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植松直哉、トイカツ組から1人で2本。宇野薫とGTタッグ王者に:5.24 有明

  • ZST
  • 更新・2015-05-25 (Mon)11:46
ZST.46
2015年5月24日(日) ディファ有明
 4月の新宿大会で開幕した「第二代GT(グラップリング)タッグ王者決定トーナメント」は決勝。宇野薫&植松直哉組と戸井田カツヤ&齊藤曜組の争いとなり、植松が戸井田をアンクルホールド、齊藤を腕十字で仕留める大活躍の末に優勝した。ZST王座戦線では19歳の柏崎剛がバンタム級王者・藤原敬典の5度目の防衛を阻止し新王者となった。
  レポート&写真:井原芳徳


第11試合 メインイベント ZSTバンタム級タイトルマッチ 5分5R
×藤原敬典(スピニングガレージ/王者/61.0kg)※5度目の防衛戦
○柏崎 剛(K-PLACE埼玉格闘技道場/挑戦者/60.9kg)
判定0-3 (豊永48-49/松宮47-48/山崎47-49)
※柏崎が新王者に

 2009年3月に王者になってから6年もその座を守っている藤原。6月28日に結婚式を控え、絶対に負けたくない試合だったが、19歳の無敗の挑戦者のレスリングに手を焼くことに。
 1R、藤原の右ローに合わせ、柏崎が右ストレートを当てて藤原をスリップさせ、パンチラッシュでいきなりチャンス。その後も柏崎がタックルでテイクダウンを奪うと、コーナー際で押し込みながらボディに膝を当て続け、主導権を維持する。
 2Rは序盤から柏崎がテイクダウンを奪うと、ハーフ、バックでコントロール。だが藤原が潜り込んで足関節技を狙うと、柏崎は防御のため立ち上がざるをえなくなり、藤原を押し込んで膠着ブレイク。終了間際、藤原の左フックが炸裂し、少し流れが変わり出す。
 


 3Rは藤原が左ジャブ、右ローを当てて打撃戦で挽回。柏崎は少し疲れてきた様子で、藤原の左ボディフックをもらうと動きが止まる。打撃戦を嫌って組みついて押し込んで倒すが、トップキープがやっとで、打撃で好印象を残した藤原がポイントを取り返すラウンドに。
 4Rも打撃戦が続き、藤原の左ストレートで柏崎がスリップする場面もあったり、藤原の左ボディが再びクリーンヒットし、柏崎が苦しむ。だが、またも柏崎がタックルを仕掛けテイクダウン。ハーフバックからコントロールし、3R後半よりもうまく攻める。藤原はせっかく打撃でチャンスを作っても、簡単に倒されてしまい、守勢が続き印象を悪くする。
 5Rも藤原の左ミドルで苦しんだ柏崎だったが、残りの力を振り絞り、右の膝蹴りと右のスーパーマンパンチのコンビネーションを決めたり、右アッパーを当てたりと、打撃戦でも好印象。そして中盤過ぎ、タックルでテイクダウンを奪取。いったん藤原が立つが、すぐ再び倒して上になり、パウンドを落とし続け試合終了。



 判定の結果、柏崎が3者から支持され勝利。だが2者は1点差という接戦だった。念願のベルトを巻き涙を浮かべた柏崎は「僕一人じゃ勝て無い相手だったんで皆さんに感謝しています」「これからはフライ級王者の(伊藤)盛一郎さんとZSTを全盛期みたいにします。目標はK-1と同じ代々木体育館でやることです。これからもZSTの柏崎をよろしくお願いします」とアピール。練習仲間でもある伊藤と共に、新世代エースとしてZSTを牽引していく決意を示した。


第10試合 セミファイナル ZSTウェルター級タイトルマッチ 5分5R
○濱岸正幸(U-FILE CAMP 登戸/王者/76.5kg)
×高橋 弘(蒼天塾/挑戦者/76.9kg)
判定3-0 (松宮50-45/和田50-45/山崎50-45)
※濱岸が初防衛

