シュートボクシングのエース・海人、3.10の立ち技2大イベントから刺激「僕も負けてられへん」。4.27 後楽園のコリンズ戦は「メインらしく決める」(提供:AbemaTV)
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3月10日、K-1さいたまスーパーアリーナ大会、RISE大田区総合体育館大会が同日に開催され、どちらも超満員に。そしてどちらの大会もAbemaTVで生中継され、多くの格闘技ファンはスマホやパソコンから目を離せない日曜日を過ごしただろう。
K-1のメインで快勝した武尊は試合後のマイクで「今、格闘技が盛り上がっていて、ブームだと思うんです。昔の格闘技ブームにはまだかなわないかもしれないけど、もう(格闘技ブームは)始まっているんで、今日からスタートということで、みなさん一緒に盛り上げてください」と呼びかけた。その呼びかけの直接の対象はファンではあるものの、K-1以外の選手たちによる「盛り上げ」も、ブームの渦をより大きいものにするためには不可欠だろう。
立ち技系格闘技界ではK-1とRISEが人気を牽引している感があるが、他のプロモーションで活躍する選手たちも刺激を受け、その2つの大きな渦に負けじと、日々各所で熱い戦いを繰り広げている。K-1・RISEよりも長い34年の歴史があり、投げ技・立った状態での極め技や絞め技も認められる「シュートボクシング(SB)」のエース・海人(かいと)も、そういった選手のうちの一人だ。他団体のタイトルホルダーを次々撃破し、昨年はRIZINやKNOCK OUTにも登場し勝利。2月11日のSB後楽園大会で、SB初のAbemaTV生中継が実現すると、そのメインイベントを務めた海人は元ムエタイ・ルンピニー王者を終始圧倒して見せた。そして続く4月27日(土)のSB後楽園ホール大会もAbemaTVで生中継されることが決まり、海人は再びメインを務め、不可思にも勝っている強豪・チャド・コリンズ(オーストラリア)を迎え撃つ。
海人は大阪在住の22歳。同世代、そして地元関西には、SB以外にも数多くの実力者がいる。海人の練習仲間も3月10日には大舞台で活躍していた。海人は彼ら仲間はもちろん、武尊、那須川天心といったスター選手の試合を見て発奮。翌11日には「シュートボクシングもっと盛り上げる。俺ならできる。やる。」とツイートした。日頃からSBへのこだわりや愛を口にしている海人。今のホットな思いの中身を確かめるべく、13日のAbemaTVでのSBのカード発表記者会見終了後、話を聞いてみた。(井原芳徳)
――先日(3月10日)のRISEとK-1はご覧になられましたか?
海人「2つとも見ていました。大阪の家でお父さんと僕のスマホ2台でAbemaTVをつけて」
――あわただしかったですよね(笑)
海人「見たい試合が同時やったら、どっち見たらええんかって感じでしたね」
――海人選手は以前TwitterにK-1の安保瑠輝也選手との練習後の写真を上げていました。篠原悠人選手とも合同練習で一緒でしたけど、2人とも勝ちましたね。
海人「2人とも同じ大阪で一緒に練習させていただいていて、滅茶苦茶強いので、今回も勝つやろうなと思っていました。瑠輝也君も悠人君もジュニア時代に試合をしたことがありますし、僕のモチベーションも上がりますね。お互いに持ち上げていける関係かなと思います」
今日はALL-WIN GYM様に出稽古行かせて頂きました‼
めっちゃくちゃいい練習できました!
ありがとうございました
瑠輝也くん3.10頑張って下さい#キックボクシング #シュートボクシング pic.twitter.com/7YcD9DqDSF— 海人 (@0k8a2i1to) 2019年3月1日
今日は多田ジムさんに出稽古いかせていただきました!関西の活躍してる選手とスパーリングできてめっちゃいい練習できたし刺激もらえました
闘うリングは違うけど関西からでも世界で通用することを証明していきたいです!!ありがとうございました pic.twitter.com/UZLCj0ZBtM— 篠原 悠人 yuto shinohara (@yuto5152) 2019年2月26日
――当時の勝敗はどうだったんですか?
海人「悠人君とは4戦やっているんですけど、2回僕が負けて、1回ドローで、最後に僕が勝ってって感じです。アマチュアでも唯一そんだけ負けた相手で、僕もリベンジするまではプロに上がらへんって決めていて、最後に勝ってプロに上がりました」(※13年9月のDEEP☆KICKでのTOP☆RUN 65kg級王座決定戦が4度目の対戦で、海人が判定勝ちしている。海人はこの時高1、篠原は中3だった)
――K-1のメインは武尊選手、RISEのメインは那須川天心選手でした。2人の試合はどうでしたか?
海人「やっぱりメインらしく締めるなあって印象があったので、僕も負けてられへんな、シュートボクシングをもっと盛り上げていって、メインらしく決めないとなって思いました。2月の試合は圧倒はしたんですけど判定で、倒しきれずだったので、次はしっかり倒したいです」
シュートボクシングもっと盛り上げる。
俺ならできる。やる。#シュートボクシング #shootboxing pic.twitter.com/JcXZehhyXp— 海人 (@0k8a2i1to) 2019年3月11日
――K-1とRISEの翌日にそういうツイートもされていましたね。K-1やRISEが盛り上がっていますけど、シュートボクサーとして、シュートボクシングの価値を上げたいと。
海人「そうですね。シュートボクシングを一番やなって言われる団体にしたいので、メインらしく決めていかないといけないなと思いました」
――シュートボクシングの女子だとRENA選手がRIZINで活躍していますが、男子は海人が引っ張ると。
海人「RENAさんの活躍からは色々勉強させてもらってますけど、シュートボクシングはRENAさんだけじゃないってのはこれからも見せて行きたいです」
――2月にはRENA選手に続いて芸能事務所のレプロエンタテインメントと契約しましたね。もうお仕事は?
