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21歳の伊藤盛一郎、八田亮を2Rで破りフライ級王座獲得:2.22 有明

  • ZST
  • 更新・2015-02-22 (Sun)22:56
ZST.44
2015年2月22日(日) ディファ有明
  レポート&写真:井原芳徳


本戦


※タイトルマッチ、リングスルールはパウンドあり。GTルールはグラップリング

第13試合 メインイベント ZSTフライ級タイトルマッチ 5分5R
×八田 亮(ストライプルオハナ/王者)※初の防衛戦
○伊藤盛一郎(リバーサルジム横浜グランドスラム/挑戦者)
2R 3'09" TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
※伊藤が新王者に

 ZST 2015年最初の大会のメインはフライ級タイトルマッチ。ZSTの上原譲代表は大会パンフのコラムで「今大会からナンバーシリーズでは必ずタイトルマッチを組む方向でマッチメークしていくことになりました」と記している。また、タッグマッチとGTルール以外の本戦は全てパウンドありで行われることにも言及し「海外ではリングではなくケージの試合が総合格闘技の主流となりつつある中で、ZSTルールの変更を考えていく時期になったと思います」と記述。今回の全てパウンドありの編成は、ルール変更に向けての試金石と言え、変更を後押しするような好勝負が連続する。

 メインの赤コーナーに立つ八田は8月大会の第二代王者決定戦で渡辺竜也を4R腕十字で下し新王者に。現在23歳、プロデビュー以来8戦全勝で、7試合が一本勝ちだ。対する現在21歳の伊藤は同大会で島袋チカラに判定勝ちすると、王座挑戦を熱望するマイクアピール。初代王者・田沼良介の後輩で「田沼さんの巻いていたベルトを僕も巻きたいです」と話していた。



 1Rはいきなりシーソーゲームに。八田は開始すぐ、右フックを当て、タックルを仕掛けるが、伊藤は潰してマウントを奪取。キープは不十分で、八田にすぐ脱出を許すと、コーナーに押し込まれるが、伊藤は差し替えて八田の頭を下げさせると、顔面に右膝蹴りを叩きこむ。一瞬ひるんだ八田を追いかけ、伊藤は右ストレートを当てるが、パンチの攻防では八田が上手で、開始すぐにも当てた右フックを再び炸裂させると、伊藤の腰が落ちる。
 打撃勝負を嫌った伊藤はタックルを仕掛けてテイクダウンを奪取。これはすぐ立たれてしまうが、伊藤は組みついて再び頭を下げさせて、顔面に膝を当てて八田をダウンさせると、上からパウンドラッシュ。終了まで30秒以上叩きこみ続け、レフェリーストップ寸前まで八田を追い詰める。
 2Rに入ると、伊藤は八田の右のパンチに注意し、距離を取ってステップして、サウスポーの八田に右のミドルとインローをコツコツとヒット。テイクダウンを奪うも、すぐ猪木アリ状態となりブレイクがかかる。
 その後も伊藤は序盤同様に距離をキープしつつ、今度は右ストレートをお返し。八田をロープ際に追い詰めると、右の膝蹴りを今度は顔面ではなくボディに叩きこむと、不意を突かれた八田はうずくまる。このチャンスを逃さず伊藤はパウンドの連打をまとめ、最後は梅木レフェリーがストップ。2Rは完璧な試合運びで、見事王座奪取に成功した。



 試合後マイクを持った八田は「一緒に練習している人はわかると思いますが、自分の実力はこんなもんじゃないです。まだまだ弱いですけど、ここがゴールじゃなく、ここからがスタートです。これからも練習を頑張りたいです。ZSTを盛り上げるのは自分だと思っているので、これからも応援お願いします」とアピールした。




第12試合 セミファイナル ZSTウェルター級タイトル次期挑戦者決定戦 5分3R
○山田崇太郎(総合格闘技津田沼道場)
×久保輝彦(禅道会諏訪松本支部)
1R 1'39" フロントチョークスリーパー

