KNOCK OUT 2.11 大田区総合体育館:鈴木千裕、無法島GP制覇へ「あとはインフルエンザ、コロナウィルス対策だけ」。栗秋祥梧、タイ人トレーナー方式でモチベーションアップ
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テレ・マーカー Presents KNOCK OUT CHAMPIONSHIP.1(2月11日(火/祝) 東京・大田区総合体育館)に出場する鈴木千裕、スアレック・ルークカムイ、栗秋祥梧、喜入衆、浦林幹が1日、クロスポイント吉祥寺にて公開練習を行った。
鈴木兄弟の弟・千裕(クロスポイント吉祥寺)は大会の目玉となる「無法島GRAND PRIX」(肘無しキックルール64kg契約トーナメント)に出場する。今回は2月29日のREBELSでのREBELS BLACK 60kg級王座防衛戦(対ピラオ・サンタナ)を控える兄の鈴木宙樹とスパーリングを披露した。
千裕は「栗秋さんや山口(元気)会長に試合向けてサポートしてもらって、ベストコンディションです。あとはインフルエンザ、コロナウィルス対策をすれば問題ないです」と、時事ネタも絡めてコメント。一回戦で戦う与座優貴(橋本道場/極真会館2017全世界ウェイト制軽量級(70kg)優勝)については「蹴りが強くて破壊力があって命中率も凄いので、警戒して練習をやっています。『パンチも打ち合える』とインタビューで言っていたので、蹴りでもパンチでも全部戦えるようにします」と話した。
1日最大3試合戦うトーナメント対策については「練習量を増やしました。仮に3R以内に倒せなくて、気持ちが折れそうになっても絶対戦い抜く強い心を仕上げています」とのこと。今年の目標について聞かれると「ベルトを取ったら、KNOCK OUTが毎回超満員になるように盛り上げ。他団体のチャンピオンをKNOCK OUTのリングに呼べるような選手になります。自分が最強になるのが目標です」と力強く語った。
駿太(谷山ジム)との試合を控えた栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)は、同門の浦林幹とのスパーリングだけでなく、スアレック・ルークカムイ(タイ/STURGIS新宿ジム)のミット持ちも担当した。単に攻撃を受けるだけでなく、その直後にスピードのある蹴りやパンチを、普通よりも高い頻度で返すのが祥吾スタイルで、試合に近い緊張感を常に選手に与えているように見えた。
最近の栗秋はクロスポイントの選手のミットを持つことが増えたといい、山口会長は「練習嫌いの祥吾はジムでの自分の練習量を減らすためにミットを持つようになった」とのことだが、「トレーナーとしてのセンスは抜群なので、選手をやめてトレーナーになってくれれば毎月の給料を払う」「タイ人トレーナーのように、選手が足りなかったりカードが空いた時だけ試合に出ればいい」と、さらに踏み込んだ発言。祥吾も今年の目標を聞かれると、自分の目標よりも先に「クロスポイントの選手を強くしたいです。僕だったらできる自信があります」と発言するほどで、山口会長の示す方向性に意外にも乗り気だった。
とはいえ今の半分引退したような感のあるトレーニングスタイルは、栗秋にとっていい方向に作用している模様。「千裕のトーナメントで優勝したいとう気持ちの入った蹴りをミットで受け続けているうちに、自分のモチベーションが上がってきました」といい、「いつも通り準備していれば大丈夫。こんなところで負けていられない」「駿太選手は気持ちが強くて手数の多い選手ですけど、僕は一発を持っている」「(決着は)1R最初か、持って2R後半だと思います」とKO勝ちへの自信を語った。山口会長は「祥吾には練習しろとうるさく言うより、今のスタイルが合っている」と話すが、その成否が2月11日に試されそうだ。
第13試合 REDルール 61.5kg契約 3分5R
良太郎(池袋BLUE DOG GYM/REBELS-REDライト級王者)
スアレック・ルークカムイ(タイ/STURGIS新宿ジム/REBELS-REDライト級暫定王者)
◆スアレック(日本語でコメント)
しっかり準備できたので、あと試合だけやります。相手凄い練習しているみたいですね。試合どれだけ強いか、やってみます(笑)。映像見たけど大丈夫。怖くない。早めに倒します。
第5試合 REDルール 67kg契約 3分3R(延長1R)
喜入 衆(NEXT LEVEL渋谷/元LPNJ(ルンピニー日本)ウェルター級王者、元J-NETWORKスーパーライト級王者)
峯山竜哉(ウィラサクレック・フェアテックス西川口/J-NETWORKウェルター級王者)
◆喜入
(UMAの代役での緊急出場だが、練習は?)オファーが試合3週前で、まずはお酒を減らしました(笑)。(次で70戦目です。100戦を目指す?)さすがに100は無理ですね。80ぐらいかな。(最近はなかなか勝てない状況です)去年は1勝しかできなかったです。負けが続いて、去年末は目標を見失った感があったんですけど、昨日、嫁に「最近全然祝勝会できていないね」と言われたのが悔しいので、祝勝会をするのを目標に頑張ります。
第4試合 REDルール 57.5kg契約 3分3R
浦林 幹(クロスポイント吉祥寺/元J-NETWORKバンタム級王者)
龍聖(TRY HARD GYM)
◆浦林
自分は中年の星として、積み重ねてきた人生の思いを拳に乗せて、若い選手を流れ星のように打ち落としたいです。向こうも(浦林への挑発を)言うだけあって強いんですけど、僕には経験がありますし、会長からアドバイスをいただいているので心配ないです。去年は5試合して勝ち越せたので、今年は5試合全勝を目指したいです。
対戦カード
※REDルールは肘有り、BLACKルールは肘無し
第15試合 メインイベント 無法島GRAND PRIX 決勝 BLACKルール 64kg契約 3分3R(延長1R)
第14試合 セミメイン BLACKルール 70kg契約(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