海人「これからですけど、そっち方面でも色々挑戦させてもらって、シュートボクシングを広げていけたらなって思っています」
――やってみたいことは?
海人「テレビにも出てみたいですね」
――テレビのバラエティとかはこれまで一度も?
海人「無いですね。雑誌のモデルは何回かあるんですけど。喋りも勉強していかなあかんなって思っています」
――2月からAbemaTVでのシュートボクシング中継が始まって、反響も大きかったんじゃないでしょうか。
海人「SNSでも『AbemaTVで試合を見ました』ってメッセージをたくさんいただいて、いつもより数が多かったですね。いつも大阪で応援してくれる人も生中継で見てくれたんで、AbemaTVさんには感謝しています」
――4月大会ではチャド・コリンズ戦が決まりました。2月のKNOCK OUTでは不可思選手がコリンズにかなり痛めつけられていた印象です。
海人「攻撃型ムエタイって感じですね。でもスピードも技術も全部僕が上回っている自信があるので、肘とか首相撲が得意な相手ですけど、そういう場面でも圧倒して行けたらなと思います」
――タイ人との試合は最近増えましたが、欧米系の白人選手との試合は?
海人「ザカリア(・ゾウガリー)さん以来ですね。パワーとかバネとかは全然違うイメージが残っているので、そういうイメージをしっかり持って戦いたいです」
――そういう相手と、AbemaTVの中継の中でどういう試合にしたいですか?
海人「向こうが完全に攻撃型なので、それに負けず、自分も攻撃で対応して行って、しっかりKOで倒したいです。AbemaTVで見てくれる方にも、コリンズ選手を倒す姿を見せたいですね」
対戦カード
第11試合 メインイベント 66kg契約(肘有り) 3分5R(無制限延長R)
海人(TEAM F.O.D/S-cup 65kg世界トーナメント2018優勝・SB日本スーパーライト級(65kg)王者)
チャド・コリンズ(オーストラリア/シッソーンピーノーン・プーケット/WKA豪州スーパーライト級王者)
第10試合 SHOOTBOXING vs. REBELS対抗戦 大将戦 スーパーライト級(65kg) 3分3R(無制限延長R)
西岡蓮太(龍生塾/SB日本ライト級(62.5kg)王者)
不可思(クロスポイント吉祥寺 REBELS/KING OF KNOCK OUTスーパーライト級(64kg)王者)
第9試合 SHOOTBOXING vs. REBELS対抗戦 副将戦 55.5kg契約 3分3R(無制限延長R)
植山征紀(龍生塾ファントム道場/SB日本スーパーバンタム級(55kg)王者)
小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺 REBELS/WPMF世界スーパーバンタム級王者、ISKA K-1ルール世界バンタム級(55kg)王者)
第8試合 SHOOTBOXING vs. REBELS対抗戦 次鋒戦 58kg契約(肘有り) 3分3R(無制限延長R)
笠原弘希(シーザージム/SB日本フェザー級(57.5kg)王者)
小笠原裕典(クロスポイント吉祥寺 REBELS/元WBCムエタイ日本統一スーパーバンタム級王者)
第7試合 SHOOTBOXING vs. REBELS対抗戦 先鋒戦 67kg契約 3分3R(無制限延長R)
奥山貴大(ネックススポーツ/グラップリングシュートボクサーズ/SB日本ウェルター級(67.5kg)1位)
UMA(K&K BOXING CLUB/team REBELS/S-cup 65kg世界トーナメント2018準優勝、元REBELS 65kg級王者)
第6試合 女子ミニマム級(48kg) 3分3R(無制限延長R)
MIO(シーザージム/SB日本女子ミニマム級(48kg)王者)
未定
第5試合 68kg契約(肘有り) 3分3R(無制限延長R)
宍戸大樹(シーザージム/元SB東洋太平洋ウェルター級(67.5kg)王者)
喜入 衆(NEXT LEVEL渋谷/LPNJ(ルンピニー日本)ウェルター級王者)
第4試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(無制限延長R)
村田聖明(シーザージム/SB日本ライト級(62.5kg)1位、元SB日本スーパーフェザー級(60kg)王者)
マサ佐藤(名護ムエタイスクール/中国英雄伝説64kg級アジア王者)
第3試合 女子65kg契約 3分3R(無制限延長R)
未奈(秀晃道場/SB日本女子ライト級(63kg)1位)
未定
第2試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(無制限延長R)
笠原友希(シーザージム/SB日本スーバーバンタム級(55kg)1位)
手塚翔太(GONG-GYM坂戸/SB日本フェザー級4位)
第1試合 68kg契約 3分3R(最大延長2R)
村田義光(シーザージム)
SHINGO(LEOジム)
概要
大会名 SHOOT BOXING 2019 act.2
日時 2019年4月27日(土)開場・17:15 開始・17:30
中継 AbemaTV
チケット料金 RRS席15,000円(パンフレット付) RS席10,000円 SS席7,000円 A席5,000円 B席4,000円 立見 3,000円 ※当日券は各¥500UP ※U-18チケット(当日券のみ)18歳以下のお客様に限り、当日券立ち見チケットを1,000円にて販売いたします。(要身分証提示)
チケット販売 チケットぴあ イープラス 後楽園ホール シュートボクシング公式ネットショップ
お問い合わせ シュートボクシング協会 03-3843-1212 https://shootboxing.org/