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弘中、小谷に一本勝ち。藤原敬典がバンタム級王者に

  • ZST
  • 更新・2009-05-28 (Thu)12:55
ZST.20
2009年5月24日(日) 東京・ディファ有明
 前回の試合が相手の減量ミスで中止となった弘中邦佳が、その鬱憤を晴らすかのように小谷直之に完勝。タッグマッチでは永田克彦&宮田和幸の五輪コンビが見せ場を作り、デビュー10周年の勝村周一朗は古巣・修斗に「恩返し、借りを返したい」とアピールした。
  レポート&写真:久保与志

本戦



第6試合 メインイベント ZST初代バンタム級王者決定戦 5分無制限R
○藤原敬典(秋本道場 Revo龍tion)
×裕希斗(U-FILE CAMP.com)
2R 3'47" TKO(レフェリーストップ:スタンドパンチ連打)
※藤原が王者に

 ZST生え抜きの藤原が、パンクラスで活躍してきた裕希斗を迎え撃つ形で実現した初代バンタム級王者決定戦。藤原は頻繁に構えをスイッチをしつつ、サウスポーからは左ストレート、オーソドックスからは右のロングフックを放っていく。終盤には藤原の右フックで裕希斗がグラつく場面も。残り20秒足らず、スタンドで劣勢を強いられていた裕希斗が引き込んで腕十字をしかける。試合後に「けっこう効いていた」と振り返った藤原だが、残り時間が少なかったことも幸いして何とかこれを凌ぐ。
 2Rも打撃では藤原が優勢に試合を進め、1R同様にスイッチを繰り返しながら左右のパンチをヒットさせていく。裕希斗は組み付いて膝を入れつつテイクダウンを伺うが、藤原がこれを許さない。ラウンドも終盤に入ったところで、藤原の右オーバーハンドがクリーンヒットして裕希斗が後退。藤原は好機を逃さずに左右のフックでラッシュを浴びせてレフェリーストップを呼び込み、バンタム級のベルトを勝ち取った。




第5試合 セミファイナル 72kg契約 5分2R
×小谷直之(ロデオスタイル)
○弘中邦佳(アカデミアAz / チームマスタージャパン)
2R 1'43" 変形ネックロック

 先月のケージフォースで、階級変更後の初戦が対戦相手の減量ミスにより中止となってしまった弘中。当初、小谷との対戦が予定されていた内村洋次郎の負傷が完治せずに欠場。代役として急遽、弘中のZSTへの初参戦が実現した。前日軽量では、71.9kgの小谷に対し、弘中は71.6kg。弘中にとってはライト級転向に向けての試金石となる一戦だ。
 1R、弘中がワンツーを放ちながら距離を詰めると、小谷が引き込むようにしてグラウンドに。弘中は体を起こしてハーフガードからパスを試みる。パスさせまいと足をクロスしてしまう小谷に対して、レフェリーから何度も注意が与えられる。それでも弘中は足を抜くと、サイド、バックを奪いグラウンドで試合をコントロールする。膠着ブレイクがかかりスタンドで再開されると、小谷が左ストレートで飛び込むが、逆に弘中のパンチをもらってしまいダウンを喫する。亀になった小谷のボディに弘中がパンチを落としていく。
 2R、小谷はパンチで圧力をかけると、コーナー際でタックルを仕掛けテイクダウンを試みる。弘中はタックルを受け止めるとネルソンのような形で小谷の首を制して引き込む。さらに弘中はリバースして上を取ると、小谷の両脇を差して両手をしっかりとクラッチする。何とかこらえようとした小谷だが、完全に上半身を制され身動きが出来ない状態で締め上げられて無念のタップ。弘中が磐石の試合内容で一本勝ちを収めた。



第4試合 ライト級タッグマッチ 15分3本勝負
△奥出雅之(ゴールドジムサウス東京 / チーム09)& 山田哲也(しんわトータルコンバット)
△永田克彦(NEW JAPAN FACTORY)& 宮田和幸(Brave)
0-0

 スタートのマッチアップは宮田と山田。序盤はやや硬さが見える五輪コンビに対し、チームZSTは山田がサウスポーからの左の蹴りを積極的に出していき、奥出もレスリングエリートの宮田を持ち上げてテイクダウンを奪う等して場内を沸かせる。
 中盤に入ると、宮田が山田のバックにつき豪快なジャーマンスープレックスを決めるなど五輪コンビが徐々に本領を発揮し始める。宮田は交代した奥出もジャーマンで投げるなど、パワフルな動きで観客を魅了。永田も左右のフックを振るって山田を後退させるなど、フィジカルの強さを見せ付ける。
 両チーム共に見せ場は作ったものの、一本は奪えずに試合終了のゴング。シドニー五輪に出場した永田と宮田のコンビが実現した、注目のタッグマッチはドロー決着に終わった。




第3試合 勝村周一朗デビュー10周年特別試合 フェザー級 5分2R
○勝村周一朗(リバーサルジム横浜グランドスラム)
×山城裕之(しんわトータルコンバット)
1R 2'54" ツイスター



 “勝村周一朗デビュー10周年特別試合”と銘打たれた、勝村にとって07年7月のHERO'S以来となる総合ルールでの復帰戦。
 コーナー際でギロチンチョークを狙いつつテイクダウンに成功した勝村。ハーフガードからバックに回ると、山城のクラッチを切ってツイスター(グラウンドコブラ)に捉える。これががっちりと極まって山城はたまらずタップ。流れるようなグラウンドテクニックで、勝村が自身の10周年試合を見事な一本勝ちで飾った。
 試合後にはセレモニーが行われBJ、所英男、前田日明といった面々から花束が贈られる。マイクを手にした勝村は感謝の言葉を述べた後に、「デビューした地で恩返し、借りを返したい。それが終わったらこっちでも決着をつけないといけない相手がいるんで」と話し、長らく遠ざかっていた修斗のリングへの復帰を熱望した。


第2試合 ライト級 5分2R
×矢野卓見(骨法烏合会矢野卓見道場)
○伊藤健一(ALLIANCE)   
2R 1'42" 反則

 伊藤は左ボディから豪快に右ロングフックを振るっていく。矢野も左フックで応戦しながら、引き込み気味に寝技の展開に持ち込もうとするが、伊藤は全く付き合わない。その後も矢野が伊藤の打撃を嫌って自ら寝る展開が続く。スタミナをロスしてしまったのか、ブレイクの指示にすぐに立ち上がれない矢野に対し、平直行レフェリーから「すぐに立って!」と厳しい声が飛ぶ。インターバル中には矢野に消極的姿勢によるイエローカードが掲示される。
 2Rも同様の展開が続き、矢野に再びイエローカードが掲示され、後1枚で失格負けになることが場内にアナウンスされる。後がない矢野は足にしがみつくようにしてタックルをしかけ、グラウンドに引きずり込もうとする。バランスを崩した伊藤はテイクダウンを防ぐためにロープに手をかけてしまうが、これはお咎めなし。再び打撃の展開となり、伊藤のパンチをもらい寝てしまった矢野に、遂に3枚目のイエローカードが出され失格負けが宣告された。


第1試合 ミドル級 5分2R
○渋谷修身(フリー)
×小島一朗(ZFC)
1R 2'37" 腕ひしぎ十字固め

 渋谷がテイクダウンを奪うと、肩固めを仕掛けつつマウントポジションに移行し、さらにアームロック、腕十字と一気に畳みかけて一本勝ち。キャリアの違いをまざまざと見せつけた。





※SWAT!バウト、ジェネシスバウトの結果は後日掲載します。

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