REBELS 6.9 後楽園ホール:安本晴翔、栗秋祥梧戦は「倒されないようにします(笑)」、橋本会長「後半のポイントは…」
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
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6月9日の「REBELS.61」(後楽園ホール)で次世代のキック界を担う逸材同士の対決が実現した。セミファイナルのREBELS-MUAYTHAIフェザー級王座決定戦の「SILENT ASSASSIN」安本晴翔(橋本道場)対「破天荒な天才児」栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)。安本には公開練習でぜひ多彩かつ華麗な足技を披露して貰いたかったが「今、大学が忙しくて公開練習に行けません」とのことで急遽、電話インタビュー。(記事提供:REBELS 取材:茂田浩司)
プロフィール
安本 晴翔(やすもと・はると)
(橋本道場/INNOVATIONスーパーバンタム級王者)
2000年5月27日(19歳)
東京都東大和市出身 173cm
2016年6月デビュー 戦績15戦12勝(4KO)1敗2分
――4月から大学生。
安本「駿河台大学の現代文化学部のスポーツ文化コースに通っています。保健体育の教員免許も取れるところで、月曜日から金曜日まで午前中から午後4時半までびっしりと授業があって出席が厳しくて休めないんです(苦笑)。高校は通信制だったので、授業が終わると昼寝してから練習に行けたんですけど、それが出来なくなったので寝る時間は短くなりました」
――キャンパスライフは?
安本「特に面白いこともなく(笑)。ただ、キックをやっていることはみんな結構知ってて『見たことがある』と言われて、ちょっとびっくりしました。SNSの友達つながりとかかもしれないですけど」
――今回は「REBELS.61」のセミファイナル。注目が集まっていますね。
安本「ああ、相手が栗秋選手で、女性ファンがいっぱいいるからですよね(笑)。試合を見て、僕のファンにもなってほしいです(笑)」
――栗秋選手からは公開練習で「倒し方を教えてあげる」と挑発されていました。
安本「はい、記事を読みました。倒されないようにします(笑)。僕は自分のスタイルで頑張ります」
――前回(REBELS.60)は通常より重い59キロ契約。しかも対戦相手の般若HASHIMOTO選手が1.7キロオーバーでリング上では68キロまで戻っていた。しかし試合でパワー負けしなかったのは、階級を上げてパワーも上がったからですか?
安本「階級を上げたからというか、減量が1、2キロでほとんどなかったので、その分、思い切り動けたのかな、と思います。普段の体重は60と61キロの間ぐらいで、今、身長は173、174cmです。またちょっと伸びました(笑)。最近、筋肉が付いてきた感じはありますね。練習では首相撲を30分はやっていますし、体の大きな人とも練習してるので。橋本道場のフィジカルトレーニングの成果ですね」
――この試合に向けて特に強化した点や「ここを見てほしい」というアピールポイントは?
安本「蹴りを一番見てほしいです。練習は普段通りにやってきました。特にどこを強化したとかはないです」
――今後の目標はありますか?
