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ISAO、修斗世界王者・齋藤裕との接戦制す。リオン武がKO勝ち:9.19 舞浜

  • VTJ
  • 更新・2016-09-21 (Wed)11:45
VTJ 8th
2016年9月19日(月/祝) 千葉・舞浜アンフィシアター
 パンクラスの元王者・ISAOが参戦し、修斗世界王者の齋藤裕と対戦。齋藤の打撃に耐え、テイクダウンの攻防で勝り僅差で判定勝ちすると「ここは通過点。自分はまたアメリカにリベンジしたい」と表明した。松本光史は体重3kgオーバーの元UFC選手・エスクデロに技術面でも苦戦。リオン武は内村洋次郎との激戦でKO勝ちした。

  レポート&写真:久保与志


第7試合 メインイベント フェザー級 5分5R
×齋藤 裕(パラエストラ小岩/修斗ライト級(65.8kg)世界王者/65.5kg)
○ISAO(坂口道場一族/元パンクラス・ライト級王者/65.6kg)
判定1-2 (47-48/49-47/47-48)

 1R、開始すぐに齋藤の右ローがローブローとなり中断後、左ストレートで前に出るISAOに斉藤がカウンターで右ストレートをヒット。そこからタックルに入るが、ISAOがこらえてブレイクがかかる。再開後、またも入り際に齋藤が右ストレートを当てるが、ISAOもすぐにパンチを返してケージ際に押し込むと、足をかけてテイクダウンに成功。ISAOはハーフガードからパンチ、肘を落とす。齋藤がフルガードに戻し、フロントチョークを仕掛けつつ立ち上がったところでラウンド終了。記者採点は9-10でISAO。



 2R、徹底して入り際に右ストレートを合わせていく齋藤。パンチを被弾して左目が腫れてきたISAOだが、左ストレートで前に出て圧力をかけ続ける。齋藤がパンチをヒットさせるも、ISAOは胴に組みついてテイクダウンを奪う。齋藤が立ち上がると、バックにつこうとしたISAOを落としてトップを奪う。ISAOは下から腕十字を狙うが、斉藤は手を抜いてパンチを落としていく。ISAOがケージを背にして立ち上がり、脇を差して押し込んだところでラウンド終了。打撃戦では齋藤が度々右ストレートをヒットさせるも、ケージレスリングの攻防では大きくISAOが上回っている。記者採点は10-9で齋藤。

 3R、ISAOの左目は腫れが大きくなり塞がりかかっている。齋藤が右ストレートをクリーンヒットするが、ISAOはインローで齋藤のバランスを崩しての右ミドルで反撃する。齋藤はなおも右ストレートを狙い、ISAOがダッキングで頭を下げたところに右ハイをかすめる。ISAOはケージに押し込み、投げを打ってテイクダウンを狙うが、齋藤はこらえて投げを打ち返す。互いにこらえテイクダウンを許すことなくラウンドを終える。記者採点は10-9、ここまでのトータルは29-28で齋藤。

 4R、齋藤は左ジャブでISAOの前進を阻みつつ、右前蹴りをヒット。ISAOはパンチを被弾しながらも組みつき、足をかけてテイクダウンを奪う。トップキープからから肘を落としていくISAO。蹴り放して立ち上がった齋藤は、押し込んできたISAOと体勢を入れ替えて投げでテイクダウンを奪い返す。しかし、ISAOはトップキープをさせずにすぐに立ち上がり、スタンドでの組みの攻防から齋藤が再び投げでテイクダウンする。サイドについた齋藤だが、ISAOは有効打を許さずに素早く立ち上がってスタンドに戻して4Rを終える。記者採点は9-10でISAO、ここまでのトータルは38-38のイーブン。テイクダウンの数は齋藤が2回、ISAOが1回と齋藤が上回ったが、より長くトップをキープして有効打を入れていたのはISAOの方か。



 5R、右ストレート、左フックと立て続けにヒットさせた齋藤だが、ISAOは前に出て膝蹴りを入れる。斉藤の右ストレートをかわし、ISAOがカウンターで胴タックルを決めてテイクダウン。体を起こしてパンチと肘を落とし、齋藤が蹴りはなそうとしてもすぐに反応してトップをキープする。齋藤が立ち上がろうとしたところをISAOがフロントチョークに捕らえ、力を振り絞るように絞め上げていく。残り1分で頭を抜いて齋藤が上になると、鉄槌、パンチを落とし、マウントポジションに。このスクランブルも、ISAOはあえてバックを許してすぐに抜け出すと、齋藤が下から腕十字を狙ったところでタイムアップ。記者採点は9-10、トータルスコアは47-48でISAO。

 判定は1-2、1者が49-47で齋藤につけるが、残り2者は47-48でISAOにつけてスプリットでISAOに軍配が上がった。接戦をものにしたISAOは「日本で1年振りの試合で勝利できてとても嬉しいです。現修斗チャンピオンの齋藤選手は凄く強くて、思うようにできなかったです。生意気なことを言うと、ここは通過点というか、自分はまたアメリカにリベンジしたいという思いがあるので、今度はKO、一本で締めれるようにやり直してきます」と2連敗に終わった北米への再挑戦をアピールした。




