリーファイト開始・17:10 本戦開始・18:00
会場 後楽園ホール
中継 AbemaTV(全試合生中継)、GAORA
チケット料金 SRS席 20,000円(完売) RS席 15,000円(完売) S席 10,000円(完売) ※通常よりも席の間隔を空けております ※当日座席券は各500円アップ ※小学生からチケットが必要です
チケット販売 K-1.SHOP
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/