 濱岸正幸が保持するウェルター級王座への挑戦者決定戦。山田は31歳、久保は34歳。パンクラスやDEEPで経験を積んだベテラン同士の顔合わせは、最初から自分の得意のフィールドに持ち込んだ山田の試合に。開始すぐに山田がタックルでテイクダウンを奪うと、腰を上げてアキレス腱固め。ポジションを変えながらも執拗に極め続け、久保は耐えると、最後は山田がアキレスを外し、トップからギロチンを極めてタップを奪った。



 試合後マイクを持った山田は「無事タイトルマッチが決まったんですけど、4月から美輪明宏さんの舞台『黒蜥蜴』で役者デビューすることになりました。舞台のほうもチェックお願いします」と、いきなり試合以外のアピールをして観客を笑わせる。続けて王者・濱岸がリングインし「役者デビューおめでとうございます。打撃でも寝技でも負けないんで、いい試合して防衛します」と話すと、山田は「濱岸選手、いい人で、人間性では負けるんですけど、濱岸選手の骨を折りたいです」と返答した。


第11試合 リングスルール フェザー級 5分3R
○内村洋次郎(イングラム/元ZSTウェルター級王者)
×ヒロキ(SHINWA MMA ACADEMY)
1R 2'09" TKO (レフェリーストップ:右ストレート)

 元王者の内村のZST参戦は2011年11月の東谷輝彦戦以来約3年ぶり。以降はパンクラス、VTJ、シュートボクシング等に参戦し、13年9月のパンクラスではマルロン・サンドロと引き分けている。1月8日に30歳になったばかり。「思い切って、三十路になったばっかなんで、最初からやり直そうと気合入れています」と1か月前の会見で抱負を語っていた。
 対するヒロキはZSTのアマ大会からの生え抜きで、11年にプロデビュー。元ウェルター級王者の山田哲也、修斗2013年新人王の川名雄生に続く“SHINWAの第三の男”として期待されている24歳。「ぶっちゃけファンだった選手とできることがうれしいです」と会見では話していた。



 試合は両者の熱い思いが真っ向からぶつかり合い、開始すぐからサウスポー同士で激しいパンチの打ち合いを展開。バッティングもあり、内村は右目の下と鼻から出血するが、それでもお構いなしに打ち合いを続け、ヒロキをコーナーに詰めると、最後は右ストレートでマットに沈めた。
 試合後マイクを持った内村は「ヒロキ選手のパンチ、めっちゃ効きました。自分も突き進まないといけないんですけど、それと一緒にZSTも盛り上げたいです」とアピールした。


第10試合 リングスルール ライト級 5分3R
○山田哲也(SHINWA MMA ACADEMY/元ウェルター級王者)
×上田厚志(骨法烏合会矢野卓見道場)
判定3-0 (30-29/30-28/30-28)

 両者は過去にタッグマッチで当たり、山田がKO勝ちしている。1R、山田が軽々とテイクダウンを奪い上になるが、上田のヤノタク仕込みのアームロック、腕十字につかまり続けピンチ。終盤脱出し、重みのあるパウンドを連打することで、五分の印象に戻す。
 2Rは終始グラウンドコントロールしてパウンドを落とし続けるが、仕留めるには至らず。3Rもバックからのチョークを極めあぐねていると、落とされて下になってから上田のパウンドをもらって左眉を切られ大出血。文句なしの判定勝ちではあるものの、所々で悪印象を残してしまい、試合後に笑顔は無かった。




第9試合 リングスルール フライ級 5分2R
○矢島雄一郎(禅道会新宿道場)
×上原佑介(マルワジム横浜/team roial)
1R 2'01" TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

 両者は2010年9月に対戦し矢島がKO勝ちしている。今回も矢島が序盤にタックルで倒すと、重みのあるパウンドを何発も当て続けて快勝した。


第8試合 リングスルール ライト級 5分3R
×森 興二(X-ONE GYM 湘南/元フェザー級王者)
○伊澤寿人(RINGS/和神会)
1R 1'42" KO (左ハイキック)

 フェザー級王者時代にGRANDSLAMで体重オーバーの失態を犯しベルトを剥奪された森が、階級を上げての試合。サウスポーからの左ロー、左ストレートを当て、順調な試合運びに見えたが、伊澤の近距離からの左ハイが炸裂。首筋にもらった森は倒れたまま起き上がれず、担架で運ばれた。