 王座挑戦権を獲得した山田崇太郎が俳優の美輪明宏さんの舞台に出演中のため、久々にZSTに参戦する高橋が挑戦権を獲得。両者は6年前に対戦し、濱岸が一本勝ちしている。
 1R、高橋が右ストレート、右アッパーで濱岸を苦しめるが、高橋の右ミドルをつかんで濱岸が倒すと、バックからチョークを仕掛けてチャンスを作る。2Rも同様の流れでバックを取り、終盤にはパウンドを連打し高橋を追い詰める。
 3R序盤は高橋が右アッパー、右ストレートでダメージを与えるが、このラウンドも濱岸がマウントからのパウンドラッシュで中盤以降は優勢。4R以降もフィニッシュは持ち込めなかったものの、マウント、バックで攻め続け完勝した。濱岸は「毎回こういう泥臭い試合になってしまうんですけど、勝ってほっとしています。もっと一本で勝てるように練習を頑張ります」と話した。




第9試合 第二代GT(グラップリング)タッグ王者決定トーナメント決勝戦 計135kg契約 15分3本勝負
○宇野 薫(UNO DOJO/67.9kg)& 植松直哉(Nexusense/66.1kg)
×戸井田カツヤ(トイカツ道場/67.2kg)& 齊藤 曜(トイカツ道場/66.7kg)
2-0 (8'58" アンクルホールド(植松→戸井田) 9'25" 腕ひしぎ十字固め(植松→齊藤))
※宇野&植松組が新王者に

 4月の一回戦を勝ちあがった両チームによる決勝。宇野組は勝村周一郎&伊藤盛一郎の師弟タッグを、戸井田組は牧野仁史&太田裕之のZSTグラップリング部門の精鋭組を判定3-0で撃破した。ZSTのグラップリングはクロスガード禁止で、ポジショニングやテイクダウンでのポイントは無く、タッグマッチでは5回までタッチが認められる。



 先発を務めたのは植松と齊藤。開始すぐに植松が齊藤の頭をつかんで崩してバックマウントを取るが、脱出した齊藤は足関を狙い反撃。植松は防御すると、再びバックを取り、お互いに上を取り合う攻防が続き、5分ほど経過してようやく植松が宇野にタッチする。
 宇野は赤コーナー付近での差し合いの攻防で、立ったまま背後に回り込みコントロール。齊藤が潜り込むと、宇野は動きを察知してサイドポジションで押さえ込み、横三角を仕掛けてチャンス。外した後もバックを取り、齊藤を追い詰める。



 途中まで「タッチさせないでよ」と冗談めかして弟子の齊藤に声をかけていた戸井田だが、齊藤が宇野に攻め込まれると「そろそろ戻って来い」と声をかける。かつての和術慧舟會の先輩・宇野との直接対決も狙いではあったが、辛うじて逃げてきた齊藤とタッチすると、宇野も植松とタッチしてしまい、宇野との攻防はおあずけに。
 戸井田は最初から足関を積極的に狙いに行き、植松も呼応。じっくりと攻防が続くかもというムードだったが、この攻防ですぐに強みを発揮したのは植松だった。アンクルホールドを素早い動きで極めると、ロープ際の戸井田は逃げ切れず悲鳴をあげタップ。戸井田は宇野との対戦の念願かなわずリングを降りることに。



 こうなると完全に植松の流れ。退路を絶たれた齊藤は腰が引けたような状態でリングインすると、植松にあっさりとテイクダウンを奪われ、植松はトップキープする前に齊藤の腕をつかんで速攻で十字を極めタップを奪取。1人で2本を取って勝利をもたらすと、ガッツポーズで大喜びした。
 ベルトを巻いた植松は「宇野さんとこうやって組んで、試合ができてベルトも巻けて感無量です。できることならこれを抱いて寝ようと思います」とコメント。宇野は「5月で40歳になりました。10月にはデビュー20周年になります。これからも総合格闘技、グラップリング、柔術にもチャレンジしたいです」と語ると、天井を見上げ「最後に一言だけ、応援してくれた皆さん、やっと一番になれました」と、99年に佐藤ルミナに初勝利した時のマイクを再現するようなアピールをし、観客を喜ばせた。




第8試合 バンタム級 5分3R
△加藤 惇(キングダムエルガイツ/ZSTフェザー級王者)
△渡部修斗(ストライプル新百合ヶ丘)
判定1-1 (山崎28-28/松宮28-29/和田29-28)

