QUINTET 2.3 アリーナ立川立飛：「男子日本一決定トーナメント」に所英男・高阪剛・ミノワマン・中村大介・横井宏考のチームが参戦
TEAM TK（仮称）のメンバー。左から所英男・横井宏考・高阪剛・ミノワマン・中村大介
桜庭和志のプロデュースするチーム対抗グラップリング大会「QUINTET」の記者会見が12月21日、東京・赤坂のALLIANCEで行われた。2月3日（日）に「男子日本一決定トーナメント」を東京・多摩地域のアリーナ立川立飛（たちかわたちひ）」で開催する。
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2.3立川の大会名は「QUINTET FIGHT NIGHT 2 in TOKYO – Japan Open Team Championship 2019」。QUINTETは世界の強豪が多数参戦するナンバーシリーズ、開催国の選手中心の「FIGHT NIGHT」シリーズ、アマチュア大会の3つの枠組みで展開している。6月にディファ有明で行われた「FIGHT NIGHT」の第1回は、チーム5人の総体重は360kgで、比較的軽い体重の選手中心だったが、今回の2は合計430kgで、重い選手も増える。
4チームのトーナメント形式で、高阪剛・所英男・ミノワマン・中村大介・横井宏考の「TEAM TK（仮称）」、ハイサム・リダほか4名（後日発表）の「TEAM CARPE DIEM」の2チームが決まり、残り2チームは調整中。7月のQUINTET.2大田大会で桜庭チームのリダは一人で4本奪取の大活躍をしており、今回も何本奪取するか注目される。
記者会見で桜庭は「TK（高阪）に最初に声をかけて、ならばあとは横井選手とミノワマンしかいないと思いました」と、3人の初参戦の経緯を説明し、「大介と所君からはQUINTETの忘年会で2月大会に出たいと言われて組み込みました」と、TEAM TKの編成経緯を語った。ちなみに桜庭自身は「親知らずの手術を1月にするので出られない」とのことだ。
48歳とチーム最年長の高阪は「今回は邪魔にならないよう頑張ります」と謙虚に意気込みを語った。1月12日で43歳になるミノワマンは、PRIDEやDREAM参戦当時に恒例だった試合のテーマ発表も行い、「11人抜き」を宣言。一回戦で5人、決勝で5人抜いても、最大10人抜きだが、「11人を抜く気持ちで戦えば10人抜きできる」というのがミノワマンの考えだ。
リングス時代に高阪の後輩だった横井は現在40歳。プロを引退して11年経つが、今もブラジリアン柔術の練習を続け、紫帯を取得している。「正直、最初この話を頂いた迷いましたけど このメンバーで燃えきゃ男じゃないと思って参加することにしました。凄い強いチームですので、優勝できるよう頑張ります」と意気込みを語った。
所は「QUINTETの全大会に出させてもらっていますけど、最近は（勝ったチームが）盛り上がっているのを“見る側”になってしまっています。これだけ心強いチームで戦えるので、今回は“盛り上げる側”になりたいです。優勝目指して頑張ります」と決意表明。中村も「大好きなファイターのチームでやれることにワクワクしています」と話しつつも「最近は守りに入っているところがあるので、全試合やるかやられるかの気持ちで戦いたいです」と、所同様に今回に賭ける強い思いを語った。
左が中井祐樹氏。右が新明佑介氏
会見では2019年のQUINTETの展開についても発表が行われた。まずは世界の強豪の集まるナンバーシリーズについては、10月にラスベガスでQUINTET.3を開催したが、来年は米国本格進出を目指し、全てアメリカ大会となる予定で、3～4回行うとのこと。UFCファイトパスでも配信され、UFCの中継内でも頻繁に宣伝されているため、世界規模のコンテンツとしても本格的に勝負していくようだ。
「FIGHT NIGHT」シリーズは日本で2月大会含め4～5大会を行うほか、イギリス、韓国でも各1～2回ずつ行う。4月7日（日）に初の女子大会をアリーナ立川立飛で開催し、今年後半には総体重360kgの大会の2回目、45歳以上限定の大会も計画されている。
アマチュアに関しても、一般社団法人 日本ブラジリアン柔術連盟（JBJJF）の大会の中で並行して開催する（詳細はJBJJFのサイト参照）。JBJJFの中井祐樹会長は「QUINTETが立ち上がったことで、グラップリング、ノーギ柔術の参加選手が増えた」とQUINTETの効果に喜び、「今後もQUINTETと連動して盛り上げたいです」と話した。
また、トライフォース柔術アカデミーのゼネラルマネージャーで、QUINTET審判団の一人だった新明佑介氏は審判団を離れ、QUITETの「アシスタントプロデューサー」に就任し、プロ・アマ両方の大会運営をより支えていくことになった。QUITETを運営する一般社団法人設立、道着ありのQUINTET開催といったプランも明かされており、2年目のQUINTETは多角的な発展が期待できそうだ。
概要
大会名 QUINTET FIGHT NIGHT 2 in TOKYO – Japan Open Team Championship 2019 –
日時 2019年2月3日（日）開場・13:00 開始・15:00
チケット料金 VIP席 20000円（特典、アフターパーティー参加券付） アリーナSS席 12000円 スタンドA席 7000円 スタンドB席 5,000円
チケット販売所 チケットぴあ（12/29(土)～1/7(月)先行発売、1/13(日)一般発売）
お問い合わせ ラバーランド info@quintet-fight.com http://www.quintet-fight.com/