第7試合 リングスルール 84kg契約 5分2R
×シバター(パンクラス P's LAB 横浜)
○伊達李和(Team DATE)
2R 4'52" フロントチョークスリーパー

第6試合 タッグマッチ ZSTルール バンタム級 15分3本勝負
○房野哲也(リバーサルジム横浜グランドスラム)&柏崎 剛(K-PLACE埼玉格闘技道場)
×鈴木廣二(MSD護心道)&大久保謙吾(MSD護心道)
1-0 (9'32" 腕ひしぎ十字固め 柏崎→鈴木)

 この試合後、柏崎が次回5月24日ディファ有明大会でバンタム級王者・藤原敬典に挑戦することが発表された。

 なお、大会終了後には、ZSTとパンクラスでレフェリーを務めた谷内勇一氏のレフェリー引退セレモニー、ラウンドガールの羽生麻里さんの卒業セレモニーが行われた。




第5試合 GTルール ライト級 5分2R
×太田裕之(OFC)
○牧野仁史(リバーサルジム東京スタンドアウト)
2R 3'58" ヒールホールド

第4試合 リングスルール フェザー級 5分2R
○樋沼朝光(RIKI GYM)
×太田洋平(Brightness)
判定2-1 (20-19/19-20/20-19)

第3試合 リングスルール フェザー級 5分2R
×上田貴央(パラエストラTB)
○川村 謙(リバーサルジム東京スタンドアウト)
判定0-3 (18-20/18-20/18-20)

第2試合 リングスルール バンタム級 5分2R
○渡部修斗(ストライプル新百合ヶ丘)
×久保慎太郎(グラアカMMA)
1R 3'00" チョークスリーパー

第1試合 リングスルール バンタム級 5分2R
△渡辺竜也(RINGS/MAX GYM)
△伊達聖王(Team DATE)
判定1-1 (20-18/19-20/19-19)

ZST CHALLENGE 137


第14試合 フライ級 5分2R
×大藤一星(蒼天塾)
○増田 僑(SHINWA MMA ACADEMY)
1R 1'22" KO (パンチ連打)

第13試合 フェザー級 5分2R
△伊達和貴(Team DATE)
△小島一朗(OFC)
時間切れ

第12試合 バンタム級 5分2R
○貫井義規(総合格闘技武門會
×伊達 礼(グレイシーバッハ東京)
1R 0'35" 反則 (グラウンド状態の相手への蹴り)

第11試合 フェザー級 3分2R
○花輪裕樹(RBアカデミー)
×石橋源一郎(SHINWA MMA ACADEMY)

第10試合 フライ級 3分2R
△二之宮徳昭(X-ONE GYM 湘南)
△佐々木洋(マルワジム横浜)
時間切れ

第9試合 フライ級 3分2R
○飯盛将大(トイカツ道場
×小柳津康太(リバーサルジム横浜グランドスラム)
2R 2'00" KO (右フック)

第8試合 75kg契約 3分2R
○伊達一輝(Team DATE)
×杉村典亮(総合格闘技move)
2R 1'22" KO (ハイキック)

第7試合 フェザー級 3分2R
×松本大輔(IMNグラップリング)
○長谷川卓也(Brightness)
2R 0'51" 三角絞め

第6試合 バンタム級 3分2R
○高橋拓也(ストライプル取手)
×荒井俊夫(HIDE'S KICK!)
1R 0'15" ヒールホールド

第5試合 フェザー級 3分2R
△本田壮一(SHOOTO GYM K’z FACTORY)
△高橋天斗(パラエストラ綾瀬)
時間切れ

第4試合 93kg契約 3分2R
△阿部慶介(キングダム聖蹟桜ヶ丘)
△浅井一基(SONIC SQUAD)
時間切れ

第3試合 グラップリング ライト級 3分2R
△篠宮敏久(綱島柔術)
△工藤修久(禅道会小金井道場)
時間切れ

第2試合 グラップリング 女子52kg契約 3分2R
△浅倉栞南(パラエストラ松戸)
△伊達 華(Team DATE)
時間切れ

第1試合 グラップリング 女子58kg契約 3分2R
△奈部由香里(パラエストラ千葉)
△伊達 法(Team DATE)
時間切れ

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