 昨年11月に王者となった加藤が2階級制覇を目指しての戦い。1R、渡部がギロチン、加藤がバックからのチョークでチャンスを作り、ジャッジは3者3様に。2Rは渡部が再三テイクダウンを奪うが、終盤に1分近く加藤がアームロックで渡部を追い込みポイントを奪う。3Rは序盤からテイクダウンを奪った渡部が、バックをキープしてチョークを随所で極める。これで一本を取れれば勝ちだったが、3R目のポイントを奪い返して五分に持ち込むに留まった。


第7試合 84kg契約 5分2R
×シバター(パンクラスP's LAB 横浜)
○河西和希(STL-OFC)
2R 3'05" 洗濯バサミ
※1Rロープつかみの反則でシバターに減点1

第6試合 フライ級 5分2R
○坂巻魁斗(BRAVE)
×藤澤彰紀(W-BLOOD)
1R 2'30" ヒールホールド

 18歳の新鋭・坂巻が3大会連続の本戦登場。今回もガードポジションから潜り込んでのヒールで一本を取ると、「今年中に伊藤選手の持っているベルトに届くように頑張ります」と宣言すると共に、大ファンであるAKBの総選挙での島崎遥香への投票を呼びかけた


第5試合 フェザー級 5分2R
○檜山勇斗(パラエストラ川崎)
×金井塚信之(リバーサルジム東京スタンドアウト)
判定3-0 (20-19/20-18/20-18)

第4試合 ライト級 5分2R
○上田厚志(骨法烏合会矢野卓見道場)
×山本裕次郎(リバーサルジム新宿 Me,We)
判定3-0 (20-19/20-18/20-19)

第3試合 バンタム級 5分2R
×内田龍介(グランドスラムKREW)
○上田貴央(パラエストラTB/GSA)
2R 0'43" 膝十字固め

第2試合 大久保謙吾引退試合 バンタム級 5分2R
△大久保謙吾(MSD護心道)
△龍太郎(SONIC SQUAD)
判定1-0 (19-19/19-19/19-18)

第1試合 バンタム級 5分2R
○阿部剛卓(パラエストラ松戸)
×貫井義規(総合格闘技武門會)
2R 1'17" Vクロスアームロック


ZST CHALLENGE 141


第10試合 フライ級 5分2R
○二之宮徳昭(X-ONE GYM 湘南)
×増田 僑(SHINWA MMA ACADEMY)
1R 3'34" 腕ひしぎ十字固め

第9試合 フェザー級 5分2R
○関 鉄矢(SONIC SQUAD)
×真鍋朝行(Nexusense)
1R 2'30" KO (膝蹴り)

第8試合 フライ級 5分2R
○川元啓吾(U-FILE CAMP 登戸)
×三浦直之(キングダム聖蹟桜ヶ丘・立川)
1R 0'53" ストレートアームバー

第7試合 バンタム級 5分2R
○高橋拓也(ストライプル取手)
×品川佑樹(キングダム横須賀)
2R 1'42" 腕ひしぎ十字固め

第6試合 フェザー級 3分2R
○田代一行(ハイブリッドレスリング山田道場)
×石橋源一郎(SHINWA MMA ACADEMY)
1R 2'01" ヒールホールド

第5試合 60kg契約 3分2R
△関口伸一(STL-OFC)
△寺本雄輝(リバーサルジム新宿 Me,We)
時間切れ

第4試合 バンタム級 3分2R
△堀江恒平(ストライプル新百合ヶ丘)
△大村友也(キングダム立川/福生)
時間切れ

第3試合 フライ級 3分2R
○大久保志及夫(T-BLOOD)
×堀口優希(拳心會)
2R 1'18" 腕ひしぎ十字固め

第2試合 グラップリング 72kg契約 5分2R
×篠宮敏久(綱島柔術)
○ホブソン・タカノ(DAMM FIGHT JAPAN)
1R 1'07" チョークスリーパー

第1試合 グラップリング フライ級 3分2R
○長谷部悠(リバーサルジム新宿 Me,We)
×北島 進(チーム・レッグロック)
1R 2'24" アナコンダチョーク

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