第6試合 セミファイナル 146ポンド(66.2kg)契約 5分3R
○リオン武(ライジングサン/元修斗ライト級(65kg)世界王者/66.1kg)
×内村洋次郎(イングラム/元ZSTウェルター級王者/66.2kg)
2R 4'17" KO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

 1R、ストレートを警戒しつつ、細かいフェイントで相手を牽制していく両者。内村はリオンの右に注意を払いながら、左ミドルからステップインして左ストレートを放っていく。リオンの右ローがローブローとなり中断後、リオンが前に出て距離を詰めるが、内村は首相撲にロックしてボディに膝蹴りを入れていく。離れたリオンを内村は左ストレートで追いかけるが、リオンはダッキングでかわすと脇を差してテイクダウンに成功する。トップからリオンがパンチと肘をヒットさせていきラウンドを終える。記者採点は10-9でリオン。



 2R、足払いで内村の出入りを牽制しつつ右ストレートを狙うリオン。内村が左ハイを狙い、一度目はスウェイでかわしたリオンだが、再び内村が左ハイを狙うと浅くヒットしてバランスを崩す。内村は左ストレート、肘で追撃しリオンをケージに詰めてラッシュを仕掛ける。リオンはサークリングでケージ際から抜け出すと、左ストレートで追いかけてきた内村に右クロスをクリーンヒット。大きくバランスを崩した内村だが、リオンと真っ向から打ち合い、再び右を被弾してダウンを喫する。ここもすぐに立ち上がった内村はなおも打ち合いに挑み、リオンも退かずに激しい打ち合いに。リオンは内村の左ハイをブロックして組みつきテイクダウン。内村は何とか立ち上がるが、リオンはバックについて再び組み伏せると、バックマウントで内村の体を完全に伸ばしてパウンドを連打。身動きが取れずに攻撃を浴び続ける内村を見てレフェリーが試合をストップ。リオンが5年振りとなるKOで内村を下して激戦を制した。




第5試合 73.45kg契約 5分3R
×松本光史(マスタージャパン/修斗ウェルター級(70.3kg)世界王者/70.0kg)
○エフレイン・エスクデロ [Efrain Escudero](メキシコ/MMAラボ/UFC TUFシーズン8優勝/73.5kg→73.45kg)
判定0-3 (27-30/28-29/28-30)
※エスクデロがライト級(70.2kg)リミットをオーバー。松本が承諾し73.45kg契約に変更

 3kg以上もの計量オーバーという失態を犯したエスクデロだが、松本が承諾したため契約体重を変更して試合は行われた。エスクデロの体はかなり緩く、再計量も落としてこなかったため減量苦といった様子もない。
 1R、松本は左インローを蹴りながら、左ジャブを差して丁寧に距離を作っていく。エスクデロの右ミドルをキャッチして松本がテイクダウンを奪うが、エスクデロは足関節を仕掛けつつすぐに立ち上がってスタンドに戻す。エスクデロは徐々に圧力を強めて手数も増し、左ジャブが松本を捉え始める。松本は下がりながらも右フックで迎え撃ち、組んでテイクダウンを狙っていくが、エスクデロはタックルを切りつつ前に出てジャブをヒット。松本はダッキングでエスクデロのジャブ、ストレートを外そうとするが、エスクデロは頭を下げたところを明確に膝蹴りとアッパーを狙っていて危うい。エスクデロはパンチと膝でプレッシャーをかけると、松本をケージ際に詰めてボディに組み膝を入れていく。記者採点は9-10でエスクデロ。



 2R、ボディへのジャブも出し、左リードを上下に散らしていく松本だが、エスクデロは意に介さず左ジャブで頭を下げさせてショートアッパー、膝蹴りを突き上げていく。何度もダッキングで顔面をさらす松本は、首相撲でロックされてからの膝蹴りをもらってしまい、さらに左フック、膝蹴りの連打を浴びてダウン寸前に追い込まれる。何とか組みついて凌いだ松本だが、エスクデロがケージに押し込んだ状態からリフトアップしてテイクダウンを奪うと、強い鉄槌と肘を落としていく。記者採点は9-10でエスクデロ。



 3R、劣勢を挽回した松本は組みにいくが、2Rまでの攻防でかなり削られた様子で、エスクデロが逆にケージに押し込んでテイクダウンを奪う。松本はフロントチョークを仕掛けて立ち上がろうとするが、エスクデロはすぐに仕掛けを潰してボディに肘を落としていく。エスクデロのグラウンドコントロールで展開を作ることもままならない松本。残り30秒でエスクデロがフロントチョークを仕掛け、松本が頭を抜いて上になるがすぐにタイムアップ。記者採点は9-10、トータルスコア27-30でエスクデロ。判定は0-3でエスクデロが勝利。対戦相手の大幅な体重オーバーという憂慮すべき点もあったが、試合内容はフィジカルだけでなく技術面でも松本の完敗だった。