安本「えっと……、とりあえず有名にはなりたいです。REBELSのベルトを獲って、また大きな舞台に上がれるチャンスがあれば嬉しいです」
橋本道場・橋本敏彦会長の談話
晴翔君は『努力する天才』なんですよ。はじめた頃は覚えが悪かったけど、ずっと練習してた。小学生の頃は熱を出すと、学校を休んで1日中寝て、熱を下げてから道場に来てたよ(笑)。それぐらい練習を休まなかった。好きなんだろうね。ジュニアの頃は150戦して、ホームタウン(デシジョン)と体重が5キロも違う相手といい試合をしたけど負けて。それ以外は一度も負けていなかったよ。
まだプロではジュニアの頃のような『いい試合』は出来ていないね。特に去年は怪我が多かった。身長がまた伸びて、筋肉も付いて、体が成長していたからね。
栗秋君とは、お互いに倒す武器を持っている同士だから『お客さんが見たいカード』だよね。栗秋君は24歳? 同い年なら晴翔君が上だと思うけど、5歳も違うし『格上』の相手だと思ってますよ。
簡単に言えばパンチ対蹴りで、栗秋君の左フックで倒されるかもしれないし、晴翔君がパンチに蹴りを合わせて倒しちゃうかもしれない。相手のパンチに合わせてミドルで腹を狙ったり、晴翔君のタイミングの良さは素晴らしいものがありますよ。
勝負が終盤までいけば晴翔君だろうね。後半になればポイントは『腹とロー』ですよ。晴翔君はどちらも強いからね(ニヤリ)」(談)
対戦カード
※「REBELSルール」は肘無し・首相撲制限ありのキックルール。その他の試合はムエタイルール
第13試合 メインイベント REBELS 60kg級王座決定戦 3分3R(延長1R)
葵拳士郎(マイウェイジム/WBCムエタイ日本統一スーパーフェザー級王者)
鈴木宙樹(クロスポイント吉祥寺)
第12試合 セミファイナル REBELS-MUAYTHAIフェザー級王座決定戦 3分5R
安本晴翔(橋本道場/INNOVATIONスーパーバンタム級王者)
栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)
第11試合 REBELSルール 71kg契約 3分3R(延長1R)
日菜太(クロスポイント吉祥寺/REBELS 70kg級王者)
坂本優起(シーザージム/シュートボクシング日本スーパーウェルター級(70kg)3位・元王者)
第10試合 KNOCK OUTスーパーバンタム級王座決定トーナメント出場者決定戦 55.5kg契約 3分3R(延長1R)
KING強介(ロイヤルキングス/REBELS-MUAYTHAIスーパーバンタム級王者)
大野貴志(士道館新座ジム/WMC日本スーパーバンタム級王者)
第9試合 REBELS×新日本キック対抗戦II 大将戦 スーパーフライ級 3分3R
老沼隆斗(STRUGGLE/REBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王者)
空龍[あろん](伊原道場新潟支部/新日本フライ級2位)
第8試合 REBELS×新日本キック対抗戦II 中堅戦 ライト級 3分3R
大谷翔司(スクランブル渋谷)
高橋亨汰(伊原道場本部/元新日本フェザー級1位)
第7試合 REBELS×新日本キック対抗戦II 先鋒戦 フェザー級 3分3R
千羽裕樹(スクランブル渋谷)
瀬川 琉(伊原道場稲城支部)
第6試合 REBELSルール 63kg級 3分3R
耀織[よしき](Y’s glow)
与座優貴(橋本道場/極真会館2017全世界ウェイト制軽量級(70kg)優勝)
第5試合 REBELSルール 女子47kg契約 2分3R
パク・シウ(韓国/TEAM MAD)
ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)
第4試合 スーパーバンタム級 3分3R
炎出丸(クロスポイント吉祥寺/元J-NETWORK王者)
ダイナマイト柿崎(DRAGON GYM/RKA王者、元DBS王者)
第3試合 REBELSルール 61kg契約 3分3R
古谷野一樹(クロスポイント古河/元REBELS 57.5kg級王者)
小磯哲史(テッサイジム/蹴拳ムエタイ・スーパーフェザー級王者)
第2試合 REBELS-MUAYTHAIスーパーウェルター級王座決定リーグ戦 3分3R
津崎善郎(LAILAPS東京北星ジム/勝ち点3)
吉田英司(クロスポイント吉祥寺/勝ち点2)
第1試合 REBELS-MUAYTHAIスーパーウェルター級王座決定リーグ戦 3分3R
光成(ROCK ON/勝ち点0)
降籏健嗣(士道館ひばりが丘道場/勝ち点0)
概要
大会名 REBELS.61
日時 2019年6月9日(日) 開場・17:00 開始・17:15
会場 後楽園ホール
チケット料金 VIP席 30,000円 SRS席 15,000円 S席 10,000円 A席 7,000円 B席 5,000円 C席 4,000円 ※当日500円増し ※6歳未満は入場無料(座席を必要とする場合は有料)
チケット販売所 REBELS OFFICIAL SHOP イープラス 後楽園ホール 参加各ジム 参加各選手
お問い合わせ REBELSプロモーション 03-6262-3760 inquiry@rebels.jp http://www.rebels.jp/