日菜太(クロスポイント吉祥寺/REBELS-BLACK 70kg級王者)
ダニエル・マーシャル[Daniel Marshall](オーストラリア/Muay U/WKBFオーストラリア王者)
第13試合 REDルール 61.5kg契約 3分5R
良太郎(池袋BLUE DOG GYM/REBELS-REDライト級王者)
スアレック・ルークカムイ(タイ/STURGIS新宿ジム/REBELS-REDライト級暫定王者)
第12試合 REDルール 58kg契約 3分3R(延長1R)
安本晴翔(橋本道場/WPMF世界&REBELS-REDフェザー級王者)
ダウサヤーム[ダウサイアム]・ノーナクシン(タイ/ノーナクシンムエタイジム/元ラジャダムナン認定スーパーフライ級6位)
第11試合 BLACKルール 女子46kg契約 3分3R(延長1R)
ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)
祥子JSK(治政館)※祥子 改め
~休憩~
第10試合 無法島GRAND PRIX 準決勝(2) BLACKルール 64kg契約 3分3R(延長1R)
一回戦(3)勝者
一回戦(4)勝者
第9試合 無法島GRAND PRIX 準決勝(1) BLACKルール 64kg契約 3分3R(延長1R)
一回戦(1)勝者
一回戦(2)勝者
第8試合 REDルール 58kg契約 3分5R
駿太(谷山ジム/Bigbangスーパーフェザー級王者、元WMAF世界&MA日本フェザー級王者)
栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺/元ISSHINキックフライ級王者、元ムエタイ大和フェザー級王者、元stair king 60kg級王者、元PRINCE REVOLUTION58kg級・61kg級王者)
第7試合 REDルール 65kg契約 3分3R(延長1R)
タップロン・ハーデスワークアウト(タイ/ハーデスワークアウトジム/岡山ZAIMAX MUAYTHAI 65kgトーナメント2019優勝、SB世界スーパーライト級(65kg)4位、元WMC世界フェザー級王者)
鈴木真治(フジマキックムエタイジム/元J-NETWORKスーパーライト級王者)
第6試合 REDルール 61kg契約 3分3R(延長1R)
シラー・Y’ZD(タイ/Y’ZD GYM/元ラジャダムナン認定バンタム級王者、元ルンピニー認定フェザー級2位、元オムノーイ認定フェザー級王者)
雅 駿介(PHOENIX/ムエタイオープン・スックワンキントーン・WMC日本ライト級王者)
第5試合 REDルール 67kg契約 3分3R(延長1R)
喜入 衆(NEXT LEVEL渋谷/元LPNJ(ルンピニー日本)ウェルター級王者、元J-NETWORKスーパーライト級王者)
峯山竜哉(ウィラサクレック・フェアテックス西川口/J-NETWORKウェルター級王者)
第4試合 無法島GRAND PRIX 一回戦(4) BLACKルール 64kg契約 3分3R(延長1R)
鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺/パンクラス・ネオブラッド・トーナメント2018フライ級(56.7kg)優勝)
与座優貴(橋本道場/極真会館2017全世界ウェイト制軽量級(70kg)優勝)
第3試合 無法島GRAND PRIX 一回戦(3) BLACKルール 64kg契約 3分3R(延長1R)
小川 翔(OISHI GYM/WBCムエタイ日本ライト級王者、元REBELS RED同級王者、ホーストカップ日本&蹴拳ムエタイ・スーパーライト級王者)
西岡蓮太(龍生塾/シュートボクシング日本ライト級(62.5kg)王者)
第2試合 無法島GRAND PRIX 一回戦(2) BLACKルール 64kg契約 3分3R(延長1R)
丹羽圭介(TEAMニワールド/REBELS BLACK 63kg級王者)※TEAM KSKから所属名変更
古村匡平[きょうへい](FURUMURA-GYM/アマチュアムエタイ世界大会2016年優勝)
第1試合 無法島GRAND PRIX 一回戦(1) BLACKルール 64kg契約 3分3R(延長1R)
バズーカ巧樹(菅原道場/MA日本スーパーライト級王者)
橋本 悟(橋本道場/INNOVATIONスーパーライト級王者)
【第1部】
第5試合 無法島GRAND PRIX 一回戦リザーブマッチ BLACKルール 64kg契約 3分3R(延長1R)
一輝(OGUNI GYM/元NJKFライト級王者)
大谷翔司(スクランブル渋谷)
第4試合 REDルール 57.5kg契約 3分3R
浦林 幹(クロスポイント吉祥寺/元J-NETWORKバンタム級王者)
龍聖(TRY HARD GYM)
第3試合 BLACKルール 55.5kg契約 3分3R
大川一貴(青春塾)
森岡悠樹(北流会君津ジム)
第2試合 REDルール 57.5kg契約 3分3R
千羽裕樹(スクランブル渋谷)
渉生(アントジム)
第1試合 BLACKルール 女子48kg契約 2分3R
荒井穂乃香(DRAGON GYM)
山上都乃(ウィラサクレック・フェアテックス湖北)
概要
大会名 テレ・マーカー Presents KNOCK OUT CHAMPIONSHIP.1
日時 2020年2月11日(火/祝) 開場・13:00 第1部開始・13:15 第2部開始・15:00(予定)
会場 大田区総合体育館
チケット料金 柵内VIP 50,000円 アリーナS 15,000円 アリーナA 10,000円 1FスタンドA 9,000円 2FスタンドB 7,000円 2FスタンドC 5,000円 ※当日券は各1000円アップ。
チケット販売 チケットぴあ(Pコード:844-919)
お問い合わせ ブシロードファイト https://knockout.co.jp/inquiry/