RISE 2.3 後楽園ホール：秀樹×白鳥大珠、-61kgトーナメント出場権争いのことは2人とも「明日が終わってから」。全選手計量クリア

　RISE 130（2月3日(日) 後楽園ホール）の公式計量が2日午後2時から都内で行われ、全選手が1回でクリアした。計量直後の記者会見で、伊藤隆RISEクリエーション代表は「今年はプロとアマの大会数を18から19に増やします。3月10日の大田区総合体育館大会からの新たな放送先も内定しています（※追記：夜にAbemaTVでの生中継が発表された）。地盤を固め、飛躍の年にしたいです」と話した。

　今回のメインイベント、「第5代RISEライト級（63kg）王座決定戦」・秀樹 vs. 白鳥大珠は、3月10日の大田大会で開幕するRISE WORLD SERIES -61kgトーナメントの出場者決定戦（一回戦の相手はヘクター・サンチアゴ（ブラジル））も兼ねる。1月のトーナメントの組み合わせ発表会見で唯一空白だった枠だが、伊藤氏は「たくさん候補選手がいた中で、ストーリー作りを考えて、こうなりました。リザーブマッチで外国人対日本人を組むことも考えています」と説明している。会見での主要選手のコメントは以下の通り。

第11試合　メインイベント　第5代RISEライト級（63kg）王座決定戦（兼・RISE WORLD SERIES 61kgトーナメント出場者決定戦）　3分5R（無制限延長R）
秀樹（新宿レフティージム／1位、K-1 REVOLUTION FINAL -65kg級世界王者／62.95kg）
白鳥大珠（TEAM TEPPEN／2位、スーパーフェザー級（60kg）4位、元WPMF日本スーパーフェザー級王者／62.95kg）

◆秀樹
　去年の今頃はチャンヒョン・リー選手に大変な思いをして勝って、夏に（KNOCK OUTのトーナメント決勝で不可思に負け）悔しい思いをしましたけど、またこのようにタイトルマッチというチャンスが来て、絶対勝つと思い、この日まで乗り越えて来ました。明日は絶対にチャンピオンになります。
（身長差について）かなり大きい相手と想定したいたので、向かい合ってみて、これぐらいの差で良かったという印象です。
（WORLD SERIES -61kgトーナメントの出場者決定戦となることについて）試合が終わってから考えます。

◆白鳥
　去年にキックボクシングに復帰して4戦して、5戦目でタイトルマッチを組んでもらった意味を理解しています。できることは全てやって来ました。ベルトを死ぬ気で取りに行きます。
（展開の予想は？）お互い探って探って、一瞬の隙に注意して、倒すタイミング見つけたいです。
（大晦日のRIZINでのウザ強ヨシヤ戦の影響は？）正月だけゆっくりさせてもらいましたけど（ダウンの）ダメージは正直無いです。
（WORLD SERIES -61kgトーナメントの出場者決定戦となることについて）自分的にはどうても良くて、明日終わってからですね。
（今日が誕生日だそうですね）23歳なりました（場内拍手）。自分でいい誕生日にするため明日勝ちます。明日はこのTシャツとタオルを会場で売るので買ってください。

第10試合　セミファイナル　スーパーフライ級（53kg）　3分3R（延長1R）
田丸　辰（平井道場／RISEスーパーフライ級王者／52.95kg）
一樹（PLACE-K／MA日本スーパーフライ級王者／52.85kg）

◆田丸
　11月のタイトルマッチが終わってから3か月ぐらいの間、体作りをしたので、減量がキツかったんですけど、クリアできてホッとしています。KOできるよう頑張ります。デビューからまだKO勝ちができていないので、しっかりKOしたい。

◆一樹
　無敗の王者で注目されている選手に勝って、またRISEさんに呼ばれるようにしたいです。僕は21～22歳で格闘技を始め、今29歳です。小さい時から格闘技をやってきた選手に比べてテクニックもスピードも劣ると思いますけど、気持ちの面では絶対に負けない自信があります。これまでも相手の心をへし折る試合をしてきました。蹴りが得意なのでバンバン蹴って、相手ペースにさせずに頑張れればと思います。

第9試合　ライト級（63kg）　3分3R（延長1R）
山口裕人（山口道場／WPMF世界スーパーライト級暫定王者／62.9kg）
北井智大（チームドラゴン／RISE 3位／62.8kg）

◆北井
　山口選手は打ち合う選手で、打ち合って欲しいと皆さん思っていると思うので、期待通りの試合をしましょう。（山口を見た印象）黒いなって思いました。

◆山口
　RISE、めっちゃ出たかったんですよ。北井選手と明日おもろい試合して、みんなの胸残る試合して、倒して、またRISEに呼んでもらいます。（北井を見た印象）僕も黒いなって思いました。渋い男のオーラ出てますね。いい試合になると思います。（何RでKOする？）俺は倒せるけど、何もらっても倒れるんで（苦笑）。何Rでもいいんで絶対倒します。
　　
　　
第8試合　清水賢吾引退エキシビションマッチ　2分2R
清水賢吾（極真会館／RISE＆SB日本ヘビー級王者）
“ブラックパンサー”ベイノア（極真会館／RISEウェルター級王者）
※計量無し
　　
　　

第7試合　ミドル級（70kg）　3分3R（延長1R）
森田崇文（フリー／RISE 1位・元王者／69.9kg）
松倉信太郎（TRY HARD GYM／RISE 3位／69.95kg）

◆森田
　僕は高校生の頃からレスリングをやっていて、計量でアンダーになったことが無くて、今日は100gアンダーで、やってしまったなって。100gごときと思われそうですけど、矜持を痛めつけられました。

