Home > REPORTS > WPMF > ゲーオ、健太に判定勝ちも額に8針の傷:3.22 有明

ゲーオ、健太に判定勝ちも額に8針の傷:3.22 有明

REBELS × WPMF JAPAN
2015年3月22日(日) ディファ有明
 K-1 WORLD GPでも活躍中のゲーオ・フェアテックスが原点のムエタイでWBCムエタイ日本統一ウェルター級王者の健太と対戦。4Rまで首相撲からの膝蹴り、左ミドルで優位に試合を運び判定勝ちするも、5Rに肘をもらい額を8針縫う傷を作られてしまい、4月19日の野杁正明戦を前に不安を残してしまった。
  レポート&写真:久保与志 


第12試合 メインイベント 66kg契約 3分5R
○ゲーオ・フェアテックス(タイ/フェアテックス/WPMF世界スーパーライト級王者、K-1 WORLD GP -65kg級王者、元ルンピニー認定フェザー級王者/65.3kg)
×健太(E.S.G./WBCムエタイ日本統一ウェルター級王者/66.0kg)
判定3-0 (49-48/49-47/50-48)

 1R、ゲーオはいつも通り開始すぐに左ハイを見せると、その後もプレッシャーをかけながら左ハイを狙っていく。健太はガードを高く保ち、ハイをブロックしながらローを返していくが、ゲーオの圧力に押されて手数が少ない。ゲーオはラウンド終盤に健太をコーナーに詰めて左肘を連打するなど攻勢を強めていく。記者採点は10-10。
 2R、ゲーオは何度も左ハイで健太の顔面を脅かすが、健太は決してガードを下げず、徹底してブロッキングで防いで右ローをリターンする。ゲーオはキャッチからの左ストレート、首相撲からの膝蹴りと、K-1では使えないテクニックで健太を削りにかかる。記者採点は10-10。



 3R、ゲーオは首相撲を多用し始め、幾度もボディに鋭角な膝蹴りをヒット。さらにスペースを作りながら左肘も狙っていく。健太も首相撲の離れ際に肘を狙うが、ゲーオの組みに捕まって手数が止まってしまう。記者採点は10-9でゲーオ。
 4R、ゲーオは健太の右ローに合わせて左ハイを狙うが、健太はローを出す時もガードを下げず、ゲーオのハイを防ぎきる。健太が右肘を振るって前に出るが、ゲーオは距離が詰まると組んでの膝蹴り、離れると左ミドルをヒットさせていく。これまでのラウンドよりは手数も増してきた健太だが、攻撃の精度ではやはりゲーオが一枚上手。記者採点は10-9、ここまでのトータルは40-38でゲーオ。



 5R、ゲーオは流しモードに入ったか、左ミドルで距離を取りながら健太が詰めてくると組んでこかしにいく。ゲーオが組みいったところで健太が縦肘をヒットし、ゲーオはそのまま組みついて倒すが、立ち上がるとゲーオが額をカットしておりドクターチェックが入る。額がパックリと割れて傷も深かったが、出血は少なく試合は続行に。この好機に健太も距離を詰めてストップを狙うが、ゲーオも左ハイを連打して健太を寄せ付けない。残り1分を切ると、傷が広がらないように大きく距離を取って逃げ切りに入り、そのまま試合終了。記者採点は9-10で健太、トータルスコアは49-48でゲーオ。判定は3-0でゲーオが勝利したが、カットされた傷口は深く、4月19日のK-1 WORLD GPの野杁正明戦を前に大きな不安を残してしまった。

 試合後、額を8針縫ったゲーオは「スタミナがあって頑丈で、やっぱり相手が大きかった」と健太を称えると、「自分はK-1のチャンピオンなので、3Rまでに試合を終わらせようという意識もあった」と試合を振り返った。ゲーオ曰く、肘打ちでカットされたのはこれが2度目で、タイではカットされたことがなく、1度目は09年に日本で行われたジョムトーン戦だったとのこと。4月の野杁戦に関しては「治り具合によるけどやりたい」と出場を希望していた。




第11試合 スーパーフェザー級 3分5R
×森井洋介(藤原ジム/Bigbangキックルール・スーパーフェザー級王者/58.97kg)
○シントンノーイ・ポー・テラクン(タイ/ワンソンチャイ・ボクシングプロモーション/元ルンピニー認定フェザー級王者/58.90kg)
5R 2'40" KO(左ハイキック)

