ONE元王者撃破の猿田洋祐が修斗のリングで凱旋挨拶「修斗30周年興行で内藤のび太選手、どうですか?」
ONE Championship 12月7日 マレーシア・クアラルンプール大会で元ONEストロー級(56.7kg)王者・アレックス・シウバに判定勝ちした猿田洋祐(和術慧舟會HEARTS/修斗ストロー級世界王者)が、プロ修斗 12月15日 新宿フェイス大会の休憩時間前にリングに登場し、修斗ファンの前で勝利報告を行った。猿田はONE初参戦で、元ONE&修斗王者の内藤のび太と1勝1敗のアレックスに完勝しており、挨拶ではのび太に矛先を向けた。
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スーツ装で修斗のベルトを肩にかけて登場した猿田は「急なオファーでしたけど、修斗で育ててもらった自負があり、修斗で強い選手と戦って来たので、自信を持って戦えました」と感謝の言葉を述べ、「来年も引き続き(ONEに)参戦しますけど、(5月6日の後楽園ホールでの)修斗30周年興行にも自分も参戦したいです。みんなが見たいカード、内藤のび太選手、どうですか?修斗、日本の格闘技を盛り上げてください」と、新旧修斗世界王者対決を提案した。
来年の3月31日にはONEが両国国技館大会で日本初進出する。ONEで活躍を続け、東南アジアでの人気も高まっているのび太も出場の有力候補だ。条件、タイミングの面で、両者の対戦は簡単ではなさそうだが、猿田がひとまず大きくアピールすることで、今後の修斗・ONEでの両者のストーリーが面白みを増すことは確かだ。
1月27日の修斗後楽園では、のび太の後輩で元修斗同級王者の飛鳥拳が2年半ぶりに戦列復帰する(対戦相手は未定)。12月15日の新宿大会で閉幕したインフィニティリーグでは小巻洋平が優勝し、過去に猿田に負けている2位の箕輪ひろばは小巻に勝っているため、彼らが打倒・猿田で奮起する流れになっても面白いだろう。