◆松倉
（新春の誓いとして打倒ボブ・サップを掲げたことについて）あれは冗談じゃなく、やりたいですね。ファンの時はそういう戦いをする人に憧れていたのに、気付いたら自分も生活のためにとか縮こまっていました。思いっきり殴ったら倒せる自信があるので、今年チャンスがあればやりたい。そのためにも（70kgで）日本で一番にならないと話にならないと思っています。本気です。
　　

　　
第6試合　バンタム級（55kg）　3分3R（延長1R）
良星（平井道場／RISE 2位、Bigbangスーパーバンタム級王者／55kg）
竹内将生（エイワスポーツジム／MA日本スーパーバンタム級王者、WMC日本スーパーバンタム級1位／54.9kg）

◆良星
　キッチリ明日は練習してきたことを出してKOできるよう頑張ります。竹内選手には3～4年前に（出稽古で）お世話になった時期がありますけど、その頃の僕と違うというのを見せたいです。去年、RISEに最初呼んでもらえた試合で鈴木真彦選手に負けたので、今年は鈴木選手に必ずリベンジするのが目標です。（良星も出た王座決定トーナメントで優勝し）チャンピオンになった鈴木選手とタイトルマッチを組んでもらえるようになりたいです。

◆竹内
　いつもムエタイルールで試合をしてますけど、デビューして2～3戦目は肘無しの試合をちょこちょこやっていました。久々にこういう試合ですけど、バッチリ印象を付けられればと思います。良星君とは3～4年前にスパーをやっていて、やることはお互いわかっていると思います。勝ってRISEさんにまた次呼んでもらえるようにしたいです。3～4年前に堀尾竜司選手と戦ってドローだったので、決着戦をRISEさんで組んでもらえればと思います。

第5試合　バンタム級（55kg）　3分3R（延長1R）
金子　梓（新宿レフティージム／RISEスーパーフライ級（53kg）1位／55.0kg）
堀尾竜司（TRY HARD GYM／元Krushスーパー・バンタム級（55kg）王者／54.95kg）

◆堀尾
　僕はアニメのキャラのNARUTOを本気でリスペクトしています。どれだけ劣勢でも負けない気持ちの強さを学んで試合に臨んでいます。RISEで2戦とも負けていて、ふざけていると思われていないか不安ですけど、明日勝って、信じていたものが間違いじゃなかったと証明したいです。金子選手は体がガッチリされていて、踏ん張ると力強い攻撃が出ると思います。僕は中高6年間ハンドボールをやっていたので、そこで培った足さばきで翻弄したいです。

◆金子
　11月の田丸選手とのタイトルマッチで負けて、今回が復帰戦であり、階級を上げての初戦です。メインイベントで秀樹さんのタイトルマッチもあって、僕が勢いづけるためにも、何がなんでも負けられないです。堀尾選手は動きが止まらなくて、ハイキックとか飛び膝蹴りとか変則的な技宇もあって、しんどい試合になると思います。僕もNARUTOは全巻持っています。堀尾選手ほどのリスペクトは無ですけど、NARUTO好き対決としても楽しんでもらえればと思います。今年はバンタム級のタイトルに絡める位置まで行きたいです。

第4試合　58.5kg契約　3分3R（延長1R）
篠塚辰樹（TEAM TEPPEN／RISEフェザー級（57.5kg）5位／58.45kg）
Ryuki（RKS顕修塾／中国英雄伝説2017年-60kg級アジア王者／58.4kg）

第3試合　スーパーライト級（65kg）　3分3R（延長1R）
高橋幸光（はまっこムエタイジム／元MA日本ライト級王者、元J-NETWORKライト級王者／64.9kg）
山田洸誓（正道会館 高知／RISE 2位／64.7kg）

第2試合　フェザー級（57.5kg）　3分3R（延長1R）
津田鉄平（新宿レフティージム／RISE 10位／57.45kg）
澤谷大樹（HAWK GYM／RISE 11位、2018年RISING ROOKIES CUPフェザー級優勝／57.35kg）

第1試合　フェザー級（57.5kg）　3分3R
YA-MAN（TARGET SHIBUYA／2018年RISING ROOKIES CUPフェザー級準優勝／57.5kg）
門口佳佑（EX ARES／那須川天心挑戦者決定トーナメント優勝／57.3kg）

オープニングファイト第2試合　スーパーフェザー級（60kg）　3分3R
中澤良介（TRY HARD GYM／59.8kg）
大日方景都（TARGET／2015年KAMINARIMON全日本大会 -60kg級優勝／59.9kg）

オープニングファイト第1試合　フェザー級（57.5kg）　3分3R
須田翔貴（TEAM TEPPEN／2018年KAMINARIMON×新空手アマチュア最強決定戦-57.5kg級優勝／56.7kg）
松元アウトサイダー仁志（FLAT UP／57.45kg）

概要

大会名　RISE 130（ライズ ハンドレッドサーティ）
日時　 2019年2月3日(日)　開場17時／本戦開始18時 ※開場後17時10分よりオープニングファイト予定
チケット料金　SRS席 15,000円（完売）　RS席 9,000円（完売）　S席 6,000円（完売）　A席 5,000円　当日立見 4,000円　※当日座席券は各500円アップ。16時より販売　※未就学児は保護者膝上に限り無料
チケット販売　チケットぴあ　ローソンチケット　イープラス　後楽園ホール　RISEクリエーション（03-5319-1860）
お問い合わせ　RISEクリエーション 03-5319-1860　https://www.rise-rc.com