 1R、左右のローを前足に集中させながら、左フック、右ストレートを狙っていく森井。完全に様子見のシントンノーイの動きを見て、セコンドの小林聡からは「今のうちに当てとけ」との声が飛ぶ。シントンノーイはロープに詰まると左ミドルを返す程度でほとんど手を出さない。記者採点は10-10。
 2R、1Rとは一転して、シントンノーイはサウスポーにスイッチし、左ストレートと左ミドルで前進してプレッシャーをかけていく。シントンノーイは左ハイを浅くヒットさせ、その後も何度も左ミドルをヒット。森井は圧力に押されて後退を余儀なくされるが、ラウンド終盤に左フックを当ててシントンノーイを下がらせ、コーナーに詰めて連打をまとめ反撃する。記者採点は10-10のイーブン。



 3R、森井はバック肘を見せるが、シントンノーイはかわして右肘で応戦。シントンノーイは左ジャブと前蹴りで押し込みつつ、左ミドルを的確にヒットさせていく。森井も要所で左フックを当てるが、シントンノーイの圧力は弱まらない。記者採点は9-10でシントンノーイ。
 4R、森井が左ボディも交えたパンチのコンビネーションで攻め込むが、シントンノーイはパンチで応戦しつつ、森井の打ち終わりにタイミング良く左ミドル、テンカオをリターン。森井の攻撃が止まると、左ジャブと前蹴りで押し込んでいく。森井は得意のバック肘を再三見せて打開を図るが、シントンノーイは冷静にかわしてヒットを許さない。記者採点は9-10、ここまでのトータルスコアは38-40でシントンノーイ。



 5R、森井は開始すぐに距離を詰めてパンチの連打を見舞うと、シントンノーイもパンチと肘で応戦。激しい打ち合いが繰り広げられるが、シントンノーイは森井の打ち終わりにテンカオを入れて反撃する。少し腹を効かされたか森井の動きが止まりかけるが、残り1分を切ったところで再びラッシュをしかけ、シントンノーイをコーナーに詰める。森井がさらにパンチをまとめようと距離を詰めたところで、シントンノーイが左ハイを顎に一閃。これがまともにヒットして森井がダウンを喫すると、何とか立ち上がるもレフェリーが続行不可能と見てストップ。劇的な幕切れでシントンノーイが試合に終止符を打ったが、ムエタイの古豪相手に5Rまで激戦を繰り広げた森井にも観客から大きな拍手が送られた。




第10試合 64kg契約 3分3R(延長1R)
×加藤剛士(WSRフェアテックス池袋/WPMF日本スーパーライト級王者/65.00kg)
○ボーウィー・ソー・ウドムソン(タイ/元ラジャダムナン認定フライ級王者/63.50kg)
2R 0'45" TKO(レフェリーストップ:パンチ連打)
※計量オーバーの加藤に通常ならグローブハンデ10オンスと減点1のペナルティが科されるが、ボーウィー側から必要なしとの申し出があり、ペナルティ無しで実施



 1R、サウスポーから左ストレートと細かい連打をヒットさせていく加藤に対し、減量失敗に対する怒りからか、バランスを崩さんばかりに左右のフックを振るっていくボーウィー。加藤の左ストレートでグラつく場面もあったが、それでも前に出てプレッシャーをかけつづけ、終了間際に豪快な左フックでダウンを奪う。記者採点は8-10でボーウィー。
2R、ボーウィーのローブローで中断後、一層圧力を強めたボーウィーが今度は右フックを痛打してダウンを奪う。加藤は立ち上がるが、ボーウィーがすぐにロープに詰めて左右のフック、アッパーを叩き込むとレフェリーが試合をストップ。ボーウィーが鬱憤を晴らすTKO勝利を挙げた。


第9試合 61kg契約 3分3R(延長1R)
×遠藤信玄(K-1ジム目黒 TEAM TIGER/WPMF日本ライト王者/61.00kg)
○デンサイアム・ルークプラバーツ(タイ/元ルンピニー&WMC世界バンタム級王者/60.00kg)
2R 2'06" TKO(レフェリーストップ:右肘打ち)

 1R、立ち上がりは遠藤がワンツーと左ミドルで先手を取っていったが、デンサイアムが右ミドルをリターンしながら首相撲でペースダウンさせると、バックブロー、右肘をヒットさせて遠藤の左目尻をカットする。記者採点は10-10。



 2R、デンサイアムが首相撲から肘を見舞い遠藤を倒すと、出血がひどくなりドクターチェックが入る。後のない遠藤はバックブローとパンチで前に出るが、デンサイアムは首相撲に捕まえて肘、膝を打ち込み、突き放して左ハイをヒット。フラフラになった遠藤に右肘を叩き込んでダウンを奪ったところで、レフェリーが試合をストップした。