第4試合 ストロー級 5分3R
○澤田龍人(AACC/修斗フライ級(52.2kg)世界3位/51.9kg)
×アンソニー・ドゥー [Anthony Do](米国/アメリカン・キックボクシング・アカデミー/ワンワールド柔術/52.2kg)
1R 3'56" チョークスリーパー



 1R、澤田はボクシングスタイルのアンソニーがジャブで詰めてくると、バックステップからサウスポーにスイッチして巧みに距離を取り、自身が攻めに出る時はオーソドックスに戻って左フックから右フックをヒットさせる。これで動きの止まったドゥーにさらに左フックを叩き込んでダウンを奪うと、スクランブルから抜け出そうとするドゥーを深追いはせず、何発かパウンドを落とした後に立ち上がらせる。テイクダウンの機会を伺いつつ、左ミドルからスイッチして右フックを放っていく澤田。ドゥーの右ストレートに合わせて右フックをヒットさせると、相手の膝をキャッチしつつなぎ倒すようにテイクダウンを奪う。澤田は体を起こしたまま強いパウンドを打ち込むと、立ち上がろうとしたドゥーのバックに素早くつきチョークに捕らえる。これが完璧に極まりドゥーはなすすべなくタップ。澤田が全局面でドゥーを圧倒し、初の国際戦で一本勝ちを収めた。




第3試合 ライト級 5分3R
○山本勇気(パラエストラ千葉/70.2kg)
×武田飛翔(フリー/修斗ウェルター級(70.3kg)世界4位/70.0kg)
3R 3'45" チョークスリーパー

 試合前の舌戦とは裏腹に、両者共に、相手の強打を警戒して距離を取って見合う展開が続く。山本は右前蹴りとインロー、サウスポーの武田は左ミドルで攻撃を組み立てるが、手数は乏しい。2Rも距離を取っての神経戦が続くが、ラウンド終盤に入ると山本が右前蹴り、左ボディフックと腹に攻撃を集め、右ハイも浅くヒットさせる。記者採点は僅差ながら1、2R共に10-9で山本。



 3R、武田がバックブローをヒットさせると、山本もバックキックを返して応戦。武田が左フックで前に出るが、山本は左インローから右テンカオを武田のボディに突き刺すと、うずくまるようにバランスを崩した武田のバックにつく。山本はバックキープを保ったままパンチを落とすと、そこからチョークを極めて武田がタップ。自身初の一本勝ちを収めた山本はマイクで修斗上位ランカーとの対戦と大晦日参戦をアピールした。


第2試合 バンタム級 5分3R
○岡田 遼(パラエストラ千葉/修斗フェザー級(61.2kg)世界3位/61.0kg)
×ハ・ユンソ [Ha yoon seo](韓国/ギーク・サブミッション/60.5kg)
1R 0'53" KO (右膝蹴り)

 開始すぐに飛び膝で仕掛けた岡田だが、ハは冷静に捌くと、強い左右のフック、右ハイを返していく。岡田も応戦して激しい打ち合いとなり、岡田の左フックでハがグラつく。岡田はパンチの連打を浴びせると、ハが組みついて凌ごうとしたところを首相撲に捕まえて膝蹴りを突き刺し、ハがダウンするとすぐにレフェリーが試合をストップした。




第1試合 バンタム級 5分3R
○佐藤将光(坂口道場一族/修斗フェザー級(61.2kg)世界2位/61.1kg)
×ダイキ・ライトイヤー(修斗GYM神戸/61.2kg)
3R 1'30" KO(レフェリーストップ:右フック→グラウンドパンチ)

 1R、佐藤がスタンドでプレッシャーをかけつつ、ケージレスリングからテイクダウンを奪ってパウンドを落とす。佐藤は残り1分を切ったところでヒールホールドを狙うがこれは極めきれず。2Rも佐藤がショートアッパーを振るって前に出ると、ダイキは圧力に負ける形で引き込み気味に下に。ダイキはタックルからスタンドに戻すが、佐藤が左フックをヒットさせると、ダブルレッグでテイクダウン。そこからアームロックを狙っていく。記者採点は1、2R共に佐藤。
 3R、佐藤はノーガードで悠然と圧力をかけていくと、ボディショットでダイキをケージ際に追い込みパンチのラッシュ。右フックがヒットしてダイキがダウンすると、追撃のパウンドを入れたところでレフェリーが試合をストップし、佐藤が完勝した。




◆ VTJ NEXT

第4試合 ライト級 3分3R
×藤島崇志(R-BLOOD/70.0kg)
○小島祥雄(マスタージャパン/70.1kg)
判定1-2 (28-29/29-28/28-29)

第3試合 フェザー級 3分3R
○山本哲也(SUBMIT MMA/65.4kg)
×関 鉄也(SONIC SQUAD/65.7kg)
判定3-0 (29-28/29-28/29-28)

第2試合 バンタム級 3分3R
○大村友也(キングダム立川コロッセオ/60.8kg)
×寺本雄輝(リバーサルジム新宿Me,We/60.8kg)
1R 2'05" チョークスリーパー

第1試合 フライ級 3分3R
○薄井直輝(R-BLOOD/56.3kg)
×永谷駿也(和術慧舟會船橋道場/56.6kg)
判定2-1 (29-28/28-29/29-28)

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