第8試合 56kg契約 3分3R(延長1R)
×鷹大(WSRフェアテックス蕨/WMC世界&WPMF日本スーパーバンタム級王者/56.00kg)
○小笠原裕典(クロスポイント吉祥寺/55.90kg)
判定0-3 (28-30/28-29/28-29)

 1R、リーチに勝る小笠原は前蹴りと左フックで距離を保ちつつ、右ローをヒットさせていく。鷹大はこれに左フックを上下に散らしながら右ローに繋げるコンビネーションで応戦し、拮抗した展開が続く。記者採点は10-10。
 2R序盤は鷹大が左のダブルから右ロー、低めの左ミドルをヒットさせて先手を取っていくが、小笠原が首相撲に捕まえるとペースダウン。中盤以降は小笠原が首相撲から肘、膝蹴りをコツコツと入れて流れを掴む。記者採点は9-10で小笠原。



 3Rも小笠原が左フック、右肘を振るいながら徹底して組みにいき、身長差もあって鷹大は首相撲に対処しきれず。鷹大は得意の連打も組みの攻防で完全に封じられ、小笠原が優位を保ったまま試合終了。記者採点は9-10、トータルスコア28-30で小笠原。判定も0-3で小笠原が勝利した。


第7試合 女子ピン級 2分5R
○Little Tiger(WSRフェアテックス三ノ輪/WPMF&WMC世界女子ピン級王者、WBCムエタイ女子インターナショナルアトム級王者/45.20kg)
×ノンパウ・ポーピータックチャイ(タイ/44.25kg)
4R 1'45" TKO(タオル投入:左ローキックでダウン後)

 立ち上がりから強い左ミドル、インローを蹴るTigerに対し、ノンパウもインローをキャッチして右ミドルを返し強気に応戦する。Tigerは前蹴りも駆使して距離を保ちながら、左インローで着実にダメージを与えていくと、右フックも徐々に当たり始めて有効打を重ねる。ノンパウはラウンドが進むにつれて手数が減り、4RにTigerが右ハイをヒットさせてグラつかせると、パンチの連打から左インローでついにノンパウがダウン。何とか立ち上がったものの、再び左インローでノンパウがダウンを喫するとすぐにセコンドがタオルを投入し、TigerがTKO勝利を収めた。




第6試合 スーパーライト級 3分3R(延長1R)
○NOBU BRAVERY(BRAVERY GYM/WPMF日本4位)
×杉本卓也(WSRフェアテックス三ノ輪/WPMF日本ライト級7位)
判定2-0 (29-28/29-28/29-29)
※杉本にドクターストップがかかり計量を中止。杉本が試合出場の意志が強く、これを主催者及びBRAVELY GYMサイドが了承。杉本にグローブハンデ10オンスと減点1のペナルティで実施

第5試合 スーパーライト級 3分3R(延長1R)
×貴雅(WSRフェアテックス蕨/WPMF日本5位)
○秀樹(新宿レフティージム)
2R 3'00" KO(左ストレート)

第4試合 REBELSルール スーパーバンタム級 3分3R
○KOUMA(WSRフェアテックス荒川/WPMF日本スーパーバンタム級6位)
×ZAWA3(クロスポイント吉祥寺)
判定3-0 (29-28/30-28/30-28)

第3試合 REBELSルール 70kg級 3分3R
○小島良太(WSRフェアテックス幕張/WPMF日本スーパーウェルター級2位)
×DAISUKE A.K.G(A-BLAZE KICK GYM)
判定3-0 (30-28/30-28/30-28)

第2試合 56kg契約 3分3R
○RYO(HEAT)
×JUNYA(WSRフェアテックス荒川)
3R 1'28" TKO

第1試合 75kg契約 3分3R
○小嶋広樹(WSRフェアテックス幕張)
×MITSURU BRAVELY(BRAVELY GYM)
1R 2'22" KO

Home > REPORTS > WPMF > ゲーオ、健太に判定勝ちも額に8針の傷:3.22 有明

 - PR - Martial World presents Gym Village
Gym Village でジムを探そう!
Gym Village おすすめジム

中野トイカツ道場
JR中央線・地下鉄東西線「中野」徒歩3分、丸ノ内線「新中野駅」「東高円寺駅」徒歩10分
入会金&月謝2ヶ月分無料! ボクシング、キックボクシング、レスリング、寝技、柔術、総合格闘技など初心者クラス充実! 平日7時~23時、年中無休!月謝8千円で中野、新宿、渋谷、高田馬場等の各店通い放題!

さらに詳しく

おすすめジム欄へのジム広告掲載について